女2:男1の三角関係
via www.amazon.co.jp
まずは「友達と同じ人を好きになってしまう」という三角関係。
りぼんで連載されていた「星の瞳のシルエット」がそうですね!当時のりぼんで絶大な人気を誇り、「200万乙女のバイブル」というキャッチフレーズで連載していたのですが、大ヒットでりぼんの発行部数が増え「250万乙女のバイブル」となったほどの人気作品。
主人公の香澄は、小さい頃に出会った「すすき野原の男の子」からもらった「星のかけら」を大切に持っていました。「すすき野原の男の子」が初恋の相手だったのです。
中学2年生になった香澄は親友の真理子から好きな人がいる、といって久住くんの存在を知ります。その時、香澄は久住を見てドキッとしてしまい、真理子に悪いと思う反面彼に惹かれていったのです。ですが、その思いは決して誰にも口にしていませんでした。
そして「すすき野原の男の子」は久住であることが分かります。高校生になって香澄は久住に告白されるのですが断ります。そしてその後真理子と付き合うことに。
自分の気持ちを胸にしまって友達の恋を応援するなんて、昭和な展開というか古い少女漫画だなという感じが、連載当時からしていました。小さい頃から思いあっている両思いなのに親友だからといってゆずる意味が分からないなと、モヤモヤしました。
ですがやはりひかれあう二人なので最後は結ばれます。
1990年から「別冊フレンド」で連載していた「バージンブルー」も女2:男1の三角関係。こちらは親友の恋人を好きになってしまうというお話でした。ですがずっと三角関係のお話ではなく、2人は序盤に結ばれていますね。
今でも友達と同じ人を好きになってしまうという漫画は数多くありますが、今は昔と違って好きになったらきちんとそれを伝えている作品が多いと思います。言いたいことはしっかりいうというのが本当に相手を思うことという感じになっています。時代を感じますよね。
りぼんで連載されていた「星の瞳のシルエット」がそうですね!当時のりぼんで絶大な人気を誇り、「200万乙女のバイブル」というキャッチフレーズで連載していたのですが、大ヒットでりぼんの発行部数が増え「250万乙女のバイブル」となったほどの人気作品。
主人公の香澄は、小さい頃に出会った「すすき野原の男の子」からもらった「星のかけら」を大切に持っていました。「すすき野原の男の子」が初恋の相手だったのです。
中学2年生になった香澄は親友の真理子から好きな人がいる、といって久住くんの存在を知ります。その時、香澄は久住を見てドキッとしてしまい、真理子に悪いと思う反面彼に惹かれていったのです。ですが、その思いは決して誰にも口にしていませんでした。
そして「すすき野原の男の子」は久住であることが分かります。高校生になって香澄は久住に告白されるのですが断ります。そしてその後真理子と付き合うことに。
自分の気持ちを胸にしまって友達の恋を応援するなんて、昭和な展開というか古い少女漫画だなという感じが、連載当時からしていました。小さい頃から思いあっている両思いなのに親友だからといってゆずる意味が分からないなと、モヤモヤしました。
ですがやはりひかれあう二人なので最後は結ばれます。
1990年から「別冊フレンド」で連載していた「バージンブルー」も女2:男1の三角関係。こちらは親友の恋人を好きになってしまうというお話でした。ですがずっと三角関係のお話ではなく、2人は序盤に結ばれていますね。
今でも友達と同じ人を好きになってしまうという漫画は数多くありますが、今は昔と違って好きになったらきちんとそれを伝えている作品が多いと思います。言いたいことはしっかりいうというのが本当に相手を思うことという感じになっています。時代を感じますよね。
男2:女1の三角関係
via www.amazon.co.jp
続いて、男性2:女1の三角関係。
