2000年に公開された「グラディエーター」 アカデミーを受賞した名優ラッセル・クロウの名演技に涙しました
2020年2月29日 更新

2000年に公開された「グラディエーター」 アカデミーを受賞した名優ラッセル・クロウの名演技に涙しました

人望があり力があるがゆえに、望まぬ政争に巻き込まれる男、マキシマス(演:ラッセル・クロウ)の悲劇とも言える内容には悲しくも、正義心をもって戦い抜いたその姿は漢の中の漢でした。愚帝コモドゥス(演:ホアキン・フェニックス)との確執の戦闘シーンは心が震えましたね。そんな『グラディエーター』振り返ってみましょう!

21 view

グラディエーターとは

日本では2000年6月17日に公開されたアメリカの歴史映画です。

映画「グラディエーター」劇場予告

西暦180年、大ローマ帝国。主人公・マキシマス(ラッセル・クロウ)は元農夫にも関わらず、将軍としての活躍と高い人望ゆえに皇帝から次期皇帝の座を望まれる。しかし、マキシマスは「家族の元に戻りたい」と固辞する。それを聞きつけた皇帝の息子コモドゥス(ホアキン・フェニックス)は「なぜ父は私に皇帝の座を譲ってくださらないのか」と憤怒し、皇帝を殺し、マキシマスの妻子をも殺害してしまう。
新皇帝についたコモドゥスに復讐するために、地位を捨て、マキシマスは奴隷剣闘士に身を落とし、コロセウムに挑む。やがてマキシマスは真の剣闘士(グラディエーター)として、昇りつめていくのだった。

グラディエーターの凄さ

この作品には1億ドル(今の日本円でだいたい110億円ほどです…)を超える制作費と破格の宣伝費を費やしました。その結果、才覚と熱意と並々ならぬ努力も結実したのでしょう。
第73回アカデミー賞作品賞と比肩し、第58回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞を受賞、興行的にも世界的大ヒットを映画界に爪痕を残しました。
リドリー・スコット自身は史実のローマ時代に深い興味と敬意を抱いており、できる限りは「実際のローマ」を映像化する事を望んでいたとコメントしている。
また第73回アカデミー賞では、作品賞、主演男優賞、衣装デザイン賞、録音賞、視覚効果賞、を獲得などと、商業的成功だけでなく芸術的な評価という点でも『グラディエーター』は主演ラッセル・クロウのアカデミー主演男優賞受賞を初め、アカデミー、ゴールデングローブ、英国アカデミー賞などを独占して36個の賞を受賞する大快挙を果たしています。

ノミネートも含めるとどの賞の部門に上げられており、その中でもホアキン・フェニックスのアカデミー助演男優賞ノミネート、リドリー・スコットのアカデミー監督賞ノミネートが特に目立っています。
この中で特に名演技を遂げたマキシマス(ラッセル・クロウ)の魅力に迫っていきましょう。

マキシマス(ラッセル・クロウ)の魅力

 (2034683)

まずマキシマスのカッコよさがわかる、冒頭での蛮族との決戦前に、マキシマスが騎兵隊の兵士にかける言葉です。
マキシマス: 「兄弟よ! 3週間後の私は畑で収穫だ。君らも好きな所へ帰れる。
隊形を崩さず、私に続け! もし独りになって、緑の野と太陽が見えたら、その先は天国だ。
死んだってことだ! 兄弟よ。勇敢なる者に永遠の栄光を!」
出典 映画『グラディエーター』
こんな上司がいたらついていきたくなりますね。冗談も含めて戦いの前に士気を上げつつ緊張をほぐす言葉のセンスは惚れてしまいますね。

数々の将軍として戦勝を続けた結果

マルクス・アウレリウス:ローマ最大の功労者への褒美は何がいい?
マキシマス:故郷に帰らせてください。
マルクス・アウレリウス:故郷だな。
出典 映画『グラディエーター』
と名誉より、妻子が待っている故郷に帰りたいと懇願するその家族思いなところに胸が打たれるエピソードでした。
 (2035513)

