スケバン刑事
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少女漫画で不良を題材にした漫画といえばスケバン刑事を思い浮かべる人も多いかもしれません。
スケバン刑事は1975年から1982年まで「花とゆめ」で連載されていました。その後も続編などが執筆されています。単行本は全22巻なので当時の少女漫画としてかなり長い方ですよね。1985年から1987年にかけて実写ドラマ3部作も制作され一気に知名度が上がりましたね。劇場版やアニメも制作されています。
元々は編集部から「婦警の話を描いて見ませんか?」と言われたのがきっかけだったのだとか。ですが作者は学園ものを描きたいと思っていて、一度は悪の道に入ったヒロインが、悪徳教師などを倒すというストーリーを考えていたのですが、刑事ものを描いてほしい編集者が「スケバン刑事」というタイトルにしたのだとか。かなり強引ですよね。
心に傷を持つ札付きのスケバンである麻宮サキは、母が実の父を殺したという心の傷を持っていました。を警視庁の暗闇警視が、母の死刑執行を停止する代わりに、学生刑事として警察に入り込みにくい学校や学園で起きた事件を解決していくという物語です。
2部構成になっていて1部は学園内での事件、2部からは他の学生刑事との対立と和解などを描いています。
スケバン刑事は1975年から1982年まで「花とゆめ」で連載されていました。その後も続編などが執筆されています。単行本は全22巻なので当時の少女漫画としてかなり長い方ですよね。1985年から1987年にかけて実写ドラマ3部作も制作され一気に知名度が上がりましたね。劇場版やアニメも制作されています。
元々は編集部から「婦警の話を描いて見ませんか?」と言われたのがきっかけだったのだとか。ですが作者は学園ものを描きたいと思っていて、一度は悪の道に入ったヒロインが、悪徳教師などを倒すというストーリーを考えていたのですが、刑事ものを描いてほしい編集者が「スケバン刑事」というタイトルにしたのだとか。かなり強引ですよね。
心に傷を持つ札付きのスケバンである麻宮サキは、母が実の父を殺したという心の傷を持っていました。を警視庁の暗闇警視が、母の死刑執行を停止する代わりに、学生刑事として警察に入り込みにくい学校や学園で起きた事件を解決していくという物語です。
2部構成になっていて1部は学園内での事件、2部からは他の学生刑事との対立と和解などを描いています。
花のあすか組!
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1985年から1995年まで「月刊Asuka」に連載されていました。その後、「新・花のあすか組!」、「花のあすか組! BS(ブラックスクール)編」、「花のあすか組! ∞インフィニティ」という続編があります。
こちらもテレビドラマ、映画、OVAとメディアミックスされていますね。男性のヤンキー漫画は映画止まりで下が女性の不良漫画はドラマ化もされているのが不思議です。
九楽あすかは中学2年生。かつてはいじめに遭い、不登校になっていて、全中裏という裏っ組織に所属していました。裏社会とつながる組織ですね。
不登校から立ち直り、自分と同じように社会のレールから外れてしまった人たちとかかわって生きていこうと考えていたのですが、全中裏があすかを引き戻そうとトップのひばりの指示でさまざまな高僧に巻き込まれていきます。
あすかだけでなく登場人物の活躍を緻密に描いた作品です。作者はもっと続けたかったのですが、雑誌の方向性の転換で連載終了となってしまいました。ですからその後も続編が出ているのですね。
こちらもテレビドラマ、映画、OVAとメディアミックスされていますね。男性のヤンキー漫画は映画止まりで下が女性の不良漫画はドラマ化もされているのが不思議です。
九楽あすかは中学2年生。かつてはいじめに遭い、不登校になっていて、全中裏という裏っ組織に所属していました。裏社会とつながる組織ですね。
不登校から立ち直り、自分と同じように社会のレールから外れてしまった人たちとかかわって生きていこうと考えていたのですが、全中裏があすかを引き戻そうとトップのひばりの指示でさまざまな高僧に巻き込まれていきます。
あすかだけでなく登場人物の活躍を緻密に描いた作品です。作者はもっと続けたかったのですが、雑誌の方向性の転換で連載終了となってしまいました。ですからその後も続編が出ているのですね。
ロンタイBABY
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「花のあすか組!」と同じく、高口里純さんの作品。講談社のmimiという雑誌に連載されていました。
