孤高の天才プリンス
プリンス(Prince, 本名:Prince Rogers Nelson、1958年6月7日 - )は、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリス出身のミュージシャン、マルチ・インストゥルメンタリスト、シンガーソングライター、作曲家、音楽プロデューサー、俳優である。これまでに12作品のプラチナアルバムと、30曲のトップ40シングルを生み出し、アルバム・シングルの総売り上げは、1億5,000万枚に上る。
ローリング・ストーン誌の2007年11月号の企画、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も過小評価されている25人のギタリスト」において第1位、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第30位。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第27位。2011年、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において第33位。「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第61位。
上記でも述べられているように、彼は才能がありながらもそれ相応の評価を受けていないイメージがあります。日本でも露出が少ないため、プリンスって?という人が多いように思えます。あまり表だって騒がれることはありませんが、日本のミュージシャンの多くが彼からの影響を受けています。
Peach X'mas 岡村靖幸
プリンスの「I love you in me」に影響を受けています。プリンスの曲はアルバム「The Hits/The B-Sides」に収録されています。
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ライブがはねたら NOKKO
プリンスの「Raspberry Beret」に影響を受けています。この曲もアルバム「The Hits/The B-Sides」に収録されています。
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Raspberry Beret Dump
NOKKO「ライブがはねたら」に影響を与えている曲動画です。プリンス本人の曲動画はありませんでしたが、影響の度合いがわかると思います。
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他にもファンクを売りにしているスガシカオもプリンスファンを公言しており、日本に限らずプリンスの才能に敬意を払っているアーティストは多いのです。
プリンスの音楽への姿勢
この先、何十枚でもアルバムを発表できるだけの楽曲のストックがあるといわれ、また、どれほど優れた曲であろうとも「アルバムの流れから外れた曲は収録しない」という主義から、多大な数のブートレグを生んでいる。
上記のように、プリンスは曲が潤沢にあるにも関わらず発表しなかったり、デジタル配信に抵抗してアルバムCDを新聞の付録に無料でつけたりしています。これらの事からもプリンスの音楽への姿勢は真摯且つ誠実なものであるとわかります。
1992年には、独自にデザインしたシンボルマークをタイトルにしたアルバムをリリースする。発音不明のため、本国では"Symbol"と呼ばれ、日本では「ラブ・シンボル」と邦題がつけられた。全米5位、100万枚のセールス。
一時的にプリンスはシンボルマークを名前にしていました。レコード会社とのトラブルがあったという噂ですが、そのマークをかたどったギターを弾いたりしています。
現在のプリンス
2014年2月2日、米国FOXチャンネルの番組『New Girl~ダサかわ女子と三銃士 シーズン3』の2月2日放送回にプリンスがカメオ出演し、主演のズーイー・デシャネルをフィーチャーした新曲「FALLINLOVE2NITE」を公開した。
3月18日、新曲「FALLINLOVE2NITE」の配信リリースを午前0時より日本のiTunes Storeでスタート。
Fall In Love Tonight Mastermix Extended Re Edit Prince Feat Zooey Deschanel
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プリンスと言えば「パープルレイン」や、バットマンの曲などが有名ですが、彼は今でも第一線で活躍しています。そのサウンドは進化しながら全世界のファンを夢中にさせているのです。2000年代初めまでは日本でツアーも行われていましたが、今はその予定はないようです。日本のファンとしてはまた彼のギターテクニックを間近で見たいですよね。
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