ここで皇帝の子コモドゥス(演:ホアキン・フェニックス)がでしゃばります。
「皇帝の子である自分こそがふさわしいはずなのになぜ農夫ごときの(皇帝の座を)マキシマスにやるのか」と精神的な打撃を食らい、コモドゥスは父・皇帝を殺害し、マキシマスの妻子をも見せしめとして殺戮してしまいます。こうして、新帝コモドゥスが誕生しましたが、彼は皇帝の座をもってほしいままに、独壇場が貫きます。

コモドゥスの影あってこそ映えた光のマキシマス

このコモドゥスは完全に悪役なのですが、影があるからこそ光が輝くというように、悪役ぶりを演じることで、マキシマスが光ります。
マキシマスは、コモドゥスへ復讐を果たすために今までの地位を投げ捨て、奴隷戦士と身を落とし、グラディエーターとしてのしあがります。
その間、コモドゥスは気風たっぷりに皇帝として気持ちいいくらいの悪役を演じます。
これが物語を面白くさせているスパイスだと思います。
33 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

2000年に公開、『グラディエーター』――コモドゥスの統治で腐敗していくローマ帝国を止めるために戦う姿のマキシマスはかっこよかったですね。

2000年に公開、『グラディエーター』――コモドゥスの統治で腐敗していくローマ帝国を止めるために戦う姿のマキシマスはかっこよかったですね。

人望があり力があるがゆえに、望まぬ政争に巻き込まれる男、マキシマスの悲劇とも言える内容には悲しくも、正義心をもって戦い抜いたその姿は漢の中の漢でした。愚帝コモドゥスとの確執の戦闘シーンは心が震えましたね。そんな『グラディエーター』振り返ってみましょう!
me*me | 0 view
2000年に公開された『17歳のカルテ』――思春期に精神科病棟で過ごす彼女たちのヒューマンドラマでした

2000年に公開された『17歳のカルテ』――思春期に精神科病棟で過ごす彼女たちのヒューマンドラマでした

2000年に公開されたアメリカ映画。「カミソリは痛い、水は冷たい、薬は苦い、銃は違法、縄は切れる、ガスは臭い。生きてるほうがマシ」心が不安定な女の子たちの物語を、よどんだセピア色に展開されるものの、小さな力強い希望を貰えるそんな映画でした。
me*me | 2 view
2000年公開された『オータム・イン・ニューヨーク』――プレイボーイな中年男性と余命幾ばくもない少女との切ない愛の物語でしたね

2000年公開された『オータム・イン・ニューヨーク』――プレイボーイな中年男性と余命幾ばくもない少女との切ない愛の物語でしたね

2000年に公開された『オータム・イン・ニューヨーク』は、親子のほど離れている恋物語でしたが、設定の中身が一味違いましたね。プレイボーイの中年が一回り下の(実は余命幾ばくもない)女性を愛するお話でした。
me*me | 0 view
2000年に公開『M:I-2(ミッション:インポッシブル2)』、愛する女を命がけで助けるイーサンを演じたトム・クルーズは最高にかっこよかったですね!!!

2000年に公開『M:I-2(ミッション:インポッシブル2)』、愛する女を命がけで助けるイーサンを演じたトム・クルーズは最高にかっこよかったですね!!!

トム・クルーズといえば、人を惹きつけてやまないカリスマ性がございますね。そんなトム・クルーズに熱狂したファンも少なくはないのではないでしょうか!?今回は彼のどんどんカッコよくなっていく愛する女を守るための快進撃とそのサバイバル&行動力に触れてみませんか?
me*me | 0 view
ディカプリオが100本以上のオファーから「タイタニック」の次に選んだ映画『ザ・ビーチ』

ディカプリオが100本以上のオファーから「タイタニック」の次に選んだ映画『ザ・ビーチ』

映画「タイタニック」で主人公を演じたレオナルド・ディカプリオが、次回作に選んだ映画が『ザ・ビーチ』だった。監督は映画「トレインスポッティング」のダニーボイル。”夢の楽園”を探し求める若者たちを描いた作品。
ひで語録 | 5,551 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト