【カリフォルニア・クライシス追撃の銃火】独特の作画デザインがアメリカンチック!
2021年1月30日 更新

【カリフォルニア・クライシス追撃の銃火】独特の作画デザインがアメリカンチック!

原作コミックなど存在せず、アニメのために書き下ろされた完全オリジナルの作品『カリフォルニア・クライシス追撃の銃火』。内容は、洋画にありがちな逃亡劇に仕上げられていて、迫力のあるカーチェイスは凄いです。そんな『カリフォルニア・クライシス追撃の銃火』に焦点を当て、その本編動画やストーリー・魅力を振り返っていきます。

860 view

『カリフォルニア・クライシス追撃の銃火』とは?

『カリフォルニア・クライシス追撃の銃火』

『カリフォルニア・クライシス追撃の銃火』

監督:西久保瑞穂
制作:ヒロメディア
   スタジオ・ユニコーン
発売:1986年
話数:全1話
本編:約45分
『カリフォルニア・クライシス 追撃の銃火』(カリフォルニア・クライシス ついげきのひばな)は、1986年7月21日に松竹CBS/FOXビデオより発売されたOVA。キャッチコピーは、「いま、アニメ・シーンに新しい風!!」。
日本における普通のセルアニメとは異なり、人物の色や影の指定に用いる色トレスを実線トレスで行うなど、メリハリの強い画面作りが行われている。

『カリフォルニア・クライシス追撃の銃火』の本編動画・ストーリー

アメリカのサンディエゴで暮らす主人公ノエラ。仕事の出勤時間が迫っていたため、愛車に乗ってロサンゼルスに向かうのですが、その最中、トレーラーが銃撃されている場面に遭遇してしまいます。ノエラは面倒なことに巻き込まれることを嫌い、その場に居合わせた少女マーシャを連れて逃げるのでした。
なんとか逃げ切ることに成功したノエラとマーシャ。しかし、マーシャはどさくさに紛れ、転覆したトレーラーからアタッシュケースを持ち出していました。その中に入っていたのは不思議な球体で、手で触れると、周囲はデスヴァレーの景色に包まれす。これは相当なお宝に違いないと、マーシャはデスヴァレーに行こうと言い出しました。これから仕事が入っていたノエラは、マーシャの提案に乗り気になれないでいましたが、マーシャのあまりの押しの強さの根負けしてしまいます。
じつはトレーラーを銃撃して襲った一団はアメリカ軍隊で、不思議な球体の正体は、先日、墜落したUFOから発見された”スペースマインド”と呼ばれる重要機密でした。そして、その未知のテクノロジーはソ連も狙っていました。
彼らはトレーラーから”スペースマインド”が持ち去られたことに気づき、ノエラとマーシャの行方を追います。こうして軍隊から追われる身となった二人の逃亡劇が幕を開けるのでした…

『カリフォルニア・クライシス追撃の銃火』の魅力とは?

独特な作画手法を採用

キャッチコピーは、「いま、アニメ・シーンに新しい風!!」。
日本における普通のセルアニメとは異なり、人物の色や影の指定に用いる色トレスを実線トレスで行うなど、メリハリの強い画面作りが行われている。
https://masteranime.es/anime/info/california-crisis-gun-salvo?__cf_chl_jschl_tk__=d40acd820d03f6ef24f8a0f03661af242f273b48-1611031275-0-AZTRi1fORx1WqTVMaZX9_78MUUxSDtUrA-cego_n14oa21CrMRK4ZzLkii6x0CAeogeikZrmhiCcEXUoRmfouidi2NduqV2P5eBV1cSsj9CKLRv7U2809lB32kYGAeOtnIXeEPY6B9xHs5M5JAKEc35EwNq_i5hsq-oMeIdD9s78vW3zMMwubsukH9_lE1WoALDzPIEnzw5mu8GbGbDRhg88aSZ__9m296lDzc_3zhl94ynBfsu7ktAl0wRgotznwum-F7SX7zqsaS9Zkk3FNu08tqp-UHgdOtQMs8BApvZo51F5oI0pjX8Fmbat_A6TDu-9WNbcFAjfjMMVvXqV4mNeqnPCJO_sVgYr6q9ucR62 (2254486)