1988年から連載されていたのですが、こちらも雑誌の方向性の転換で人気が低迷してしまいました。ですがコミックスの売り上げはよかったので書き下ろしで13巻から15巻まで出版されていますが完結はしていません。さらに角川書店の「ヤングロゼ」という雑誌で「ロンタイBABY プレイバック」という新シリーズが連載されますが、こちらも未完です。読者としては未完の作品はなんとも気になりますよね。いつか続きが出てくれるといいのですが・・・。
タイトルの「ロンタイ」とは、ロングでタイトなスカートのこと。校則違反の制服で、まさに不良少女の典型的な学生服ですね。
主人公の万年 久子と蜂屋 間由子はロンタイ姿の2人組。中学時代は名の知れたヤンキーだった2人ですが恋にはウブな一面も。過激でウブな2人の青春を描いた物語です。
1988年から連載されていたのですが、こちらも雑誌の方向性の転換で人気が低迷してしまいました。ですがコミックスの売り上げはよかったので書き下ろしで13巻から15巻まで出版されていますが完結はしていません。さらに角川書店の「ヤングロゼ」という雑誌で「ロンタイBABY プレイバック」という新シリーズが連載されますが、こちらも未完です。読者としては未完の作品はなんとも気になりますよね。いつか続きが出てくれるといいのですが・・・。
タイトルの「ロンタイ」とは、ロングでタイトなスカートのこと。校則違反の制服で、まさに不良少女の典型的な学生服ですね。
主人公の万年 久子と蜂屋 間由子はロンタイ姿の2人組。中学時代は名の知れたヤンキーだった2人ですが恋にはウブな一面も。過激でウブな2人の青春を描いた物語です。
ホットロード
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1986年から1987年まで別冊マーガレットに連載されていました。全4巻と短いながら、実写映画化もされ今でも語り継がれる名作です。
主人公の宮市 和希は中学2年生。母親と2人暮らしなのですが母親に愛されていないと感じていて、学校でも本音を打ち明けられず居場所がないと感じていました。そんな時、学校の友人で不良少女だといわれている絵里に誘われ、暴走族の集会に出ることに。
そこで出会った不良少年、春山に惹かれ自分の居場所だと感じるようになります。春山に惹かれ、思いが通じ合う2人ですが春山は暴走族のリーダーとなり危ない道を進むことになり・・・というストーリー。
暴走族の世界なんて全然知らないのですがなぜか感情移入ができ、胸が痛くなるストーリーでした。
主人公の宮市 和希は中学2年生。母親と2人暮らしなのですが母親に愛されていないと感じていて、学校でも本音を打ち明けられず居場所がないと感じていました。そんな時、学校の友人で不良少女だといわれている絵里に誘われ、暴走族の集会に出ることに。
そこで出会った不良少年、春山に惹かれ自分の居場所だと感じるようになります。春山に惹かれ、思いが通じ合う2人ですが春山は暴走族のリーダーとなり危ない道を進むことになり・・・というストーリー。
暴走族の世界なんて全然知らないのですがなぜか感情移入ができ、胸が痛くなるストーリーでした。
Friends-制服イレブン-
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1992年から別冊少女フレンドで連載されていた作品。
主人公の早織は髪の毛を金髪にし、親や学校にも反抗的な態度をとっている不良少女。誰も信じず、誰も愛さないと心を閉ざしていました。
そんな早織に近づいてきたのは人見知りの亜友美。正反対の2人ですが、惹かれるものがあったのです。最初は亜友美のやさしさにさえ苛立ち、傷つけてしまう早織でしたが徐々に心を開くようになり・・・という女同士の友情を描いたストーリー。
ヤンキーとはちょっと違うかもしれませんがこの時代のちょっと浮いている女子という感じですね。
同じ不良漫画でもエンターテインメント性の強い作品からリアルな作品、恋愛、友情など内容はさまざまですね。現実ならあまり関わらないかもしれませんが、漫画だとなぜか身近に感じられるのが不思議です。
主人公の早織は髪の毛を金髪にし、親や学校にも反抗的な態度をとっている不良少女。誰も信じず、誰も愛さないと心を閉ざしていました。
そんな早織に近づいてきたのは人見知りの亜友美。正反対の2人ですが、惹かれるものがあったのです。最初は亜友美のやさしさにさえ苛立ち、傷つけてしまう早織でしたが徐々に心を開くようになり・・・という女同士の友情を描いたストーリー。
ヤンキーとはちょっと違うかもしれませんがこの時代のちょっと浮いている女子という感じですね。
同じ不良漫画でもエンターテインメント性の強い作品からリアルな作品、恋愛、友情など内容はさまざまですね。現実ならあまり関わらないかもしれませんが、漫画だとなぜか身近に感じられるのが不思議です。
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