主人公には好きな人がいるけど、他の男の子が主人公を好きになって猛アタックされるという展開が多いですね。最近では「当て馬」なんて呼ばれていますが、当て馬がかっこよくないと三角関係漫画は成り立たない!という重要な存在だと思います。個人的には、「なんで主人公こっちを選ばないんだよ!」といういくらいいい人の方が漫画として面白いと思います。
マーガレットで連載されていた「花より男子」はその変形パターンですね。主人公のつくしは、もともと花沢類に惹かれていましたが、道明寺から猛アタックされ、だんだん道明寺を好きになっていきます。そして途中、花沢類がつくしを好きになりアタックするのですが、つくしが選んだのは道明寺でした。
私は断然花沢類派だったのですが、大人になってから読むと花沢類は草食系男子に見え、あんなに猛アタックしてくれる人はなかなか現実にはいないので道明寺に惹かれる自分がいました。
みなさんも今読み返してみるとどっちに惹かれるか、変わっているかもしれませんよ。
他に男2:女1の三角関係は「りぼん」で連載されていた「ママレード・ボーイ」もありますね。
序盤だけなのですが、主人公の光希は中学時代銀太のことが好きだったのですが、こっぽどく振られてしまい、それ以来友達関係に。ですがじつは銀太はずっと光希のことが好きですれ違いだったのです。光希は義理の兄となった遊に惹かれていきますが、銀太はずっと光希を思っていました。ですが光希は全然それに気が付かないので不憫な片想いでしたね。最後は別の子と結ばれています。
義理の兄妹でいうと1991年に別冊マーガレットで連載されていた「すっとんきょーな兄妹」はイケメンの兄2人が妹を好きになるというお話でしたね。
男性2人の間で揺れる三角関係漫画は、女性として読んでいて一番ドキドキするのではないでしょうか。今でも多いパターンですよね。
主人公には好きな人がいるけど、他の男の子が主人公を好きになって猛アタックされるという展開が多いですね。最近では「当て馬」なんて呼ばれていますが、当て馬がかっこよくないと三角関係漫画は成り立たない!という重要な存在だと思います。個人的には、「なんで主人公こっちを選ばないんだよ!」といういくらいいい人の方が漫画として面白いと思います。
マーガレットで連載されていた「花より男子」はその変形パターンですね。主人公のつくしは、もともと花沢類に惹かれていましたが、道明寺から猛アタックされ、だんだん道明寺を好きになっていきます。そして途中、花沢類がつくしを好きになりアタックするのですが、つくしが選んだのは道明寺でした。
私は断然花沢類派だったのですが、大人になってから読むと花沢類は草食系男子に見え、あんなに猛アタックしてくれる人はなかなか現実にはいないので道明寺に惹かれる自分がいました。
みなさんも今読み返してみるとどっちに惹かれるか、変わっているかもしれませんよ。
他に男2:女1の三角関係は「りぼん」で連載されていた「ママレード・ボーイ」もありますね。
序盤だけなのですが、主人公の光希は中学時代銀太のことが好きだったのですが、こっぽどく振られてしまい、それ以来友達関係に。ですがじつは銀太はずっと光希のことが好きですれ違いだったのです。光希は義理の兄となった遊に惹かれていきますが、銀太はずっと光希を思っていました。ですが光希は全然それに気が付かないので不憫な片想いでしたね。最後は別の子と結ばれています。
義理の兄妹でいうと1991年に別冊マーガレットで連載されていた「すっとんきょーな兄妹」はイケメンの兄2人が妹を好きになるというお話でしたね。
男性2人の間で揺れる三角関係漫画は、女性として読んでいて一番ドキドキするのではないでしょうか。今でも多いパターンですよね。
ちょっと不思議な三角関係
via www.amazon.co.jp
最後に、ちょっと変わった三角関係をご紹介。
