2000年に公開、『グラディエーター』――コモドゥスの統治で腐敗していくローマ帝国を止めるために戦う姿のマキシマスはかっこよかったですね。
2020年2月29日 更新

2000年に公開、『グラディエーター』――コモドゥスの統治で腐敗していくローマ帝国を止めるために戦う姿のマキシマスはかっこよかったですね。

人望があり力があるがゆえに、望まぬ政争に巻き込まれる男、マキシマスの悲劇とも言える内容には悲しくも、正義心をもって戦い抜いたその姿は漢の中の漢でした。愚帝コモドゥスとの確執の戦闘シーンは心が震えましたね。そんな『グラディエーター』振り返ってみましょう!

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グラディエーターとは…

2000年に公開されたアメリカ合衆国の歴史映画。
監督はリドリー・スコット、主演はラッセル・クロウ。
第73回アカデミー賞、第73回アカデミー作品賞、主演男優賞、衣装デザイン賞、視覚効果賞、音響賞の5部門を獲得、および第58回ゴールデングローブ賞で作品賞を受賞した。

映画「グラディエーター」劇場予告

帝政ローマ時代中期を舞台とした内容です。
ラッセル・クロウ扮するローマ軍将軍マキシマス・デシマス・メレディウスはある日、皇帝アウレリウスが「皇帝をお前(マキシマス)にやりたい」と言うが、それを辞退するものの、皇帝の死後、皇太子コモドゥスの確執に巻き込まれて家族を失ってしまう。
自らも奴隷に身分を落とし、マキシマスはコモドゥスへの復讐を誓い、ローマ文化の象徴の一つである剣闘士(グラディエーター)として名を上げていく。

あらすじ

西暦180年、大ローマ帝国。皇帝から次期皇帝の座を望まれるものの、主人公・マキシマスは固辞する。しかしそれを聞きつけた愛情に欠乏している皇帝の息子コモドゥスは侮辱されたと憤怒に怒り、皇帝を殺し、マキシマスの妻子をも殺害してしまう。
新皇帝についたコモドゥスに対し、マキシマスは奴隷剣闘士に身を落とし、コロセウムに挑む。そして、真の剣闘士(グラディエーター)として、復讐を果たすのだった……。

主演の紹介

ラッセル・クロウ(マキシマス)

 (2033679)

平民でありながらも、戦闘センスが天才的に高く、かつ人望にも恵まれ、皇帝に気に入られ、絶大な信頼を得てしまったために、皇帝に「お前に皇帝の座をやろう」と言われて後、彼の人生が狂いだします。

以下はマキシマスの見せどころのシーンのセリフです。
これから襲う彼の悲劇を含め思いを馳せると、マイ ネーム イズ グラディエーターと颯爽と告げる所に涙を覚えてしまった方もいるのではないかと思います。
私の名は剣闘士(グラディエーター)。

我が名はマキシマス・デシマス・メリディアス。北軍指令官にしてフィリックス団将軍。真の皇帝マルクス・アウレリアスの忠実なる僕。殺されし子の父にして殺されし妻の夫。来世になろうと復讐は必ず果たす。 
via 映画『グラディエーター』
マキシマス演じたラッセル・クロウは、

1990年に『ザ・クロッシング』で本格的に映画デビュー(映画初主演作品でもある)。1995年に『クイック&デッド』でハリウッドにも進出、以来、非常に多彩な役をこなせる俳優として注目されています。また、
 (2031638)

「逃走遊技 NO WAY BACK」では豊川悦司と共演しています。

ホアキン・フェニックス(コモドゥス)

 (2033677)

皇帝マルクス(父)に疎まれ、姉にも疎まれ、大きくコンプレックスをこじらせてしまった皇太子。そんなある日マキシマスに皇帝の座を譲りたいという話を聞きつけ、極悪非道の道に走ります。

そして歪み切ったコモドゥスの決めセリフはこちら。実の姉がコモドゥスでなく、マキシマスに思いを寄せていることにむかっ腹を立て、息子(ルシアス)を人質に、こう言います。「愛してくれ!」がどうしてこうも歪んでしまったのか(´;ω;`)
ルシアスは我が手中にある。
もし母親が余を失望させるような態度をとるなら、彼は死ぬ。
もし気高くも己が道を選び自決するとしても、彼は死ぬ。
そなただが、余の愛に応えることになろう。
余に純血の後継ぎを授けるのだ。
さすればコモドゥスとその子孫は長きに渡り君臨するであろう。
余は慈悲深いであろう? 慈悲深いであろう!
via 映画『グラディエーター』
そんなコモドゥスを熱演したホアキン・フェニックスは、1986年制作のアメリカ合衆国のSF冒険映画では
 (2031652)

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