「クマのプー太郎」とは？
『クマのプー太郎』は、中川いさみの4コマ漫画。1995年4月から1996年3月にはTVアニメ化もされた。
1995年（第1話から第18話(12月13日)まで）は水曜19:30からの放送だったが、1996年（第19話から第30話まで）には金曜17:30に時間枠が移動した。
TVアニメの方は、『ツヨシしっかりしなさい』と同様フジテレビが完全自社製作をしていた。2014年現在、VHSやDVDが未だリリースされていないだけでなく、専門チャンネルやローカル局においても再放送されたことがない。
OPテーマ - 「たいたいづくし」 ／ EDテーマ - 「元気を出して節」
キャラクターが勢ぞろいして明るく陽気なOPは、大人になったら羨ましい！と共感できる歌詞が魅力です。
浪曲のような語りとキャラの奇妙な動きが印象的なEDは、震災を経た現在改めて聴くと心に沁みる名曲です。
「クマのプー太郎」のあらすじ
via pbs.twimg.com
舞台は現代に良く似た世界。ある日町に引っ越して来たクマのプー太郎はのろまな牛のウッシーに出会い、引越しを手伝ってもらうことになりました。そこへ幸せを捜し求めて30年のしあわせウサギやマイマイクでカラオケを歌おうとするカラオケざるがおしかけてきて、プー太郎はイライラしっぱなし。しまいにはカラオケざるがボリュームと間違えてひねったガス栓にタバコの火が引火してプー太郎の家は引っ越したその日に大爆発してしまったのでした。
「とんでもねーとこに引越しちまった～！」と嘆くプー太郎ですが、この町には他にも意地悪な野良猫のミューや何を言っているのか解読不能なまくわうりデカなど、個性的な住民ばかり。今日もプー太郎は周りの人々に振り回されながらドタバタな日常を繰り広げるのでした。
「とんでもねーとこに引越しちまった～！」と嘆くプー太郎ですが、この町には他にも意地悪な野良猫のミューや何を言っているのか解読不能なまくわうりデカなど、個性的な住民ばかり。今日もプー太郎は周りの人々に振り回されながらドタバタな日常を繰り広げるのでした。
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「クマのプー太郎」は、シュールで意味不明だけど一度見たら忘れられない独特のゆる～い雰囲気があったアニメです。原作は青年向けの4コマと言うこともあり、下品でくだらない面もあって好き嫌いがはっきり分かれる作品でした。アニメ放送時私の周りでは大ブームで、友達同士でしあわせウサギやウェイターの声真似をしていました。
個性豊かなキャラクター
プー太郎
しあわせウサギ
幸せを探して30年の野ウサギ。
小さな隙間に耳やしっぽをはさんだり、狭い場所に体を収めたりすることに幸せを感じている。何かとプー太郎にまとわりつくが、プー太郎のライバルであるミューとも仲が良い。
小さな隙間に耳やしっぽをはさんだり、狭い場所に体を収めたりすることに幸せを感じている。何かとプー太郎にまとわりつくが、プー太郎のライバルであるミューとも仲が良い。
カラオケざる
常にマイクを持参してカラオケを歌おうとする猿。
気弱な性格で「ねぇ、歌ってもいい？」と断ってはいるが場をわきまえず出没してカラオケを始めるという強引なところも。著作権の関係か、しょっちゅう阻止されてカラオケを歌えたことはほとんどない。
気弱な性格で「ねぇ、歌ってもいい？」と断ってはいるが場をわきまえず出没してカラオケを始めるという強引なところも。著作権の関係か、しょっちゅう阻止されてカラオケを歌えたことはほとんどない。
ウッシー
プー太郎が越してきて始めて出会った牛。
友好的で優しい性格だが話すのも動くのもとても遅いのんびり屋のため、プー太郎をイライラさせてしまうことが多い。
友好的で優しい性格だが話すのも動くのもとても遅いのんびり屋のため、プー太郎をイライラさせてしまうことが多い。
ロジャー
プー太郎が見つけた魔法のツボに入っていた謎の生き物。
ツボをこすると出てくるが、こすっている間にしか出てこられないので役に立つことはあまりない。呼ばれると「アイアイサー」と返事をする。
ツボをこすると出てくるが、こすっている間にしか出てこられないので役に立つことはあまりない。呼ばれると「アイアイサー」と返事をする。
双子の兄弟
見た目も行動もそっくりの双子。
兄がボケで弟がツッコミ。「双子の兄」「双子の弟」と呼び合っており、兄の一言に弟が同調する。しかしその後に弟は、兄と感覚がちょっとずれていたことを心の中で謝ることが多い。
兄がボケで弟がツッコミ。「双子の兄」「双子の弟」と呼び合っており、兄の一言に弟が同調する。しかしその後に弟は、兄と感覚がちょっとずれていたことを心の中で謝ることが多い。
車掌とまくわうりデカ
警察官に車掌、司会者など様々な職業をこなして物語の進行役を務める車掌（右）。
何を言っているのか全くわからないが肩書きと実績は立派なまくわうりデカ（左）。
何を言っているのか全くわからないが肩書きと実績は立派なまくわうりデカ（左）。
ヒーン親父
なにかにつけて「ヒーン」と泣く親父。
神出鬼没で急にプー太郎の前に現れては「怖いよー！ヒーン」と言って泣きだす。
神出鬼没で急にプー太郎の前に現れては「怖いよー！ヒーン」と言って泣きだす。
ホロホロ鳥
ギターを持った流しのホロホロ鳥。
涙もろく人の哀しい話を聞くのが好きで、一人称は「あたし」。
涙もろく人の哀しい話を聞くのが好きで、一人称は「あたし」。
きゃとらん
皮肉屋で口が悪く、作中で唯一のツッコミ役。
常識人ぶっているが強欲で抜け目ないところがあり、一人だけ得しようとするが邪魔されてひどい目に遭うことが多い。