「花とゆめ」で連載されていた「花ざかりの君たちへ」は、主人公が男装して男子寮に潜入するというお話。走り高跳びの選手だった佐野泉に憧れて男子寮に入った芦屋瑞稀はだんだんと佐野に惹かれていきます。佐野は、瑞稀が女性であることには早い段階で気が付いていたのですが本人にはそれを伝えず男として接していました。ですが徐々に瑞稀に恋愛感情を抱いていきます。
そして2人の同級生である中津秀一は、瑞稀が女性であることは知らないのですが、瑞稀を好きになってしまいます。同性を好きになってしまったことで葛藤していきますね。
実際は瑞稀は女なので男2:女1の三角関係、しかも結構王道の構図なのですが、中津が瑞稀を男だと思い込んでいることでなんだか不思議な三角関係になっています。
最後は瑞稀が女性だということに気が付くのですが、中津の思いは変わりませんでした。
1988年から「別冊少女コミック」で連載されていた「THE B.B.B(バックレバークレーボーイ)」もちょっと変わった三角関係。
須王友実はある日、ディスコの店員に一目ぼれをします。その相手は実は、音信不通になっていた義理の兄・須王獅子丸でした。
友実と獅子丸が出会ったのは中学生のころ。親の再婚で兄妹になりました。獅子丸は女々しい性格だったので友実はアメフトを進めます。するとアメフトに魅了され、本場のアメリカに行き、6年間音信不通になっていたのでした。
獅子丸はアメリカでお世話になっていたハーフの 刑部 我意と同居していました。モデルとして活躍している我意ですが実はゲイで獅子丸のことが好きだったのです。
主人公とゲイの男性が、1人の男の人を好きになるという三角関係漫画でした。しかも、最後は友実と我意もお互いに惹かれあい、3人で結婚、たくさんの子供に恵まれて暮らしているという斬新なラストでした。こんな漫画が1980年代に連載されていたなんて!という衝撃作ですよ。
三角関係漫画にもいろいろありますが、あなたはどんな漫画がお好みですか?
「花とゆめ」で連載されていた「花ざかりの君たちへ」は、主人公が男装して男子寮に潜入するというお話。走り高跳びの選手だった佐野泉に憧れて男子寮に入った芦屋瑞稀はだんだんと佐野に惹かれていきます。佐野は、瑞稀が女性であることには早い段階で気が付いていたのですが本人にはそれを伝えず男として接していました。ですが徐々に瑞稀に恋愛感情を抱いていきます。
そして2人の同級生である中津秀一は、瑞稀が女性であることは知らないのですが、瑞稀を好きになってしまいます。同性を好きになってしまったことで葛藤していきますね。
実際は瑞稀は女なので男2:女1の三角関係、しかも結構王道の構図なのですが、中津が瑞稀を男だと思い込んでいることでなんだか不思議な三角関係になっています。
最後は瑞稀が女性だということに気が付くのですが、中津の思いは変わりませんでした。
1988年から「別冊少女コミック」で連載されていた「THE B.B.B(バックレバークレーボーイ)」もちょっと変わった三角関係。
須王友実はある日、ディスコの店員に一目ぼれをします。その相手は実は、音信不通になっていた義理の兄・須王獅子丸でした。
友実と獅子丸が出会ったのは中学生のころ。親の再婚で兄妹になりました。獅子丸は女々しい性格だったので友実はアメフトを進めます。するとアメフトに魅了され、本場のアメリカに行き、6年間音信不通になっていたのでした。
獅子丸はアメリカでお世話になっていたハーフの 刑部 我意と同居していました。モデルとして活躍している我意ですが実はゲイで獅子丸のことが好きだったのです。
主人公とゲイの男性が、1人の男の人を好きになるという三角関係漫画でした。しかも、最後は友実と我意もお互いに惹かれあい、3人で結婚、たくさんの子供に恵まれて暮らしているという斬新なラストでした。こんな漫画が1980年代に連載されていたなんて!という衝撃作ですよ。
三角関係漫画にもいろいろありますが、あなたはどんな漫画がお好みですか?
9 件