~概要~
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『マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜』(マリーのアトリエ ザールブルグのれんきんじゅつし)は1997年5月23日に発売されたPlayStation用ソフトで、シリーズ第1作目。キャラクターデザインは桜瀬琥姫。桜瀬になった理由は、ディレクターの吉池真一が殺伐としたものを苦手とし、逆に“ほわほわ”した世界が好きであるなか、桜瀬が作品をガストへ持ち込み、牧歌的な絵が多く、吉池の持つイメージに近かったため。
開発は1996年2月にスタートした。本作が生まれた背景として、もともと開発チームはシミュレーションRPGを考えていたが、1996年当時、RPGは既に大作シリーズ傾向化しており、独特のアイディアや売りがない・先がなさそう・つまらない・他作品と変わらないということになった。そのためかねてから吉池が暖めていた「調合」を題材にしていくことになった。キャッチコピーである「世界を救うのはもうやめた」という言葉からも、「世界を救う」ことを目的とした大作にはまだないオリジナルなものを打ち出そうとしたことが伺える。 また、劣等生を主人公にした理由は、本作は物を作ることによってプレイの幅を広げていくゲームであり、主人公が伝説の○○などと選ばれた存在であると、力技で何とかしてしまいそうであるため。
世界を救うのはもうやめた!
『ファイナルファンタジーⅦ』や『みんなのGOLF』、『タクティスオウガ』などの名作がそろい踏みだった1997年。
これ以前に『ファルカタ』や『メールプラーナ』をリリースするも、未だ無名も同然だったガストが突如として発表した意欲作。それが本作『マリーのアトリエ』です。
剣と魔法のファンタジー世界を舞台にしたRPGにも関わらず、主人公は悪い魔法使いを退治したり、魔王にさらわれたお姫様を救い出す必要はありません。この世界の住民の一人となって「錬金術」を使ってただ生活していくという作品となっております。
そのため「RPG」というよりは「錬金術士シミュレーション」といったほうがしっくりくる内容ですが、エンカウントによる戦闘やレベルアップによる成長、アイテムや装備などRPGに必要な要素は全て揃っています。
そんなゲームが本当に面白いの?と疑問を抱く方もいらっしゃるでしょうが、これがよくできていたんです。
これ以前に『ファルカタ』や『メールプラーナ』をリリースするも、未だ無名も同然だったガストが突如として発表した意欲作。それが本作『マリーのアトリエ』です。
剣と魔法のファンタジー世界を舞台にしたRPGにも関わらず、主人公は悪い魔法使いを退治したり、魔王にさらわれたお姫様を救い出す必要はありません。この世界の住民の一人となって「錬金術」を使ってただ生活していくという作品となっております。
そのため「RPG」というよりは「錬金術士シミュレーション」といったほうがしっくりくる内容ですが、エンカウントによる戦闘やレベルアップによる成長、アイテムや装備などRPGに必要な要素は全て揃っています。
そんなゲームが本当に面白いの?と疑問を抱く方もいらっしゃるでしょうが、これがよくできていたんです。
~あらすじ~
マリーこと主人公マルローネは、錬金術士を目指してザールブルグの王立魔法学校(アカデミー)に通う少女。しかし、彼女の成績はアカデミー始まって以来最低最悪。
このままだとマリーは卒業できない!彼女の師であるイングリド先生はその状況を見るに見かね、留年を回避する為に一つの課題を出した。
それは、「5年間、錬金術士のアトリエを維持しながら勉強をし、何か一つ高レベルのアイテムを作ること」。その間の成果がよければ卒業を認めるというものだった。
かくしてマリーは城下の錬金術のアトリエに移り、卒業目指して奮闘することになったのである。
このままだとマリーは卒業できない!彼女の師であるイングリド先生はその状況を見るに見かね、留年を回避する為に一つの課題を出した。
それは、「5年間、錬金術士のアトリエを維持しながら勉強をし、何か一つ高レベルのアイテムを作ること」。その間の成果がよければ卒業を認めるというものだった。
かくしてマリーは城下の錬金術のアトリエに移り、卒業目指して奮闘することになったのである。
究極のアイテムを求めて…。
本シリーズで錬金術を扱う者は『錬金術 師 』ではなく『錬金術 士 』です。わざわざこの違いに作中で言及していることもあるので、スタッフ的には譲れない所なのでしょう。意味としては別にどちらでも間違いではないのですが、錬金術を扱う他の漫画やアニメは漏れなく前者の方を採用しているので、本シリーズをよく知らない人には高確率で間違えられてしまいます。
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~素敵な登場人物~
中世ファンタジー色のしっかりした世界観で、様々な人々と交流していくのがこの作品の魅力の一つなのです。初めてこのゲームをやったときはマリーの声の可愛さに驚いたものです。
また女の子が主人公かつ、仲間キャラは少年からイケメン、オジサマまでよりどりみどりであるにもかかわらず恋愛エンドがないという潔いゲームになっているのも特徴です。
また女の子が主人公かつ、仲間キャラは少年からイケメン、オジサマまでよりどりみどりであるにもかかわらず恋愛エンドがないという潔いゲームになっているのも特徴です。
マルローネ 声 - 池澤春菜
19歳/158cm/49kg。本作の主人公。愛称はマリー。シグザール王国の片田舎にあるグランビル村からやってきた。アカデミーでは過去最悪の成績を出してしまう程の劣等生であるが、その原因はそそっかしい性格にあり、本人もがさつな性格は自覚している。実際に片付けが苦手で、実験を続けると部屋をあっという間に散らかしてしまう。性格は底抜けにおおらかでズボラ。
シア・ドナースターク 声 - 大沢つむぎ
19歳/152cm/40kg。マリーとは同郷の親友で、ザールブルグでも5本の指に入るほどの資産家の令嬢。病弱で重い病気を抱えているが、マリーには秘密にしている。優しいが毒舌な面もある。
クライス・キュール 声 - 子安武人
17歳/168cm/57kg。アカデミーで最も優秀な生徒。口ぶりが嫌味で常にマリーと対立する。ただ、マリーの意外な才能に一目置いている面もあり、頼めば採取に同行してくれることもある。
ルーウェン・フィルニール 声 - 小杉十郎太
17歳/170cm/66kg。故郷のヴァイツェン村をドムハイト兵に滅ぼされて以来、生き別れた両親を探して旅を続ける冒険者。マリーが最初に出会う冒険者でもある。
イングリド 声 - 大沢つむぎ
マリーが師事するアカデミーの教師。海を越えた大陸、エル・バドールの出身。怒らせると非常に怖い。バッドエンドでは彼女の怒りが頂点に達している。独身。
どのシリーズ作品も絵が可愛いんですよね~