「キャプテン」&「プレイボール」とは
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『キャプテン』は、ちばあきおによる野球漫画。1972年2月号から『月刊少年ジャンプ』(集英社)に連載された。
それまで主流だった、いわゆる熱血野球漫画と違い、より現実的で欠点も持ち合わせた等身大のキャラクターが、仲間と一緒に努力して成長していく過程をみせていくタイプのスポーツ漫画を作り上げ、成功した。
また、当初の主人公である谷口が卒業して、それ以降も谷口の後を継いだ新キャプテンを主人公にすることで連載を継続した点も特徴的である。
イチローや新庄剛志、田中将大など多くの野球選手が愛読している「キャプテン」。
2007年には実写映画化され、スピンオフ作品「プレイボール」も2005年にテレビアニメ化されるなど、「キャプテン」の世界は21世紀の野球少年にも大きな勇気を与えています。
2007年には実写映画化され、スピンオフ作品「プレイボール」も2005年にテレビアニメ化されるなど、「キャプテン」の世界は21世紀の野球少年にも大きな勇気を与えています。
あらすじ
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名門青葉学院から墨谷二中に転校してきた主人公・谷口タカオは、野球部へ入部するためにグラウンドを訪れ、練習に参加しようと青葉時代のユニフォームに着替えた。そのユニフォームに気付いた野球部員は、勝手に谷口を名門青葉のレギュラー選手だったと思いこんでしまう。
しかし谷口は2軍の補欠で、レギュラーにはほど遠い選手だった。そのことを気が弱くて言い出すことができない谷口は、周囲の期待に応えるべくすさまじい陰の努力を続け、ついにはキャプテンに選ばれるまでになり、チームを引っ張っていく。
谷口の卒業以降も連載は続き、新キャプテンを主人公として墨谷二中野球部が強豪へと成長する様を描いていった。
墨谷二中野球部・歴代キャプテン
第1次キャプテン・谷口タカオ
ポジションはサード、後にピッチャーを兼任。当初の実力はかなり低かったものの、特訓でチームを牽引する実力を身につけ、名実ともにキャプテンとなります。
高校進学後の谷口を描いたスピンオフ「プレイボール」でもキャプテンを務め、勝利には程遠かった弱小校を準々決勝まで導いていきます。作者・ちばあきおには、谷口が甲子園出場を果たしたのち、大学野球を経てプロ野球選手として活躍するという構想があったそう。
「努力は報われる」ということを体現した谷口タカオの姿には、多くの野球少年が勇気づけられました。
高校進学後の谷口を描いたスピンオフ「プレイボール」でもキャプテンを務め、勝利には程遠かった弱小校を準々決勝まで導いていきます。作者・ちばあきおには、谷口が甲子園出場を果たしたのち、大学野球を経てプロ野球選手として活躍するという構想があったそう。
「努力は報われる」ということを体現した谷口タカオの姿には、多くの野球少年が勇気づけられました。
第2次キャプテン・丸井
ポジションはセカンド。お調子者の一面もありますが、明るさと情熱でチームをまとめ上げ、墨谷二中を強豪校に育て上げていきます。
卒業後も墨二の練習や試合に顔を出し、敵の情報を集め的確なアドバイスをするなど、外部から墨二を支え続けました。
第一話から最終話まで登場し続けた、唯一のキャプテンでもあります。
卒業後も墨二の練習や試合に顔を出し、敵の情報を集め的確なアドバイスをするなど、外部から墨二を支え続けました。
第一話から最終話まで登場し続けた、唯一のキャプテンでもあります。
第3次キャプテン・イガラシ
サード・セカンド・ピッチャーとして活躍したマルチプレイヤー。小柄ながら、抜群の野球センスと体力、豊富な野球理論・知識を持っています。
当初は、中学生離れした無愛想な物言いで先輩たちに疎まれるものの、谷口の猛練習にも必死でついて行き信頼を勝ち取ります。
野球だけでなく、学業でも優秀な成績を修めた、まさに文武両道の知性派キャプテンです。
当初は、中学生離れした無愛想な物言いで先輩たちに疎まれるものの、谷口の猛練習にも必死でついて行き信頼を勝ち取ります。
野球だけでなく、学業でも優秀な成績を修めた、まさに文武両道の知性派キャプテンです。
第4次キャプテン・近藤茂一
ポジションはピッチャーとライト。剛速球投手かつ強打者でありながら、バントや守備などの小技が苦手で足が遅く、野球技術の粗さや横柄な言動で丸井キャプテンをたびたび怒らせます。
キャプテン就任後は、それまでの課題であった選手層の薄さを改善すべく、育成型の練習を行い、面倒見の良さでチームを牽引します。
アニメ版ではキャプテン時代の活躍は描かれていませんが、オープニングラストで歴代キャプテンの一人として登場します。
キャプテン就任後は、それまでの課題であった選手層の薄さを改善すべく、育成型の練習を行い、面倒見の良さでチームを牽引します。
アニメ版ではキャプテン時代の活躍は描かれていませんが、オープニングラストで歴代キャプテンの一人として登場します。
谷口キャプテン時代の名シーンを振り返る
名シーンをあげればキリがない「キャプテン」。今回は、谷口キャプテン時代に焦点をあてて、試合外の名シーンを少しだけご紹介します!
敵状視察の巻
厳しい練習に耐えられなくなった墨二ナインたちが、谷口キャプテンに抗議に行くも、谷口が陰で自分たちよりも厳しい特訓していることを知った直後のシーン。
イガラシにレギュラーの座を奪われ、退部しようと考えていた丸井が退部届を破り捨てる姿に、心を打たれたスポーツ少年は少なくないはず。
イガラシにレギュラーの座を奪われ、退部しようと考えていた丸井が退部届を破り捨てる姿に、心を打たれたスポーツ少年は少なくないはず。
アニメ版第9話・キャプテンに続け!(マンガ版・がんばらなくっちゃの巻)
青葉学院との再戦が決まるも、唯一のピッチャー・イガラシは3〜4回しか投げることができません。それを知った谷口は、ピッチャー経験がないにも関わらず、自分がやるしかないとピッチング練習を続けます。
誰もが無理だと言い、学校中の笑いものにされる谷口。それに耐えられなくなった丸井は、イガラシに「キャプテンにあきらめるよう言ってこい」と言うのですが…
イガラシが自分自身への苛立ちを吐露する名シーンです。こちらは台詞が長いので、ぜひ動画で!
誰もが無理だと言い、学校中の笑いものにされる谷口。それに耐えられなくなった丸井は、イガラシに「キャプテンにあきらめるよう言ってこい」と言うのですが…
イガラシが自分自身への苛立ちを吐露する名シーンです。こちらは台詞が長いので、ぜひ動画で!
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気になる試合のシーンは、ぜひマンガ&アニメ版をご覧ください。特に、名門・青葉学院との決勝戦&再試合は必見です!
アニメ版テーマソングも素晴らしい!
キャプテン OP 君は何かができる - YouTube
1983年に放送されたTVアニメ版のオープニング。「秘めた力、自分じゃわからないよ」という歌詞は、今の子ども世代にも聞かせたいですね。
ラストは4人の歴代キャプテンが揃います。
ラストは4人の歴代キャプテンが揃います。
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キャプテン ED ありがとう - YouTube
こちらはエンディング。
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