そんな時にナース派遣センターから、いずみの看護学校の同級生、みどりが派遣されてくる。いずみと違って優秀なみどりに感心する翔子や華子。翔子はみどりからもっと待遇の良い職場に移らないかと誘われ、心が揺れる。
高熱を出し病院で倒れたいずみは、無理をして患者の通夜に行き、再び倒れてしまう。心配し怒りながらも看病をする翔子に、いずみは「私看護婦の仕事頑張るから、先輩どこにも行かないで」と訴えるのだった。
三角関係?いずみの恋も見逃せない!
第8話 初めての手術
そんな中博之が腹痛で入院することになり、博之の手術を龍太郎が担当することになる。いずみと龍太郎の仲を疑っている博之は龍太郎が執刀することを拒否。龍太郎も自信のなさから尻込みしてしまう。
実は龍太郎は、子どもの頃に弟を失ったトラウマから血が怖いのだ。その話を聞いたいずみは、龍太郎に医師としての自信を持たせようと、博之を説得する。
ベテランナースも負けてない!!
婦長の根本(吉行和子)が人事異動で看護部長になるという話がナースステーションに届いた。婦長のポストが空くという事で、主任の華子(深浦加奈子)は「いよいよ、私が・・・・・・」と期待に胸を躍らせる。急に張り切り出した華子は後輩ナース達に口うるさく指導にあたる。しかしそんなある日、松葉杖をついた患者とぶつかり、華子の足首にヒビが・・・・・・。
四日間の入院生活を余儀なくされる。整形外科のベットが空いていなかった為、外科病棟に入院が決まり、ナース一同はじめ、相部屋の患者たちもガックリ。いろいろと細かい事を言われると分かっているのだ。「こんな大事な時期に怪我するなんて、婦長昇進が見送られるのでは」と危惧する華子だが・・・・・・!
第10話 VIPの入院
初めはいずみが桂木の担当をしていたが、マスコミに余計なことを喋って場を混乱させてしまった為に夕子に替わることに。
実は夕子は幼い頃に父親を亡くしていて、初めは誤解をしていた桂木にいつしか父性を感じる用意なって行く。
「桂木さんの世話をしていて、初めて、この仕事が好きだって思えた」
独り立ち後も不安はいっぱい!!(いずみ以外に)
先輩ナースの指導を受けていたいずみ(観月ありさ)と美紀(椋木美羽)が、いよいよ独り立ちすることになった。相変わらず失敗続きのいずみに、翔子(松下由樹)は「大丈夫?」といぶかるが、いずみは「やっと尾崎先輩から離れられる」とノー天気に喜ぶ。
ある日、いずみの担当患者で、16歳の雄一が母の君子に付き添われて入院してくる。一言も喋らない雄一を甲斐甲斐しく世話する君子。手術の前日、いずみは雄一に食事や水分を取らないように指示をして帰宅する。しかし君子は牛乳は禁止されなかったと雄一に飲ませ、麻酔後雄一はおう吐し、手術は中止となる。
患者への説明が不十分だといずみは沢田から叱責され、唯一の担当を外されてしまう。
恩師の癌に翔子は?そしていずみ最大のピンチ!!
告知はしないという沢田の治療方針で片桐には胃潰瘍と説明するが、翔子の態度から癌だとばれてしまう。自暴自棄になる片桐。実は片桐は離婚をし、息子と離れて暮らしていたのだ。
翔子は片桐の為に彼の離婚した妻の洋子に会い、息子の誠と会わせてほしいと頼むが断られる。そこでいずみは、誠の幼稚園の帰宅時を見計らい、誠を連れだし片桐と会わせる。息子と会えた喜びから再び治療を受ける気になった片桐だったが、洋子が息子が誘拐された、と警察と共に病院へやってくる。