90年代に世界を震撼させた「宇宙人解剖フィルム」
昭和のテレビ番組で頻繁に取り上げられていたオカルトや超常現象。中でも「UFO」「宇宙人」については、矢追純一の番組などで記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。そんな宇宙人ネタの中でも、世界の度肝を抜いた映像がかつて存在しました。それが今回ご紹介する「宇宙人解剖フィルム」です。
こちらが映像に残る宇宙人の姿!
via he.wikipedia.org
1995年、イギリスから衝撃の映像が世に出回る!!
事の発端は1995年。イギリスの実業家、レイ・サンティリが所有する謎のフィルムの映像が世に出回ったことでした。サンティリの説明によれば、このフィルムは1947年に発生した「ロズウェル事件」で、墜落したUFOに乗っていた宇宙人の遺体の解剖映像とのことで、以降世間では「宇宙人解剖フィルム」と呼ばれるようになります。
via ja.wikipedia.org
その鮮明すぎる映像に世界が注目!!
サンティリが公開した映像の特筆すべき点は、その映像のリアルさでした。本物にしか見えない宇宙人と思われる遺体の解剖シーンは各国メディアの度肝を抜き、32ヵ国でフィルムを紹介する番組が放送され、日本でも1996年に特別番組「UFO墜落から48年 今世紀最大の衝撃映像宇宙人は本当に解剖されていた!!」で放送されました。
リアルすぎる宇宙人の遺体に、メスが入れられていきます!
全編動画はこちらです!
宇宙人解剖フィルム
via www.youtube.com
案の定、真贋論争が巻き起こる!!
世界を衝撃の渦に巻き込んだ宇宙人解剖フィルムですが、案の定、肯定派と否定派の間で論争が巻き起こりました。否定派からは「宇宙人の解剖という唯一無二の機会なのに解剖時間が短い(2時間程度)」「内臓や脳が結合組織によって保持されていない」「そもそも、ロズウェル事件で目撃された宇宙人と外見が異なる(指の本数が異なる)」といった意見が出されました。
日本でも当然論争が巻き起こりました。
※画像はイメージです。
※画像はイメージです。
一方肯定派からは「フィルムに映っている電話機が当時の物」「映像が記録されたフィルムが1947年当時の物」といった意見が出され、議論は平行線をたどりました。
こちらに映る黒い電話機は、1947年当時流通していた物でした。
※こちらは当時の写真。