名参謀といわれた森繁和は名将にはなれないのか
2020年3月30日 更新

名参謀といわれた森繁和は名将にはなれないのか

元プロ野球選手、森繁和さん。多くの球団のコーチを歴任して名参謀と呼ばれましたがいまだ監督としての優勝経験はありません。名参謀は名将にはなりえないのか!?

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現役選手時代

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1976年、駒澤大学在学中にロッテオリオンズからドラフト1位指名を受けるも「私にはまだ足らない所がある」と単身で当時の金田正一に直接断りを入れ、住友金属に入社したそうです。
既にこのころから男気を感じますね。

1978年のドラフト会議で西武、日本ハム、中日、ヤクルトの4球団から1位指名を受け抽選の結果西武ライオンズに入団しています。
2年目以降コンスタントに二桁勝利を記録。
1982年には開幕投手を務め、シーズン途中からリリーフに転向して優勝に貢献。

しかしその後は怪我に苦しみ成績も徐々に低下し1988年に引退します。

現役引退後

指導者の道へ

引退した翌年1989年からは西部2軍投手コーチを務め、1992年1軍投手コーチに就任。
1998年シーズン途中で投手陣の低迷の責任を取らされ2軍へ配置転換になり1999年に解雇されます。
今も昔も指導者が責任を取らされシーズンの途中で配置転換や解雇になるのは観ているファンもあまり良い気分ではありませんよね。。。

その後2000年からは日本ハムファイターズで1軍投手コーチ、2002年からは横浜ベイスターズ1軍投手コーチに就任。
どちらも投手陣の低迷により結果は残せていません。

2004年、中日ドラゴンズの監督に就任した落合博満の要請を受け1軍投手コーチに就任します。
落合とはプロに入る前、第25回アマチュア野球世界選手権でともに日本代表に選出されたことがあり、26年ぶりに同じユニフォームに袖を通したことになりますね。

2010年には1軍ヘッドコーチに昇格。
4度のリーグ優勝、1度の日本一に貢献し、2011年に退団しました。
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監督就任へ

野球解説者、評論家を務めたのち2014年より再び中日の1軍ヘッドコーチに就任。

監督の谷繫元信が選手兼任であったため選手として試合に出るときは監督代行をしていましたね。
その後、谷繫監督が事実上解任となったあとも同じく監督代行として務め、2017年シーズンより自身初の監督に就任しました。
このとき63歳!監督初就任の年齢としては史上最高齢だそうです。
ちなみにこれ以前の記録保持者は権藤博さんで60歳だったとか。

2017,2018年シーズン共に5位で終わり、監督を退任しました。

手腕の評価

監督退任後は若手選手の育成や外国人選手獲得の手腕を評価されシニアディレクターに就任します。
主な担当は外国人選手獲得調査、トレード、自由契約選手の獲得などの編成面でしたがやはり森繁さんといえばドミニカ!
ドミニカ共和国との縁は外せないポイントですよね。

ドミニカ共和国との縁

中日のコーチに就任後、自らドミニカ共和国で開催されるウィンターリーグに視察に行き、そこでの情報をもとに選手を獲得していたそうです。
森繁さん曰く、ダイヤの原石がゴロゴロいるんだとか。

2014年に中日に復帰した際には「編成部国際渉外担当」の肩書もついていました。

中日ファンにとってはこの森さんの中南米ルートはとても大きいものですよね。

名将への道は

2019年、シニアディレクターの退任が発表され、2020年シーズンからは野球評論家、解説者として復活するようです。

監督としての優勝はいまだ達成できていません。
また監督として采配を振るうときはやってくるのでしょうか。
監督として胴上げされる森繁さんの姿を一度は見てみたいものです。

名参謀、評論家としての著書も読みごたえのあるものが多くておすすめです。
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