有名人が設立した芸能事務所について
最近では独立後はほぼ自分一人のマネージメントがメインで、芸能人をほとんど抱えていない個人事務所が多いと思いますが、昔は独立後に事務所を大きくすることが当たり前の様になっていたと感じます。
今回はそんな比較的懐かしい時代に有名人が設立した、大所帯の芸能事務所を特集してみたいと思います。
石原プロモーション
株式会社石原プロモーション(いしはらプロモーション) は、俳優の石原裕次郎が設立した日本の芸能事務所、制作プロダクションである。本社は東京都調布市に所在。略称は「石原プロ」。
芸能事務所・制作プロダクションではありますが、撮影用機材・クルーを現在も自社で保有しており「映画製作会社」と名乗っています。
石原プロモーションというと私は炊き出しを思い浮かべます。この炊き出しは多くの人達に支持されていると思います。
最近では事務所内でさざ波が立っている様な情報もありますが、石原プロモーションの皆さんにはこれからも活躍し続けて頂きたいですね!
2017年。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。皆様のご健康とご多幸を祈念申し上げます!#石原プロ #石原プロモーション #石原軍団 #2017 pic.twitter.com/H5UnsdM8n9
— 齋藤@石原軍団スタッフ (@saitoat27) January 4, 2017
勝プロダクション
1981年に12億円の負債を残し倒産しました。
勝プロダクションは、既に経営が立ち行かなくなった末期の大映が傾倒した、若者向けの暴力・エロ・グロ路線の作品とは一線を画し、時代劇の伝統を絶やさぬように映画制作を続けました。
しかし、膨大な赤字を抱えて経営が立ち行かなくなり倒産します。
その後、奥様の中村玉緒さんを社長とした勝プロモーションを設立するものの、不祥事が相次ぎこちらも上手くいきませんでした。
三船プロダクション
三船プロダクション(みふねプロダクション)は、1962年に映画俳優の三船敏郎が設立した、日本の芸能事務所及び制作プロダクションである。
設立から4年後には東京都世田谷区成城と調布市入間町にまたがる敷地に、時代劇も撮影できるオープンセットのある撮影所を建設し、「東京で唯一時代劇が撮れるスタジオ」と言われていました。
尚、世田谷区側にセットを建てられるほどのスタジオが3つと、通り、川端、長屋、そしてバス通りを渡った調布市側に道場を含むオープンセットが存在する程、大規模な敷地面積を保有していました。
また、三船プロダクションの特徴として、ほとんどのスタッフがプロダクション専属で仕事をしており、大手の映画会社に次ぐ規模であったと言われています。
ちなみに、ロゴマークは三船家の家紋を用いています。
中村プロダクション
ロゴマークとなる定紋は桐蝶をあしらっています。