【1990年代J-POP】美の映像にピッタリ!女性が歌った懐かしの化粧品CMソング7選
2023年5月3日 更新

【1990年代J-POP】美の映像にピッタリ!女性が歌った懐かしの化粧品CMソング7選

化粧品のCMといえば、昔から映像の美しさに定評があり、起用されるBGMもまた美を引き立てるセンスがありました。1970年代には有名歌手の楽曲が起用されるようになり、その後は、歌った本人が出演することも。今回は1990年代にフォーカスし、当時お茶の間でよく流れたCMソングを7曲ご紹介します。

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go for it! / DREAMS COME TRUE(1993年)

リリース:1993年9月9日
作詞:吉田美和
作曲:吉田美和・中村正人
編曲:中村正人


『go for it!』は、DREAMS COME TRUEの13枚目のシングルで、『雨の終わる場所』との両A面曲です。『決戦は金曜日』『晴れたらいいね』に続いて3作連続でオリコンナンバーワン(年間では16位)を獲得しました。資生堂化粧品の「'93秋キャンペーン」のCMソングとして起用された楽曲です。

「資生堂レシェンテ」のCMには、吉田美和本人が出演し、赤い薔薇をバックに本曲を歌っています。その後、映画や他のCMにも使用され、世代を超えて長年親しまれるドリカムの人気曲です。

go for it! / DREAMS COME TRUE(1993年)

資生堂レシェンテCM 90年代①

もっと もっと… / 篠原涼子 with t.komuro(1995年)

リリース:1995年2月8日
作詞:小室哲哉
作曲:小室哲哉
編曲:小室哲哉・久保こーじ


『もっと もっと…』は、篠原涼子の5枚目のシングルで、小室哲哉プロデュースにより「篠原涼子 with t.komuro」という名義になっています。マンダム「トリーティア ハーブ in ウォーター」のCMソングで、篠原本人が出演しました。

爆発的ヒットとなった前作『恋しさと せつなさと 心強さと』ほどではないものの、オリコン3位(年間54位)と上位ランク入りを果たしています。

※以下の動画は、CM動画ではなくミュージックビデオです。

もっと もっと… / 篠原涼子 with t.komuro(1995年)

Motto Motto

Hate tell a lie / 華原朋美(1997年)

リリース:1997年4月23日
作詞:TETSUYA KOMURO
作曲:TETSUYA KOMURO
編曲:TETSUYA KOMURO


『Hate tell a lie』は、華原朋美の6枚目のシングルで、小室哲哉プロデュース最後のミリオンセラー曲です。カネボウ化粧品のREVUEブランド「ブロンズラヴ」のCMソングに起用され、華原朋美本人が "白い肌" と "黒い肌" の2つのメイクで出演しました。キャッチコピーは「ナツ ハダ ヒカル。」。オリコンナンバーワン(年間14位)を獲得しています。

因みに、『Hate tell a lie』は、英語の文法的には誤り(正しくは "Hate to tell a lie")です。このことについて小室は、本場米英では歌詞はあまり文法を気にしなくてよいが、このタイトルは良くなかったと話しています。

Hate tell a lie / 華原朋美(1997年)

カネボウ ブロンズラヴ CM 1997年

カサブランカ・ダンディ / 田村直美(1997年)

リリース:1997年12月25日
作詞:阿久悠
作曲:大野克夫
編曲:弥吉淳二・鷹羽仁


『カサブランカ・ダンディ』といえば、もちろん沢田研二のヒット曲ですが、本曲は、田村直美が16枚目のシングルとしてカバーした楽曲です。ノエビア化粧品が展開したテレビCMシリーズ「コスメティック・ルネッサンス」のCMソングとして起用され、世代を超えて親しまれる楽曲となりました。CMはイラストのみで構成され、実写の人間が登場しないのが特徴です。

戦時中の名作映画『カサブランカ』をテーマにしており、歌詞に登場する "ボギー" とはもちろん、主演のハンフリー・ボガートのことです。

カサブランカ・ダンディ / 田村直美(1997年)

NOEVIR CM History 88.5~98.5 Cosmetic Renaissance

愛のしるし / PUFFY(1998年)

リリース:1998年3月14日
作詞:草野正宗
作曲:草野正宗
編曲:奥田民生


『愛のしるし』は、女性デュオ・PUFFYが1998年に歌ったヒット曲で、最近ではTikTokで振り付け動画が人気になっています。当時はオリコン3位(年間64位)を記録し、PUFFYの代表曲となりました。スピッツの草野正宗が、作詞・作曲を手がけています。

資生堂「TISS」のCMソングとして起用され、CMではPUFFY本人がOL姿で出演。本曲と "ティース" という挨拶風のフレーズが話題になりました。その後も、映画やCMなどで使用され、世代を超えて伝わる人気曲です。

愛のしるし / PUFFY(1998年)

資生堂 ティス パフィー CM

RESPECT the POWER OF LOVE / 安室奈美恵(1999年)

リリース:1999年3月17日
作詞:小室哲哉
作曲:小室哲哉
編曲:小室哲哉


『RESPECT the POWER OF LOVE』は、安室奈美恵の13枚目のシングルで、本曲もまた小室哲哉プロデュースの楽曲です。出産から復帰後2枚目となるシングルで、オリコン2位(年間43位)を記録しました。コーセーの「ヴィセ」のCMソングとして起用され、CMには本人が出演しています。

当時、本曲以上に話題となったのが、リリース当日の1999年3月17日に発生した安室奈美恵実母殺害事件。気丈にも彼女は、そのわずか12日後に「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」に生出演しています。

RESPECT the POWER OF LOVE / 安室奈美恵(1999年)

Namie Amuro-KOSE VISEE 15s (RESPECT the POWER OF LOVE)

Boys & Girls / 浜崎あゆみ(1999年)

リリース:1999年7月14日
作詞:ayumi hamasaki
作曲:D・A・I
編曲:Naoto Suzuki、D・A・I


『Boys & Girls』は、浜崎あゆみの9枚目のシングルで、彼女にとって初のミリオンセラー曲です。オリコン3週連続1位(年間11位)を獲得し、NHK紅白歌合戦初出場を果たしました。花王「AUBE」のCMソングとして起用され、CMには本人が出演しています。

浜崎あゆみの化粧品CMというとコーセーの「ヴィセ」が有名ですが、実は「AUBE」の方が最初で、「ヴィセ」に起用されたのは2000年以降です。
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