【80’s 洋楽】アーティスト主導のチャリティ活動の先駆けBand Aid!参加したスターたちの現在を探る!
2020年5月21日 更新

【80’s 洋楽】アーティスト主導のチャリティ活動の先駆けBand Aid!参加したスターたちの現在を探る!

1984年、イギリスとアイルランドで活躍するミュージシャンたちが飢餓に苦しむエチオピアの人々の救済に立ち上がった!チャリティプロジェクトBand Aidは世界中の注目を集めました。参加アーティストたちの現在を探ります。

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Amazon Music - デヴィッド・ボウイの★ [Explicit] - Amazon.co.jp (2185684)

2016年、多くのファンに惜しまれながら69年の人生に幕を閉じたDavid Bowie。50余年にも渡り音楽活動を続け、そして世界のトップスターであり続けました。

70年代には奇抜なへアイメイクでグラム・ロックの代表的なミュージシャンに。アメリカ・ドイツでの活動を経て、80年代にはこれまでのファッション、そして音楽を一新して、ファン層を広げました。83年にリリースしたDavid14枚目のスタジオアルバムとなった『Let's Dance』は全英アルバムチャート第1位、全米アルバムチャート第4位に輝きました。長いキャリアの中で5回のグラミー賞受賞、そして96年にはロックの殿堂入りを果たしました。

また80年代には本格的に俳優活動にも活躍の場を広げ、83年にリリースされた映画『戦場のメリークリスマス』への出演が話題になりました。

Davidは旅立つ2日前にアルバム『Black Star(★)』をリリース。Davidのこのラストアルバムは、自身初となる全米アルバムチャート第1位に輝きました。収録曲「Lazarus」は、自らの死期を悟っていたボウイのファンへの最後のメッセージが盛り込まれていました。

Holly Johnson(Frankie Goes to Hollywood)

Frankie Goes To Hollywood - Relax (Live)

『Do They Know It's Christmas』のプロデューサーを務めたTrevor Hornに見いだされてメジャーデビューしたFrankie Goes To Hollywood。83年、デビュー曲『Relax』は過激な歌詞からイギリス国営放送BBCをはじめ、各国の国営放送局で放送禁止になったものの、80年代を代表する大ヒット曲になりました。

Trevorが作り出す刺激的なサウンド、話題性の高い歌詞、そしてボーカルのHolly JohnsonとPaul Rutherfordの2人がゲイであることをカミングアウトしていたため、ゲイをアピールしたセンセーショナルなイメージで時の人となりました。しかし87年にPaulの脱退を受けてグループは活動を中止。2004年に新メンバーを加えて活動を再開しましたが、現在は音楽活動は行っていないようです。

Paul McCartney

Paul McCartneyと言えば60年代・70年代に世界のミュージックシーンを席巻したThe Beatlesのメンバーだったことはあまりにも有名ですよね。

1962年にレコードデビューをして以降、常に第一線で活躍を続けるPaulが2019年までに制作した楽曲は、なんと500曲にものぼるそうです。1970年、Paulの脱退を機にThe Beatlesが解散してからも、Paulはソローアーティストとして、そして妻リンダと結成したバンドWingsのメンバーとして、数々のヒット曲を生み出しました。

長年の功績から97年にイギリスのナイトの爵位を授与され、99年にはロックの殿堂入りを果たしています。

私生活では現在は2011年に結婚したPaul3番目の妻となるNancy Shevellと幸せに暮らしているようです。世界的なファッションデザイナーStella McCartneyがPaulの娘であることはあまりにも有名ですよね。現在8人の孫がいるというPaulは絵本も出版しています。

まとめ

Band Aidの成功を受けて、1985年、20世紀最大のチャリティーイベントLive Aidが開催され、世界84ケ国に衛星同時生中継で配信されました。Live Aidでは、2018年に公開された大ヒット映画『Bohemian Rhapsody』で再び脚光を浴びたQueenの圧巻のステージが話題になりました。

大ヒット曲『Do They Know It's Christmas』は、89年にBand Aid II、2004年にBand Aid 20としてその当時のトップスターが参加して、それぞれ新しいヴァージョンがリリースされています。そしてチャリティーの目的の違うプロジェクトもBand Aidとして行っています。

現在は当たり前のように行われるようになった、アーティストたちのさまざまなチャリティー活動はここから始まったと考えると、胸が熱くなりますね。
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