ブルースワットとは?
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その大きな特徴として挙げられるのが「リアル路線の徹底化」である。
例えば、従来の特撮ヒーローのように自動的に変身するのではなく、強化装甲を直接着用することによる戦闘形態への変身や、各隊員の戦闘形態時のコードネームが存在しないこと、また後半登場のハイパーショウを除き、各戦闘形態の能力に個体差がないなどのリアリティを重視した設定が目立っている。
少し前に放送されていた『特装エクシードラフト』のブルース、キースも手動でアタッシュケースに収納されているスーツを装着していましたが、ブルースワットはそれをさらに押し進め、変身シーン風の演出すらないことが斬新でした。
序盤はエイリアンに対して、徹底してディクテイター(銃)による実弾での攻撃を行っていたことも印象的でした。
序盤はエイリアンに対して、徹底してディクテイター(銃)による実弾での攻撃を行っていたことも印象的でした。
登場人物
それでは、ブルースワットの登場人物を振り返ってみましょう。
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サラ
メンバー三人のうち唯一の女性キャラクターでしたが、ヒロインというよりは女戦士といった様子の人物でした。
幼稚園バスの運転手をしていてエイリアンに魂を売った男が元グリーンベレーで、サラの知り合いだったというエピソードは衝撃的でした。
幼稚園バスの運転手をしていてエイリアンに魂を売った男が元グリーンベレーで、サラの知り合いだったというエピソードは衝撃的でした。
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シグ
実は正体がエイリアンということもあり、番組のストーリーに深く関わっていたキャラクターです。
彼が乗り移っている人物・広瀬の息子がエイリアンに乗っ取られていて敵対してしまうというドラマが印象的でした。
彼が乗り移っている人物・広瀬の息子がエイリアンに乗っ取られていて敵対してしまうというドラマが印象的でした。
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ゴールドプラチナム
番組の中盤で突然ショウの脳内に語りかけるという衝撃的な登場を果たしたゴールドプラチナム。
その後は毎週ブルースワットとエイリアンの戦闘中に地球に現れ、ショウをパワーアップさせるという役割でした。
その後は毎週ブルースワットとエイリアンの戦闘中に地球に現れ、ショウをパワーアップさせるという役割でした。
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ジスプ
エイリアンの組織「スペースマフィア」の幹部で、番組後半では新しい姿にパワーアップしてクーデターを起こすなど、重要な役割を持ったキャラクターでした。
当初はシグ(広瀬)の息子であるザジに乗り移っていました。
当初はシグ(広瀬)の息子であるザジに乗り移っていました。
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路線変更
『ブルースワット』の話になった際、現在に至るまで必ず話題に上がるのが、番組の路線変更です。
初めの1クールは徹底して今までより高年齢層向けの演出が行われていたブルースワットですが、2クール目に突入するとまずサブタイトルの雰囲気が変わります。
それまでは『ビギニング!!』『イエスタデイ…』などカタカナに統一されていましたが、2クール目以降は『極悪スター誕生』『侵略CM大放送』というようにそれまでのメタルヒーローシリーズと同じような、わかりやすいサブタイトルになりました。
そして番組当初はほとんど人間味がなく、人間に乗り移っていない状態ではしゃべることもなかったエイリアンたちがエイリアン状態でも普通に日本語でしゃべり、人間らしい動きをするようになりました。
また1クール目は必ずディクテイターを使ってエイリアンに射撃を行っていたブルースワットが、エイリアンに対してパンチやキックでの攻撃を頻繁に行うようになったのも印象的です。
初めの1クールは徹底して今までより高年齢層向けの演出が行われていたブルースワットですが、2クール目に突入するとまずサブタイトルの雰囲気が変わります。
それまでは『ビギニング!!』『イエスタデイ…』などカタカナに統一されていましたが、2クール目以降は『極悪スター誕生』『侵略CM大放送』というようにそれまでのメタルヒーローシリーズと同じような、わかりやすいサブタイトルになりました。
そして番組当初はほとんど人間味がなく、人間に乗り移っていない状態ではしゃべることもなかったエイリアンたちがエイリアン状態でも普通に日本語でしゃべり、人間らしい動きをするようになりました。
また1クール目は必ずディクテイターを使ってエイリアンに射撃を行っていたブルースワットが、エイリアンに対してパンチやキックでの攻撃を頻繁に行うようになったのも印象的です。
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ゴールドプラチナムやハイパーショウの登場も路線変更の一例として取り上げられることがありますが、おもちゃの発売スケジュールなどを考慮するとこれらの追加要素は既定路線の可能性が高いです。
路線変更後のブルースワットは現在もあまり語られることがありませんが、元々登場人物たちの軽快な会話などコメディ色も強かった番組ですので、実際のところ一部のエピソードや演出の変化を除けばそれほど作風が変わったわけではありませんでした。
路線変更後のブルースワットは現在もあまり語られることがありませんが、元々登場人物たちの軽快な会話などコメディ色も強かった番組ですので、実際のところ一部のエピソードや演出の変化を除けばそれほど作風が変わったわけではありませんでした。
当時のテレビCM
放送当時は子供よりもマニアに人気が高かったという「ディクテイター」のモデルガンは、実際に薬莢を排出するというギミックが仕組まれていました。
おもちゃのCMもこれまでやこれ以降のヒーロー玩具のCMのような派手なナレーションや映像ではなく、番組の雰囲気に沿ったリアル調の内容になっています。
おもちゃのCMもこれまでやこれ以降のヒーロー玩具のCMのような派手なナレーションや映像ではなく、番組の雰囲気に沿ったリアル調の内容になっています。
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それまでのメタルヒーローシリーズと同様に、ブルースワットもソーセージが販売されていました。
「これがうまさのフォーメーションだ!」というナレーションが不思議な魅力を放っているCMです。
「これがうまさのフォーメーションだ!」というナレーションが不思議な魅力を放っているCMです。
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「ディクテイター」のCMの雰囲気を踏襲していますが、「ドラムガンナー」のはっきりとしたフォントには視聴者の子供に向けたアピールが見られます。
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しかし段々と熱血系のキャラクターになっていき、特撮ヒーローものの主人公らしく成長していったことが印象的でした。
番組中盤以降はゴールドプラチナムの力で「ハイパーショウ」にパワーアップし、エイリアンたちと激しい戦いを繰り広げました。