80、90年代国民栄誉賞受賞者を振り返る
2017年3月21日 更新

80、90年代国民栄誉賞受賞者を振り返る

政治の人気取りなんて揶揄する声もあるが、やはり国民栄誉賞は、その名の通り栄誉なもの。次は誰が取るかなんて話題になると十人十色白熱しそうですね。そこでここでは80年代、90年代に国民栄誉賞に輝いた英雄たちを紹介します。

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渥美清(1996年受賞)

 (1846715)

職業:俳優
受賞年齢:満68歳没の翌月
受賞理由:映画(男はつらいよシリーズ)を通じて国民に喜びと潤いを与えた
代表曲:「男はつらいよ」など
渥美 清(あつみ きよし、1928年(昭和3年)3月10日 - 1996年(平成8年)8月4日)は、日本のコメディアン、俳優。本名、田所 康雄(たどころ やすお)。愛称は、寅さん、風天(俳号)。身長173cm、体重70kg

吉田正(1998年受賞)

 (1846720)

職業:作曲家
受賞年齢:満77歳没の翌月
受賞理由:映作曲により国民に夢と希望と潤いを与えた
功績:「ムード歌謡」というジャンルの第一人者
吉田 正(よしだ ただし、1921年1月20日 - 1998年6月10日)は、茨城県日立市出身の国民歌謡作曲家。死後の1998年7月に国民栄誉賞受賞。

生涯作曲数は2400曲を越える。都会的で哀愁漂うメロディーは都会調歌謡と称され、ムード歌謡から青春歌謡、リズム歌謡まで幅広く手掛けた。また、鶴田浩二、三浦洸一、フランク永井、松尾和子、橋幸夫、和田弘とマヒナスターズなど多くの歌手を育て上げ、日本歌謡史の黎明期を支えたひとりである。

黒澤明(1998年受賞)

 (1846721)

職業:映画監督
受賞年齢:満88歳没の翌月
受賞理由:世界の映画史に輝かしい足跡を残した
代表曲:「七人の侍」「影武者」「用心棒」など
黒澤 明(くろさわ あきら、新字体:黒沢、1910年(明治43年)3月23日 - 1998年(平成10年)9月6日)は、日本の映画監督、脚本家である。妻は女優の矢口陽子。

映画史の中で最も重要かつ影響力のある映画監督であり、ダイナミックな映像表現とヒューマニズムに徹した作風で、『羅生門』『生きる』『七人の侍』など30本の監督作品を生み出した。小津安二郎、溝口健二、成瀬巳喜男らと共に世界的にその名が知られており、作品もアカデミー賞と世界三大映画祭(ヴェネツィア、カンヌ、ベルリン)で受賞された。また、スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、フランシス・フォード・コッポラ、北野武などの映画人にも大きな影響を与えており、日本では「世界のクロサワ」と呼ばれた。

映画監督として初めて文化勲章受章、文化功労者顕彰、東京都名誉都民選出、贈従三位(没時叙位)、贈国民栄誉賞(没後追贈)。1990年に日本人初のアカデミー名誉賞を受賞。1999年には米週刊誌『タイム』アジア版の「今世紀最も影響力のあったアジアの20人」に選出されている。米国映画芸術科学アカデミー会員。

まとめ

いかがでしたでしょうか?思ったより少ない印象があるのは、2000年代は連発したと言われているからでしょうか。しかも、没後での受賞が多いので、やはり生前に英雄にはなって欲しいですね。
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