Wikipediaにもこのような記載があり、本編を観れば、作画が独特ということはお分かりいただけると思います。
個人的には舞台がアメリカということもあって、アメコミの手法を取り入れたのではないかと思っています。舞台・設定が作画とマッチしていて、キャッチコピー通りの斬新さを感じさせるアニメです。

出演している声優陣も見逃せない

作中の主人公ノエラを演じているのは、
声優・安原義人さん

声優・安原義人さん

ヒロインのマーシャを演じているのは、
声優・冨永みーなさん

声優・冨永みーなさん

冨永みーなさんは『サザエさん』のカツオ役でも有名で、全国的にも知名度の高い声優といえるでしょう。安原義人さんはというと、その名前だけでピンとくるユーザーは少ないかもしれませんね。しかし、安原義人さんが演じてきた代表作品・キャラクターを挙げれば、その声が脳内再生されるミドルエッジ世代は少なくないはずです。
バードマン /『パーマン』

バードマン /『パーマン』

内海俊夫 /『キャッツ❤アイ』

内海俊夫 /『キャッツ❤アイ』

雲のジュウザ /『北斗の拳』

32 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

漫画やアニメや映画にドラマ!大人気だった「あんみつ姫」のおもちゃ集

漫画やアニメや映画にドラマ!大人気だった「あんみつ姫」のおもちゃ集

「あんみつ姫」がテレビアニメ化されたのは1986年です。はじまりは1949年の漫画作品からのようですが、その人気は何十年にも渡り続きました。漫画やアニメや映画やドラマなどで、あんみつ姫は大活躍。 今回は、あんみつ姫のおもちゃ集をまとめてみたので、ぜひご覧ください。
あやおよ | 322 view
【1986年】ミスモモコクラブの美少女!日本レコード大賞新人賞の受賞曲は!?受賞者は今!?

【1986年】ミスモモコクラブの美少女!日本レコード大賞新人賞の受賞曲は!?受賞者は今!?

昔は大晦日の夜といえば、テレビの前で一家団欒。『日本レコード大賞』と『紅白歌合戦』をはしごして視聴した方が多かったことでしょう。中でもドキドキするのが、日本レコード大賞の「大賞」と「最優秀新人賞」の発表の瞬間。今回は、日本レコード大賞の「新人賞」にフォーカスし、受賞曲と受賞者の今についてご紹介します。
izaiza347 | 460 view
夏休みの思い出!花王 愛の劇場【わが子よ】を振り返ってみよう!

夏休みの思い出!花王 愛の劇場【わが子よ】を振り返ってみよう!

1981年~1986年にかけて「花王 愛の劇場」(13:00~13:30 TBS系)で放送されていた「わが子よ」シリーズ。毎年7月~8月の夏休み期間中に放送されていたこともあり、夏休みの風物詩的ドラマとして見ていた方も多かったのではないでしょうか。なつかしくなり「わが子よ」全6シリーズについて振り返ってみました。
ハナハナ | 4,192 view
【1986年洋楽】荻野目の『ダンシング・ヒーロー』の原曲は!?「日本」でヒットした洋楽トップ5

【1986年洋楽】荻野目の『ダンシング・ヒーロー』の原曲は!?「日本」でヒットした洋楽トップ5

「洋楽」と一言で言っても、アメリカやイギリスなど本場でヒットする曲と、日本国内でヒットする曲はかなり異なります。中には、日本でヒットしても、本国ではヒットしないという逆転現象も!? 今回は "1986年の日本" にフォーカスして、オリコンシングルチャートを中心に「日本でヒットした洋楽5選」をご紹介します。
izaiza347 | 265 view
ベトナム戦争の悲劇!日本で手術を受けた結合双生児ベトちゃんドクちゃんのその後

ベトナム戦争の悲劇!日本で手術を受けた結合双生児ベトちゃんドクちゃんのその後

1980年代に手術のためにベトナムから来日した、結合双生児のべトちゃんドクちゃんを覚えていますか?急性脳症を発症したベトちゃんはドクちゃんと共に治療のため来日し、手術を受けました。日本中が応援していたベトちゃんとドクちゃんはその後どうなったのでしょうか?今回はベトちゃんドクちゃんのその後についてご紹介します。
そうすけ | 832 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト