「オズの魔法使い」がアニメ化された唯一の作品
「オズの魔法使い」は誰でも知っている児童文学作品です。ミュージカルや映画など、様々なジャンルで今も作品が生み出されている不朽の名作です。
そんな「オズの魔法使い」が唯一アニメ化され毎週放送されていたのが1986年。特にひねった内容でもなく、キャラクターが美少女だった訳でもなく、どちらかと言うと地味な作品でしたが当時の子どもには人気があったんですよ。クラスメイトの女子はだいたいみてました。
1986年10月から1987年9月の約1年間で、全52話が放送されました。商社の伊藤萬(イトマン)とエノキフィルムとの共同制作アニメでしたが、伊藤萬が倒産した後はエノキフィルムにその権利が全権渡ったそうです。
そんな「オズの魔法使い」がちょっと地味なのにどうしてヒットしたのか、まとめてみました!
そんな「オズの魔法使い」が唯一アニメ化され毎週放送されていたのが1986年。特にひねった内容でもなく、キャラクターが美少女だった訳でもなく、どちらかと言うと地味な作品でしたが当時の子どもには人気があったんですよ。クラスメイトの女子はだいたいみてました。
1986年10月から1987年9月の約1年間で、全52話が放送されました。商社の伊藤萬(イトマン)とエノキフィルムとの共同制作アニメでしたが、伊藤萬が倒産した後はエノキフィルムにその権利が全権渡ったそうです。
そんな「オズの魔法使い」がちょっと地味なのにどうしてヒットしたのか、まとめてみました!
「オズの魔法使い」ストーリー
基本的にアニメのストーリーの流れは原作と同じでした。
「オズの魔法使い」って、題材としては有名ですしミュージカル映画化された際に誕生した「虹の彼方に(オーバー・ザ・レインボー)」なんて誰もが知る名曲で、知名度はあるのですが結局どうなったっけ?何する話だっけ?という部分が多くありませんか?
という訳で、まずは「オズの魔法使い」のあらすじをどうぞ。
「オズの魔法使い」って、題材としては有名ですしミュージカル映画化された際に誕生した「虹の彼方に(オーバー・ザ・レインボー)」なんて誰もが知る名曲で、知名度はあるのですが結局どうなったっけ?何する話だっけ?という部分が多くありませんか?
という訳で、まずは「オズの魔法使い」のあらすじをどうぞ。
アメリカ合衆国カンザス州でエム叔母、ヘンリー叔父、小さな飼い犬のトトと共に少女ドロシーは暮らしている。ある日、ドロシーとトトは竜巻に家ごと巻き込まれて、不思議なオズ王国の中のマンチキンの国へと飛ばされてしまう。落ちた家は、マンチキンたちを独裁していた東の悪い魔女を圧死させる。北の良い魔女がやってきてマンチキンたちと喜びを分かち合い、悪い魔女が履いていた不思議な力を持つ銀の靴をドロシーに授ける。良い魔女はドロシーに家に帰れる唯一の方法はエメラルドの都に行って壮大な魔力を持つオズの魔法使いに頼むことだと語る。ドロシーは旅に出ることにし、北の良い魔女はドロシーを大事故から守るため、おでこにキスして魔法をかける。
黄色いレンガ道を進み、ドロシーはボクという名のマンチキンによるパーティに出席する。翌日ドロシーは棒に引っ掛かったカカシを助け、ブリキの木こりに油をさし、臆病なライオンと出会う。カカシは脳を、ブリキの木こりは心を、ライオンは勇気を手に入れる願いを叶えてもらうため、ドロシーとトトと共に魔法使いに助けを求めにエメラルドの都に向かう。
だいたいこの辺りまでは知っていますよね。
この後なんやかんやありつつエメラルドの都に一行は到着、オズの魔法使いに会います。そこから今度は悪い西の魔女を倒すため旅を始めます。
すったもんだあり西の魔女を倒し再びオズの魔法使いに会うのですが、この時にオズの魔法使いの本当の正体が分かります。
この後なんやかんやありつつエメラルドの都に一行は到着、オズの魔法使いに会います。そこから今度は悪い西の魔女を倒すため旅を始めます。
