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映画「ジョーズ」のヒットに続いて制作された映画
この映画の原作はジョージの時と同じピーター・ベンチリー。そして「ジョージ」に出ていたロバート・ショウが主演を務めています。映画「ジョーズ」の大ヒットに続いて映画化されました。
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しかし、1977年の全米興行収入第7位でヒットしませんでした。
映画でみせるジャクリーン・ビセットの衝撃セクシーショット
オープニングのダイビングシーンで、なんとTシャツが透けてしまいます!!
映画の撮影裏話
「THE DEEP」の映画化権を獲得したのは〈コロンビア映画〉でした。『ブリット』(68)のピーター・イェーツが監督することになり、スタントマン出身で本物志向の監督は、舞台となるバミューダに実物大の巨大水中セットを造った上に、半年以上も世界中の海で水中撮影ロケを敢行しました。
そのため『ザ・ディープ』は、実は低予算映画だった『ジョーズ』とは比較にならないほどの製作費を計上していて、費用対効果は芳しくありません。でも「全て本物」であるが故に(サメのシーンもね。数出せば怖くなるわけじゃないけど、出演者たちは相当怖い思いをしたでしょう)、個人的には『ブリット』のカーチェイスと同じくらい『ザ・ディープ』の水中撮影が好きなのです。
毎日が潜水合宿だった『ザ・ディープ』(監督もメガホン片手に潜ってます…)、撮影の最後の方(半年後)になると水温がかなり下がってしまい、ビセット嬢も大変な思いをしたそうです。
トリース船長を演じたロバート・ショウは、『ジョーズ』のクイント船長と「かぶる」のですが、最初から彼に演じてほしいと原作者のベンチリーから申し出があったそうです。何でも、『ジョーズ』のクイント船長の最期に関して、ベンチリーは大変不満だったそうで(原作だと『白鯨』のエイハブ船長のような最期を遂げる)、『ザ・ディープ』が「かたき討ち」というわけ。
ヒロインのゲイル役にもエピソードがあって、最初はキャサリン・ロス(『卒業』『明日に向かって撃て』)にオファーしたそうです。「泳げないから」と断られてしまい、監督が駄目もとで(『ブリット』に出演した)ジャクリーン・ビセットに声をかけたら、意外にも二つ返事で引き受けてくれたとのこと。
テーマ曲
映画の主題歌は、ドナ・サマーの「Down Deep Inside」です。