『強殖装甲ガイバー』とは?
『強殖装甲ガイバー』(きょうしょくそうこうガイバー)は、高屋良樹による日本の漫画作品。およびそれを原作にしたアニメ・小説作品。原作は現在『月刊少年エース』で連載されている。(2016年7月号から長期間休載中)
敵役の秘密結社が世界征服に成功したり、アメリカ同時多発テロ事件より2年前にワシントンD.C.での高層ビル崩壊を描くなど、常識・日常を超えてしまうストーリー性も備えている。
映像化としては、劇場公開版アニメ1本、OVAとして2シリーズ、ハリウッドの実写作品(日本の漫画を原作としたものでは初のハリウッド実写作品※ただし日本資本によるもの)として映画が2本。そして、2005年、WOWOWで新作のテレビアニメが放送された。
『強殖装甲ガイバー』のあらすじ
遥かな昔、謎の異星人「降臨者」が地球に残した3つの「ユニット」と呼ばれる物体。高校生の深町晶は偶然その1つを手に入れ、殖装体「ガイバー」となってしまい、降臨者の遺したデータを悪用し世界征服を目論む秘密結社「クロノス」に追われることとなる。
「調製」と呼ばれる遺伝子操作により強大な力を持った怪人「獣化兵(ゾアノイド)」達との激闘。クロノス幹部の殖装体「ガイバーII」の襲撃。そして獣化兵を遥かに凌ぐ力を持つ「超獣化兵(ハイパーゾアノイド)」。晶は苦戦しつつもガイバーの能力でこれらの強敵を撃退する。
今回の記事のOVA版・強殖装甲ガイバーにおいては、クロノス日本支部を壊滅させたところで物語は締め括られ、原作コミックでは序盤の内容をアニメ化したものに過ぎません。
しかし、OVA版は原作コミックとは異なる展開をしており、本来はまだ登場しないはずの獣化兵がガイバーたちを苦しめるといったオリジナル要素があって面白いです。
しかし、OVA版は原作コミックとは異なる展開をしており、本来はまだ登場しないはずの獣化兵がガイバーたちを苦しめるといったオリジナル要素があって面白いです。
『強殖装甲ガイバー』に登場する獣化兵
獣化兵とは人間の遺伝子を操作して作り出された化け物で、普段は人間と変わらぬ外見をしていますが、あらかじめ調整された獣化兵に変身することができます。
今回の記事ではOVA版で登場した獣化兵について、スペックや能力など紹介していきます。
今回の記事ではOVA版で登場した獣化兵について、スペックや能力など紹介していきます。
一般的な獣化兵(ゾアノイド)
via aucfree.com
物語冒頭に登場する獣化兵で、筋力増幅度は常人の15倍にも相当するほどのパワーを誇ります。外見は恐竜を思わせる爬虫類系そのものの印象で、骨格の構造も強靭のため、耐久性にも優れていて驚異的な強さを発揮しています。
via aucfree.com
物語冒頭に登場する獣化兵で、両肩に1門ずつ備えた生体レーザーは厚さ30cmのコンクリートを1秒で貫通するほどの威力を誇ります。その代わりに筋力増幅度は低めになっており、常人の5倍にとどまる程度のレベルです。
via guyver-world.ru
獣化兵のなかでは最も一般的なタイプで、外見は猿をイメージしたものとなっています。初期に実用化に成功され、筋力増幅度は常人の10倍のパワーをもち、簡単に調整できるといったメリットの大きさから世界中に配備されています。
via aucfree.com
日本支部で独自にハイパー獣化兵を目指して開発されたものの、OVA版では正式採用されていません。筋力はグレゴールの3倍、レーザー砲はヴァモアの4倍の出力を誇り、従来の獣化兵を遥かに凌ぐ潜在能力を備えています。
外見の印象とは裏腹に高い敏捷性をもち、体内で精製した溶解液を射出することも可能。
外見の印象とは裏腹に高い敏捷性をもち、体内で精製した溶解液を射出することも可能。
via hlj.co.jp
並みクラスの獣化兵ではガイバーに歯が立たないことから、人工的にガイバーの宿敵として生み出した実験体です。クロノス日本支部長が数々の失態を犯したことで、責任を問われ、ガイバーを倒すために調整されてしまった姿となります。
体内ではガイバーの強殖組織を分解する酵素を精製しており、牙や爪・尾の先から分泌しています。さらには血中にも強殖組織を分解する酵素を高い濃度で含有しており、直接攻撃を受けると、ガイバー自身にも大きなダメージを与えて苦しめます。
体内ではガイバーの強殖組織を分解する酵素を精製しており、牙や爪・尾の先から分泌しています。さらには血中にも強殖組織を分解する酵素を高い濃度で含有しており、直接攻撃を受けると、ガイバー自身にも大きなダメージを与えて苦しめます。
平均体重:150kg
<筋力増幅型>