2002年日韓ワールドカップの直前に消えた、サッカースパイクの老舗メーカー『YASUDA』
「サッカーの安田」と呼ばれ、サッカーがマイナースポーツだった時代に、サッカー少年の足元をがっちりと支えてくれたメーカーでした。
Jリーグ開幕、フランスワールドカップ出場を経て、日本にサッカーが完全に定着し迎えた2002年の日韓ワールドカップ。
その熱狂をよそに、開幕直前にまるで役目を終えたかのように、YASUDAはひっそりと姿を消しました。
『YASUDA』のサッカースパイクがクラウドファンディングで復活か!?
同ウェブサイトでは、「YASUDAの純国産サッカースパイクが復刻」と題されたクラウドファンディングが現在行われています。「あのYASUDAが遂に帰ってくる。」とのキャッチコピーも見られ、何やらこちらの期待感を煽ってくれます。
YASUDA復刻版スパイクが、クラウドファンディングにてプロジェクト支援者の募集を開始いたしました。
— YASUDA復刻プロジェクト (@yasudafootball) March 7, 2018
募集するクラウドファンディングは、スポーツと健康に特化した【ROUTEF】。このYASUDA復刻スパイクが第一号案件です。
皆様のご支援のほどよろしくお願いいたします!https://t.co/N5SSLQCiLA pic.twitter.com/xDVfICmeWe
かつてのサッカー少年たちが大人になり、支援側としてYASUDA復活に力を還元できる。時代を超えた素敵な関係だと思います。
YASUDA(ヤスダ)スパイク復刻プロジェクト
”YASUDAのスパイク出身”の佐藤さんが企画を立ち上げた!
元々、佐藤さんはYASUDAの社員だった訳でもなく、さらには最後にYASUDAのスパイクを履いてから約20年、その存在すら完全に忘れていたと言います。
YASUDA復刻版スパイクのこだわりポイント第六弾⚽️
— YASUDA復刻プロジェクト (@yasudafootball) April 10, 2018
🔽今回は、「アウトソール」。https://t.co/EAPobU54Dm
工場でYASUDAが最後に使っていた金型が奇跡的に見つかり、今回の復刻プロジェクト始動の大きな要因になった。そんなアウトソールのお話です。#サッカースパイク#サッカー#YASUDA pic.twitter.com/7amw5eCaNq
”2017年8月、フットサル仲間で昔のサッカーシューズ談話になり、同年代が多いチームメイトから「YASUDAのカンガルーレザー、蹴りやすかったし、懐かしいよね。」と言われた瞬間に、YASUDAのスパイクとのいろいろな思い出が蘇ってきたのです。”
との事です。
そこでYASUDAが既に存在していない事を知り、”自分でYASUDAを作れないだろうか。作りたい。”と。そこから復活の為に動き出したそうです。そして、元YASUDA社員の齋藤さんに辿り着き、今回のクラウドファンディングが動き始めました。凄い行動力ですね。
「YASUDAの純国産サッカースパイクが復刻」のクラウドファンディングは、2018年5月5日の募集期間が終了した時点で、7,500,000円以上集まった場合のみ、決済が行われます。
皆さんも興味がございましたら是非ご協力ください。
YASUDA復刻版スパイクのこだわりポイント番外編⁉️
— YASUDA復刻プロジェクト (@yasudafootball) April 3, 2018
今回の特集は、「YASUDA⚽️を受け継いだ男、齋藤さん」です。
▶️https://t.co/rUqYJiremW
YASUDAブランドを15年以上守り続けた、YASUDAを愛する斎藤さんについてご紹介いたします。ぜひご覧ください‼️#YASUDA#サッカー#サッカースパイク pic.twitter.com/hBcD3qUjEB
復刻版スパイク 概要
今回の限定復刻版は、その名も、YX-2018。
ソールは斜めのYASUDAロゴ。アッパーは縦のYASUDAロゴと、現在残された木型、金型をもとに現在競技用でも使えるようなモデルとして一足一足ハンドメイドで丁寧に、国内で製造いたします。
復刻版のみ オールカンガルーレザーを採用
ダイレクトインジェクション製法を採用
70~80’s YASUDAスパイクの箔押しをアッパーサイドに再現
YASUDAを象徴するディックブルーを基調とした刺繍タグを再現
競技用として使える、過去の欠点を改善したオリジナルモデル
復刻版限定のシューズボックス
カンガルーレザー・シリアルナンバータグ付き