学研のトランシーバー【ラジホーン】
昭和の子供は刑事ドラマや特撮ドラマで登場する無線機に憧れでした。そして、この市場に目をつけたのが学研で、「ラジホーン」という名前で子供用に開発されました。
トランシーバーは未来を感じるおもちゃ!携帯のない時代に無線通話を経験させてくれました。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
トランシーバーは無線機として現在でも使われていますが、70~80年代にはおもちゃのトランシーバーが流行りました。携帯電話のない時代、無線で遠隔通話が出来るトランシーバーは未来を感じるおもちゃでしたね。トランシーバーを使って「刑事ごっこ」した方も多いと思います。
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主な特徴
アンテナが長い
アンテナが長ければ電波状況が良くなると思ってしまいますが、やたらと長かった当時のアンテナ。50cm前後ありました。それでも物足りないと考えた子供は針金などのアンテナを付け足している人もいました。ちなみに電波の届く範囲は50m~70m(郊外部)でした。
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この手のトランシーバーが販売されていた当時、免許が無くても使用できる周波数は、27.125MHzに統一されていました。なので、ラジホーン同士はもちろん、違うメーカーの物でも交信できました。
ラジホーン GXシリーズ
学研の国内向けトランシーバーは初期では「ラジホーン」の名前で、そして次にシリーズとして販売されたのは「ラジホーンGX」が販売されました。
ラジホーン CQシリーズ
GXシリーズの後に登場したのは、CQシリーズでデザイン重視で本格的に作られた玩具です。刑事ドラマでのシーンを意識して開発されたのだと思われます。また当時ラジカセも流行していたので参考にして作られたとも言われています。このゴッツイ感じがカッコイイですね。
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