2023年7月31日 更新
【訃報】ギタリストの白田“RUDEE”一秀さん死去。80年代のジャパメタブームをけん引
日本のジャパメタ、ハードロックシーンで活躍したギタリスト・白田“RUDEE”一秀さんが29日、脳出血のため亡くなっていたことが明らかとなりました。60歳でした。
【訃報】ギタリストの白田“RUDEE”一秀さん死去。
日本のジャパメタ、ハードロックシーンで活躍したギタリスト・白田“RUDEE”一秀さんが29日、脳出血のため亡くなっていたことが明らかとなりました。60歳でした。
第一報はこちらです!
白田さんは1963年5月1日生まれ。1982年に結成されたハードロックバンド「PRESENCE(プレゼンス)」に参加し、ギタリストとしてテクニカルなギタープレイで注目を浴び、1989年の同バンド解散後は「GRAND SLAM」をはじめとしたジャパメタ・ハードロックバンドに参加する傍ら、サポートミュージシャンとしても活躍しました。近年は体調を崩すことが多かったものの、2020年にはPRESENCEの再結成ライブに参加。さらに今年7月に神奈川で開催されたイベント「80's Rock Jam vol.35」にも出演し元気な姿を見せていたものの、このたびの訃報となりました。
白田“RUDEE”一秀さん プロフィール
80年代におけるジャパメタブームを牽引し、その後もギタリストとして高い評価を得ていた白田“RUDEE”一秀さん。ここでは、白田さんのご冥福を祈るとともに、ミュージシャンとしてのキャリアを軽く振り返っておきましょう。
「PRESENCE」のギタリストとして活躍!
白田さんが一躍有名となったきっかけは「PRESENCE」。元JUDY AND MARYのベーシスト・恩田快人らを中心として1982年に結成されたバンドであり、1987年にアルバム「PRESENCE」でメジャーデビュー。白田さんは高い演奏技術に加え、183cmの長身と端正なビジュアルで注目を集めました。同バンドは活動中に6枚のアルバム、2枚のシングルを発表し、1989年11月にMZA有明でラストライブを行い解散しています。
「GRAND SLAM」に参加!
PRESENCE解散後の白田さんですが、1989年12月にはREACTIONのボーカル・加藤純也、44MAGNUMのベース・吉川裕視らとともにハードロックバンド「GRAND SLAM(グランドスラム)」を結成。「GRAND SLAM」「RHYTHMIC NOISE」など12枚のアルバム、7枚のシングルを発表するも、1997年2月の渋谷公会堂でのライブをもって解散しました。
宇都宮隆らのサポートに!!
GRAND SLAM解散後も、「DAIDA LAIDA」「SEXXX」といったバンドに参加し存在感を示していた白田さん。バンド活動の傍らサポートミュージシャンとしても活動しており、L'arc-en-Cielのken、宇都宮隆、松田樹利亜らを屋台骨から支え、業界関係者から高い評価を得ていました。そして近年はかつて所属していたPRESENCEの再結成(2020年)のほか、GRAND SLAMの吉川らと開催した「GRAND SLAM NIGHT」ライブ(2014年)など、往年のファンを喜ばせるイベントで元気な姿を見せていました。
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