“18 'til i die(死ぬまで18歳)” 永遠のイケメンロッカー、ブライアン・アダムスの歴代ヒット曲を振り返る
2016年10月11日 更新

“18 'til i die(死ぬまで18歳)” 永遠のイケメンロッカー、ブライアン・アダムスの歴代ヒット曲を振り返る

「ヘブン」や「アイ・ドゥ・イット・フォー・ユー」、そして「オール・フォー・ラブ」など映画の主題歌にもなったドラマティックなバラードをいくつもヒットさせながら、その一方で「想い出のサマー」や「サムバディ」といった正統派ロックを追及し、歌い続けているブライアン・アダムス。今回はそんな彼の懐かしき名曲たちを集めてみました。

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まずはプロフィール

Bryan Adams(ブライアン・アダムス)

Bryan Adams(ブライアン・アダムス)

1959年11月5日 カナダのオンタリオ州キングストン生まれ。本名はブライアン・ガイ・アダムス。

両親はイギリスからの移民。軍をリタイア後、国連で仕事をするようになったお父さんの関係で、幼少期は家族と共にポルトガルやオーストリア、イスラエルなどを巡ったんだそうです。

ミュージシャンとしてのキャリアは17歳から。バンクーバーにあるレコーディングスタジオへ出入りするようになり、そこから知り合った作曲家さんと共同でデモテープを制作。18歳でA&Mレコードと 「1ドルで」(本人談)まずはソングライターとして契約、その後シンガーとしてデビューしました。
1980年2月、デビュー・アルバム『ギヴ・ミー・ユア・ラヴ』、1981年6月に2作目のアルバム『ジェラシー』を発表。
実はデビューアルバムの前に 「Let Me Take You Dancing」というシングルが1枚リリースされているんですが、まさかのディスコミュージックだわ、テンポに合わせてブライアンの声が早回しされててもはや別人だわで、本人的には黒歴史というか、ぶっちゃけ無かったことになってます(笑)

世界的なブレイクを前にスマッシュヒットしたのがこの曲

Bryan Adams - Straight From The Heart - 1983

邦題は「フロム・ザ・ハート」。
サードアルバムのリード曲としてシングル発売されました。

当時の映像って、まだあまりライブ慣れしてないような(ジャーニーのツアー前座として全米を巡ってた頃のはずなんですけど)、全力で頑張ってる!って感じの若造感がたまりません。
サビの 「真っ直ぐに気持ちを僕にくれよ」 的なフレーズがキャッチーな名曲。
この曲のミュージックビデオは当時作られてなくて、MTVなどでよく流れていたのは ↓ の方のビデオでした。

Bryan Adams - Cuts Like A Knife

ギターを弾きまくるブライアン、本当にイイ顔してます。

ちなみにこの曲…

日本では、思いがけない所で有名だったりします
これ以外だと「カツラかな?」や、歌手のmiwaさん曰く「勝つわけない!」とか、あらゆる亜種が報告されています>空耳。

これらの曲が収録された、自身初のヒット作がコチラ

ブライアン・アダムス : カッツ・ライク・ア・ナイフ+2

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ブライアン・アダムスが1983年に発表したサード・アルバム。「フロム・ザ・ハート」「カッツ・ライク・ア・ナイフ」「ディス・タイム」の連続ヒットで一気にスターダムに登りつめた一枚。カナダ出身のソングライターからスタートした彼が、甘いマスクを持つロック・シンガーとして人気を決定づけた出世作。 (C)RS
【収録曲】
1. オンリー・ワン
2. テイク・ミー・バック
3. ディス・タイム
4. フロム・ザ・ハート
5. カッツ・ライク・ア・ナイフ
6. アイム・レディー
7. 木の葉のように
8. ドント・リーヴ・ミー・ロンリー
9. レット・ヒム・ノウ
10. 明日を信じて
「フロム・ザ・ハート」が全米チャート10位(全英51位)、「カッツ・ライク・ア・ナイフ」が全米チャート15位(カナダ12位)、「ディス・タイム」が全米チャート24位(カナダ32位、全英41位)と、3作のリカット・シングルがヒットした。
このアルバム自体も全米アルバムチャート最高8位を記録し、カナダとアメリカではプラチナディスク、オーストラりアではゴールドディスクを獲得しています。
全体的に健康的なロックナンバーが多めのアルバムなんですが、そこに入ってくるM-4「フロム・ザ・ハート」、M-10「明日を信じて(The Best Was Yet to Come)」の2曲のバラードが完璧なバランスで収まってる、という感じ。
次作「レックレス」より好きだ、という人も多かったりする、名盤中の名盤です。

そして4thアルバムが完成

シングルカット曲は次々とヒットチャート入り

Bryan Adams - Run To You

第一弾シングルで、邦題(カタカナ表記なだけですけど)「ラン・トゥー・ユー」。哀愁漂うアルベジオから始まるイントロとこのタイトルに、また一途な男のド直球ラブソング来たわー♥と思いきや…なかなかの裏切りソングです。ラブソングには違いありませんが。
米国ビルボードのロックチャートで初めて1位となったほか、総合チャートでは最高6位をマーク。カナダでは1985年のゴールドディスクに認定されました。

日本ではつい数年前も車のCMに起用されていましたね。
補足すると女優・杏さん出演の「STYLE WINDING」篇、だそうです。
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