英ロックバンド「オアシス」唯一の公式インタビュー本『スーパーソニック 完全、公式、ノーカット・インタビュー』が発売!!
光文社より、イギリスのロックバンド「oasis(オアシス)」の公式インタビュー集「Supersonic: The Complete, Authorised and Uncut Interviews」の翻訳書籍『スーパーソニック 完全、公式、ノーカット・インタビュー』の発売が決定しました。発売予定日は6月25日(水)、価格は3960円(税込)。
本書は、オアシスの核であるノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーの兄弟を中心に、バンドメンバーや家族、関係者らが、生い立ちやバンド結成秘話、曲作りの方法、インスピレーション、日本を含む海外公演での破天荒エピソード、スターダムへの道、メンバー間の仲違いなどを赤裸々に語るインタビュー集。ノエル16時間超え、リアム12時間超えの濃密取材での発言を完全ノーカットで収録した、彼らの成り上がりバイオグラフィー決定版となっています。
7月4日の英カーディフでの公演を皮切りに、ワールドツアーを行うオアシス。10月25日、26日に東京ドームで行われる日本公演の前に、彼らの「伝説」を振り返るキッカケにどうぞ!
7月4日の英カーディフでの公演を皮切りに、ワールドツアーを行うオアシス。10月25日、26日に東京ドームで行われる日本公演の前に、彼らの「伝説」を振り返るキッカケにどうぞ!
原稿を少しだけチラ見せ!
第41章「兄と弟」より
リアム ノエルは――オタク、兄貴、仲間。みじめなろくでなし。おかしな○○○○野郎、おかしくて、みじめな……死ぬほど奴を愛してるよ。ああ。おれがいなきゃ、あいつはいまのあいつじゃなかったぜ。
ノエル おれはリアムを愛してないし、嫌いでもない。おれらはただの家族で、家族ってのは、それぞれ違うもんだ――家族ってのは、気のきいた一言でまとめられるものじゃない。母さんは自分にとってどんな意味があるか? それは○○○○○に複雑すぎる質問だ。父さんは自分にとってどんな意味があるか? インタヴューで答えられるようなもんじゃない。愛してるって言うのは簡単さ。でもおれは、なにが愛だか知ってる。おれは妻を愛してる。それが愛だとしたら、おれはたしかにリアムを愛してない。おれが言ってること、わかるかな? 同時におれは、奴を嫌いでもない。そのちょうど真ん中のあたりに小さな場所があって……おれは奴らのクソを許容する。その逆もある。
※実際の書籍では全て伏字なしで表記されています。
ノエル おれはリアムを愛してないし、嫌いでもない。おれらはただの家族で、家族ってのは、それぞれ違うもんだ――家族ってのは、気のきいた一言でまとめられるものじゃない。母さんは自分にとってどんな意味があるか? それは○○○○○に複雑すぎる質問だ。父さんは自分にとってどんな意味があるか? インタヴューで答えられるようなもんじゃない。愛してるって言うのは簡単さ。でもおれは、なにが愛だか知ってる。おれは妻を愛してる。それが愛だとしたら、おれはたしかにリアムを愛してない。おれが言ってること、わかるかな? 同時におれは、奴を嫌いでもない。そのちょうど真ん中のあたりに小さな場所があって……おれは奴らのクソを許容する。その逆もある。
※実際の書籍では全て伏字なしで表記されています。
第55章「後悔はない」より
リアム 前にも訊かれたことがあったんだが、みんなおれにこう訊くんだ。オアシスがこれほどビッグになったことに、驚きましたかって。ノー。おれら、もっとビッグになると思ってたよ。おれの頭のなかではな。
ノエル おれはよく考えるんだよ。「いったい全体、あれはなんだったんだよ?」ってね。あんなにも短い期間のなかで起こったことだった。契約してから、あのステージを歩き去るまで、2年半だ。ネブワースに着いたときのおれらは、ロックスターになったばっかりだった――つまり、そこまでの2年半のおれらは、クソ蹴り野郎の集団だった。たくさんの気が利いたビジネス・ピープルが寄ってきてはさ「わたしたちはこれをやって、あれをやって」みたいなこと言ってきたとか、思う人がいるかもしれない。でも、賢いビジネスの動きみたいなのは、どこにもなかった。起こったことってのは、ただの魔法だよ。いまとなっては、とんでもなく単純な話だ――曲を持ってるバンドがいた。なにもないところからやってきた、きつい仕事やる労働者がいた。そいつらは、すべてを欲した。自分自身をさらけ出して、そんで、自分たちを信じてくれる人々がいる世代そのものを鼓舞した。おれらが最後だったんだよ。おれらがグレーテストだった。誰がやっても、オアシスみたいにビッグになることは、あり得ない。
ノエル おれはよく考えるんだよ。「いったい全体、あれはなんだったんだよ?」ってね。あんなにも短い期間のなかで起こったことだった。契約してから、あのステージを歩き去るまで、2年半だ。ネブワースに着いたときのおれらは、ロックスターになったばっかりだった――つまり、そこまでの2年半のおれらは、クソ蹴り野郎の集団だった。たくさんの気が利いたビジネス・ピープルが寄ってきてはさ「わたしたちはこれをやって、あれをやって」みたいなこと言ってきたとか、思う人がいるかもしれない。でも、賢いビジネスの動きみたいなのは、どこにもなかった。起こったことってのは、ただの魔法だよ。いまとなっては、とんでもなく単純な話だ――曲を持ってるバンドがいた。なにもないところからやってきた、きつい仕事やる労働者がいた。そいつらは、すべてを欲した。自分自身をさらけ出して、そんで、自分たちを信じてくれる人々がいる世代そのものを鼓舞した。おれらが最後だったんだよ。おれらがグレーテストだった。誰がやっても、オアシスみたいにビッグになることは、あり得ない。
原稿画像もちょっとだけ公開!!
※こちらは現在制作中の原稿の一部です。実際の書籍では変更が生じる可能性がございます。
書籍詳細
タイトル:『スーパーソニック 完全、公式、ノーカット・インタビュー』
著者:oasis
編者:サイモン・ハルフォン
訳者:川崎大助
発売:株式会社光文社
発売日:2025年6月25日(水)※電子書籍は同日発売予定
定価:本体3,600円+税
判型:四六判ソフトカバー
ページ数:696ページ(予定)
著者:oasis
編者:サイモン・ハルフォン
訳者:川崎大助
発売:株式会社光文社
発売日:2025年6月25日(水)※電子書籍は同日発売予定
定価:本体3,600円+税
判型:四六判ソフトカバー
ページ数:696ページ(予定)
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