80、90年代国民栄誉賞受賞者を振り返る
2017年3月21日 更新

80、90年代国民栄誉賞受賞者を振り返る

政治の人気取りなんて揶揄する声もあるが、やはり国民栄誉賞は、その名の通り栄誉なもの。次は誰が取るかなんて話題になると十人十色白熱しそうですね。そこでここでは80年代、90年代に国民栄誉賞に輝いた英雄たちを紹介します。

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美空ひばり(1989年受賞)

 (1846699)

職業:歌手
受賞年齢:満52歳没の翌月
受賞理由:歌謡曲を通じて国民に夢と希望を与えた
功績:昭和を代表する歌姫として「愛燦燦」や「川の流れのように」など数々の名曲を世に生み出す
美空 ひばり(みそら ひばり、1937年(昭和12年)5月29日 - 1989年(平成元年)6月24日)は、日本の歌手、女優。横浜市磯子区滝頭出身。横浜市立滝頭小学校、精華学園高等部卒業。

12歳でデビューして「天才少女歌手」と謳われて以後、歌謡曲・映画・舞台などで活躍し自他共に「歌謡界の女王」と認める存在となった[1]。昭和の歌謡界を代表する歌手の1人であり、女性として史上初の国民栄誉賞を受賞した。本名は加藤 和枝(かとう かずえ)。愛称は御嬢(おじょう)。身長147cm。

千代の富士(1989年受賞)

 (1846703)

職業:力士
受賞年齢:34歳
受賞理由:通算勝ち星最高記録更新
功績:通称・ウルフとして、今までの力士にはない筋肉美が凄かった
千代の富士 貢(ちよのふじ みつぐ、1955年6月1日 - 2016年7月31日)は北海道松前郡福島町出身の元大相撲力士。第58代横綱。本名・秋元 貢(あきもと みつぐ)。血液型はA型。

藤山一郎(1992年受賞)

 (1846705)

職業:歌手
受賞年齢:81歳
受賞理由:歌謡曲を通じて国民に夢と希望を与えた
功績:代表曲「青い山脈」は戦後日本を象徴するくらいブームとなった
藤山 一郎(ふじやま いちろう、1911年(明治44年)4月8日 - 1993年(平成5年)8月21日)は、日本の歌手・声楽家・作曲家・指揮者である。本名は増永 丈夫(ますなが たけお)。本名ではクラシック音楽の声楽家・バリトン歌手として活躍した。東京府東京市日本橋区蛎殻町(現東京都中央区日本橋蛎殻町)出身。東京音楽学校(後の東京藝術大学音楽学部)卒業(首席)。

東京音楽学校で培った正統な声楽技術・歌唱法・音楽理論とハイバリトンの音声を武器にテナーの国民的歌手・流行歌手として活躍。1930年代から1940年代にかけて『酒は涙か溜息か』・『丘を越えて』・『東京ラプソディ』・『青い山脈』・『長崎の鐘』などを歌い多くがヒットした。理論・楽典に忠実に歌ったことから正格歌手と呼ばれ[1]、その格調の高い歌声は「楷書の歌」と評された[2]。1992年(平成4年)、国民栄誉賞を受賞した。

長谷川町子(1992年受賞)

 (1846706)

職業:漫画家
受賞年齢:満72歳没の2ヶ月後
受賞理由:漫画(サザエさん)を通じて社会に潤いとやすらぎを与えた
功績:サザエさんは、未だにアニメ放送が続く誰もが知る国民的アニメ
長谷川 町子(はせがわ まちこ、1920年(大正9年)1月30日 - 1992年(平成4年)5月27日)は、日本の漫画家。日本初の女性プロ漫画家として知られる。代表作に『サザエさん』『いじわるばあさん』『エプロンおばさん』など。

服部良一(1993年受賞)

 (1846709)

職業:作曲家
受賞年齢:満85歳没の翌月
受賞理由:作曲により国民に希望と潤いを与えた
代表曲:「青い山脈」「東京ブギウギ」など多数
服部 良一(はっとり りょういち、1907年10月1日 - 1993年1月30日)は、日本の作曲家、編曲家。また作詞家として村雨 まさを(むらさめ まさお)の名がある。大阪府大阪市東住吉区(現・平野区)出身。天王寺区出生。

ジャズで音楽感性を磨いた和製ポップス史における重要な音楽家の一人である。
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