これは原作となった乱歩の「黒蜥蜴」を少女漫画向けによく脚色したいい作品だと思います。
キャラ設定は多少異なりますが基本的なところはしっかり外してませんし、黒とかげの明智に対するツンデレっぷりがたまりません。
高階先生の作品ベスト3に入れてもいいんじゃないでしょうか。
他にも「血とばらの悪魔」「ドクターGの島」も乱歩作品が原作です。
キャラ設定は多少異なりますが基本的なところはしっかり外してませんし、黒とかげの明智に対するツンデレっぷりがたまりません。
高階先生の作品ベスト3に入れてもいいんじゃないでしょうか。
他にも「血とばらの悪魔」「ドクターGの島」も乱歩作品が原作です。
筆者が思うに当時の担当編集者に乱歩ファンがいたのかそれとも先生ご自身が乱歩に興味があったのかとても気になるところです。
かなり乱歩を研究されたのではないでしょうか。後にでる「殺人事件シリーズ」「マジシャン」にはトリックなどに乱歩の影響があるような場面があります。
ネタバレになるのでここでは伏せますが、読み比べてみるのも面白いかもしれません。
かなり乱歩を研究されたのではないでしょうか。後にでる「殺人事件シリーズ」「マジシャン」にはトリックなどに乱歩の影響があるような場面があります。
ネタバレになるのでここでは伏せますが、読み比べてみるのも面白いかもしれません。
■「地獄でメスがひかる」「悪魔たちのパラダイス」「悪魔たちの巣」
「地獄でメスがひかる」「悪魔たちのパラダイス」「悪魔たちの巣」、これは三部作といってもいいでしょう。
「悪魔たちの巣」は1988年にミステリーボニータで連載が始まりましたがそのペースとなっているのは1972年に「なかよし」で連載された「地獄でメスがひかる」です。
「悪魔たちの巣」が1995年に終了するので足掛け23年の物語ということになりますね。
「地獄でメスがひかる」は2015年「なかよし」60周年記念復刻版50に選ばれました!
高階先生の代表作といってもいいでしょう。
「悪魔たちの巣」は1988年にミステリーボニータで連載が始まりましたがそのペースとなっているのは1972年に「なかよし」で連載された「地獄でメスがひかる」です。
「悪魔たちの巣」が1995年に終了するので足掛け23年の物語ということになりますね。
「地獄でメスがひかる」は2015年「なかよし」60周年記念復刻版50に選ばれました!
高階先生の代表作といってもいいでしょう。
「地獄でメスがひかる」「悪魔たちのパラダイス」「悪魔たちの巣」
「地獄でメスがひかる」
1972年「なかよし」7月号~10月号
「悪魔たちのパラダイス」
1988年「ミステリーボニータ」№3~№5
「悪魔たちの巣」
1990年「ミステリーボニータ」№13~№18、№20~№21、№23.1995年「ミステリーボニータ」7月号
(参考・「高階良子の部屋」http://takashina-fan.nishimitsu.com/index.htm)
1972年「なかよし」7月号~10月号
「悪魔たちのパラダイス」
1988年「ミステリーボニータ」№3~№5
「悪魔たちの巣」
1990年「ミステリーボニータ」№13~№18、№20~№21、№23.1995年「ミステリーボニータ」7月号
(参考・「高階良子の部屋」http://takashina-fan.nishimitsu.com/index.htm)
via http://ecx.images-amazon.com/ およびhttp://ecx.images-amazon.com/ およびhttps://an-api.book.lismo.jp/
この「悪魔たちのパラダイス」「悪魔たちの巣」のころは高階先生は秋田書店で精力的に執筆されています!「マジシャン」は有名ですよね。ここではあえて触れません。
筆者は昭和40~50年前半の高階先生の作品に薫陶を受けたので、その思い出を今回は書いてみました。
さて、最後に高階先生の隠れた名作をご紹介します。
高階先生のファン。いえ、昭和50年代前半に「なかよし」を読んでいた方なら心のすみにある作品たと思います。
「赤い沼」です。
筆者は昭和40~50年前半の高階先生の作品に薫陶を受けたので、その思い出を今回は書いてみました。
さて、最後に高階先生の隠れた名作をご紹介します。
高階先生のファン。いえ、昭和50年代前半に「なかよし」を読んでいた方なら心のすみにある作品たと思います。
「赤い沼」です。
■赤い沼
via stat.ameba.jp
アラフォー女子で「ざくろ」という単語を聞くとなんらかの条件反射を起こす方が必ずいます。
筆者の周りでも「ざくろ」と言葉がでるだけで「ざくろは血の色…」と口をついて出る方が何人もいます。
それだけこのざくろを題材にした作品は印象強いお話でした。
また、ネットもビデオもない時代、そして連載作品でもないのに今でも語り継がれています。
鬼子母神伝説を「なかよし」の読者にわかりやすく解釈した名作だといえます。
10年ぐらい前まではネットで検索すると著作権の許可をえて演劇にした劇団があったようですが、今は見つからないんです。これはもう少し調べてみたいと思っています。
筆者の周りでも「ざくろ」と言葉がでるだけで「ざくろは血の色…」と口をついて出る方が何人もいます。
それだけこのざくろを題材にした作品は印象強いお話でした。
また、ネットもビデオもない時代、そして連載作品でもないのに今でも語り継がれています。
鬼子母神伝説を「なかよし」の読者にわかりやすく解釈した名作だといえます。
10年ぐらい前まではネットで検索すると著作権の許可をえて演劇にした劇団があったようですが、今は見つからないんです。これはもう少し調べてみたいと思っています。
■いつかは映像化作品を…
世の中に映像化された漫画作品は多いですよね。
アニメ・ドラマ・映画…。
「イメージが違う!」「ミスキャスト!」という批判もありますが、それでも作品や作家が注目されたことは嬉しいものです。
高階先生の作品は一度も映像化されていません。
筆者はたとえば
「シャンバラ」の連載時、観月ありさで映画にしたらいいなあ、とか
「ガラスの墓標」を南野陽子と村上弘明でどうかなあ?とか
昔から映像化を妄想していました。
高階先生の作品は幻想的で、ミステリアスで…映像に向いていると思うんですけどね。
先生は今でも秋田書店・ぶんか社などで作品を掲載しています!
この記事を読まれて、また先生の作品を読んでみようかな、と思われた方がいらしたら幸いです。。
アニメ・ドラマ・映画…。
「イメージが違う!」「ミスキャスト!」という批判もありますが、それでも作品や作家が注目されたことは嬉しいものです。
高階先生の作品は一度も映像化されていません。
筆者はたとえば
「シャンバラ」の連載時、観月ありさで映画にしたらいいなあ、とか
「ガラスの墓標」を南野陽子と村上弘明でどうかなあ?とか
昔から映像化を妄想していました。
高階先生の作品は幻想的で、ミステリアスで…映像に向いていると思うんですけどね。
先生は今でも秋田書店・ぶんか社などで作品を掲載しています!
この記事を読まれて、また先生の作品を読んでみようかな、と思われた方がいらしたら幸いです。。
『血とばらの悪魔』(ちとばらのあくま)は、江戸川乱歩の『パノラマ島奇談』を原作とする、高階良子による日本の漫画作品。
『なかよし』(講談社)にて1971年11月号から1972年2月号まで連載された。
「ドクターGの島」
『ドクターGの島』(ドクタージーのしま)は、江戸川乱歩の小説『孤島の鬼』を原作とする、高階良子による日本の漫画作品。
『なかよし』(講談社)にて1974年4月号から1974年8月号まで連載された。
(ともにwikipediaより)