すったもんだあり西の魔女を倒し再びオズの魔法使いに会うのですが、この時にオズの魔法使いの本当の正体が分かります。
一行がオズの魔法使いに再会した時、トトが王座の隅のスクリーンを倒してしまうと、本物の魔法使いが現れる。彼は平凡な老人の詐欺師で、だいぶ前にネブラスカ州オマハから気球でオズにやってきたと申し訳なさそうに語る。魔法使いはカカシに糠、ピン、針を詰めた頭("a lot of bran-new brains")を、ブリキの木こりにはおがくずを詰めたハート型の絹の袋を、臆病なライオンには勇気が出る薬を与える。彼らは魔法使いの力を信じているため、これらをもらって喜ぶ。
偉大なる魔法使いオズ、実はただの詐欺師っていう。
私はアニメで「オズの魔法使い」のストーリーを知ったのですが、この時は衝撃でしたね。今もはっきりと覚えています。アニメでは「果たしてその正体は!?来週につづく!」を上手に使って子ども心をガッツリ掴んでいました。
魔法使いはドロシーを気球に乗せて家に帰してあげるというのですが、ハプニングが発生して乗れず。置いて行かれてしまいます。そこで南の良い魔女がなんとかしてくれるかも?という話になり、またまた旅に出る一行。
最終的にはドロシーのはいていた魔法の靴であっさり帰ります。え?だいぶ最初からはいてたよね?という話なのですが、「かかとを3回ぶつけて念じれば好きな場所に行ける」のがこの魔法の靴の能力だとここでやっと判明。そもそも北の良い魔女がそれを知っていたらこんな苦労しなかったのに~などと思いながらみていましたが、すべてが丸く収まって子ども心に納得でした。
私はアニメで「オズの魔法使い」のストーリーを知ったのですが、この時は衝撃でしたね。今もはっきりと覚えています。アニメでは「果たしてその正体は!?来週につづく!」を上手に使って子ども心をガッツリ掴んでいました。
魔法使いはドロシーを気球に乗せて家に帰してあげるというのですが、ハプニングが発生して乗れず。置いて行かれてしまいます。そこで南の良い魔女がなんとかしてくれるかも?という話になり、またまた旅に出る一行。
最終的にはドロシーのはいていた魔法の靴であっさり帰ります。え?だいぶ最初からはいてたよね?という話なのですが、「かかとを3回ぶつけて念じれば好きな場所に行ける」のがこの魔法の靴の能力だとここでやっと判明。そもそも北の良い魔女がそれを知っていたらこんな苦労しなかったのに~などと思いながらみていましたが、すべてが丸く収まって子ども心に納得でした。
「オズの魔法使い」の登場人物
ドロシー(声・島本須美)
主人公。飼い犬のトトと共に竜巻にあい、家ごとオズの国に来てしまう。はっきりした性格で物おじしない少女。
かかし(声・安原義人)
トウモロコシ畑でドロシーと出会う。脳がないので「考える」事ができず、オズの魔法使いから脳をもらうため旅に同行する。
ブリキの木こり(声・神山卓三)
長い間雨で錆びつき動けなくなっていたところ、森の中でドロシーと出会う。元は人間であったが東の魔女に恋人との仲を妬まれ、ブリキの木こりにされてしまった。その際に心もなくしたようで、心をもらうため一向と旅をする。
ライオン(声・永井一郎)
ブリキの木こりと出会った森の出口でドロシーと出会う。ライオンだが非常に憶病。勇気をもらうためオズの魔法使いに会いたいと旅に同行する。
jun 2022/2/17 21:59
懐かしいですね。当時のアニメ、毎週見ていました。
アニメ版は出来が良いだけでなく、続編に出てくるつぎはぎ娘やチックタック、色とりどりのおかしなキャラクターが登場するのは、本作だけなのではないでしょうか。オズマ姫だって他の映像作品では見たことないですしね。
おかげでハヤカワ書房の全14作品も読破してしまいましたw(なかなか翻訳されなくて、10年以上かかった気が…)
まるめ 2020/4/17 23:07
わたしも当時毎週欠かさず夢中になって見ていたアニメです。オズの国の色彩がとても素敵なのと、黄色いレンガの道をあるく足音が大好きでした(^人^)