屋敷の主人の妻、美貴子(淡路恵子)を殺してしまう
美貴子(淡路恵子)は年をとるにつれ、加代(高橋惠子)と美保(橘ゆかり)に対する陰湿なイビリを増していった。金持ちを鼻にかけたいじわるな美貴子を修平(高橋良明)は憎みはじめ、ついに17歳の夏、事故を装って美貴子を殺してしまった。だが、この事件を機に久保・布施家の間に隠された醜い秘密があばかれていく。
刑事達がやってきて、修平を問いただすのだが、事故ということでその場は何事もなく過ぎていった。
別荘の主人、金次郎との密会・・・
修平(高橋良明)は17歳の夏、別荘の地下室の奥にベッドが置かれていることを知った。さらに、金次郎(平幹二朗)の次女・志津(二階堂千寿)から衝撃的な話を聞かされる。金次郎と修平の母・加代(高橋惠子)、数年前からは姉の美保(橘ゆかり)が、そのベッドで関係を続けていたのだ。
主人公の修平、実は息子だった!!
別荘の主人と主人公の母が不倫して出来たのが主人公。なので別荘の主人は唯一の息子である主人公に優しかったのである。父と母は再婚で、姉は父の連れ子。という本当は血の繋がりが希薄な他人家族と言うのが実態なのだった。
知らなかったのは主人公だけなのである。姉が別荘の主人と肉体関係を持ったのも、実は血の繋がらない母への当てつけ。父を取られたので情夫を寝取ったのだ。そして、姉は主人公を最初から弟ではなく男として認識し、ずっと執拗な愛情を抱き続けている。
衝撃のラスト!!
ラストは屋敷に火を着け、自分と妻、金次郎もろとも炎に包まれてしまいます。
兄弟はバラバラに・・・
十数年後、兄弟は再会します。
しかし離婚の慰謝料などで暮らしている変わり果てた姉を見て、もう会うこともないだろうと言い、その場を立ち去ってしまいます。
あとには修平を呼ぶ姉の声だけが残り・・・
エンディングテーマ「赤い華」
赤い華 / 錦城 薫 - YouTube
今は亡き、高橋良明の魅力が存分に感じられるドラマでした。