【80’s 洋楽】アーティスト主導のチャリティ活動の先駆けBand Aid!参加したスターたちの現在を探る!
2020年5月21日 更新

【80’s 洋楽】アーティスト主導のチャリティ活動の先駆けBand Aid!参加したスターたちの現在を探る!

1984年、イギリスとアイルランドで活躍するミュージシャンたちが飢餓に苦しむエチオピアの人々の救済に立ち上がった!チャリティプロジェクトBand Aidは世界中の注目を集めました。参加アーティストたちの現在を探ります。

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George Michael

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George Michaelもまた、ソロアーティストとしても高い人気を誇った80年代を代表するアーティストですよね。

1981年に高校の同級生だったGeorgeとAndrew RidgeleyはポップデュオWham!を結成。2枚目のシングル『Young Guns』から人気に火がつき、ヒット曲を連発。トップミュージシャンの仲間入りを果たしました。

86年にWham!を解散するとGeorgeはソロ活動を開始。87年にリリースされた初のソロアルバム『Faith』は、Billboard アルバム部門年間チャート1位を記録する大ヒット作品となりました。

無精ひげにタイトフィットなジーンズで舞台を駆け回るGeorgeに多くのファンは魅了され、世界中でセックスシンボルと称されるようになりました。

プライベートでは98年にLA滞在中に公然わいせつ罪で現行犯逮捕され、これがきっかけとなりゲイであることをカミングアウトしたGeorge。その他にも薬物の不法所持や交通事故で逮捕されるなど、お騒がせスターのイメージが定着してしまっていました。2016年のクリスマスにパートナーが彼の自宅を訪問し、Georgeの遺体を発見。55歳というあまりにも早い旅立ちに、音楽関係者そしてファンは落胆しました。

Jody Watley

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70年代から80年代に活動したアメリカの音楽グループ『Shalamar』でヴォーカリスト兼ダンサーとして活躍したJody Watleyは84年にグループを脱退。脱退後イギリスに居を移していたJodyはBand Aidにはソロアーティストとして参加しました。

2年半のイギリス滞在を経てアメリカに戻ったJodyは、1987年にソロデビューアルバム『Jody Watley』をリリース。同アルバムは世界中で400万枚のセールスを記録し、Jodyは同年グラミー賞最優秀新人賞を獲得しました。

2008年にはBillboard Music Awardにおいて『Lifetime Achievement Award(生涯功労賞)』を授与され、60歳を過ぎた現在も現役エンタテイナーとして活躍中です。

Paul Weller

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母国英国で長年にわたって絶大な人気を誇ったPaul Wellerは、時を越えても変わらぬ「モッズ命」の生き方から『The Modfather』と称されます。

1976年にパンクロックバンドThe Jamでデビュー。Paulの作る楽曲は次々にヒットチャートを駆け上り、トップグループの仲間入りをしたものの、82年にPaulが解散を希望。お別れコンサートをもって伝説のバンドThe Jamは解散しました。

解散の翌年、Paulはキーボード奏者のMick TalbotとThe Style Councilを結成。The Jam時代とは明らかに異なるポップ、そしてジャズテイストの楽曲を次々にリリースして全米チャートにもランクインして世界を舞台に活躍しました。

しかし85年にはThe Style Councilの活動は停滞し、89年には解散を余儀なくされました。2年間の活動休止を経てソロアーティストとして音楽活動を再開し、現在も継続中。チャリティーイベントにも積極的に参加しています。

Paul Young

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82年のソロデビューから、イギリスのティーンたちのアイドルとして高い人気を誇ったPaul Young。デビューアルバム『 No Parlez』からリリースされたシングル5曲全てが全英チャートトップ10にランクインし、イギリス国内、そしてヨーロッパにPaulの名前はとどろきました。

85年、Paulはアメリカの人気デュオDarryl Hall & John Oatesの『Every Time You Go Away』をカバー。この曲が全米チャート第1位に輝いたのをきっかけに世界的なヒットとなりました。

90年代半ばからはLos Pacaminosのメンバーとしてツアーを中心に活動。現在も楽曲制作、そしてツアーを行っています。

Sting

Sting - Shape Of My Heart (My Songs Version/Live From The Today Show/2019)

ミュージシャンとしてのみならず俳優としても、長く活躍を続けるSting。Band Aid結成当時は、リードボーカルそしてソングライターとして活躍していたThe Police全盛期。83年にはアルバム『Synchronicity』がグラミー賞で栄えある最優秀アルバム賞を受賞するなど、The Policeは世界中で高い人気を誇りました。

そんな中、Stingはソロ活動も開始し、Band AidにはソロアーティストStingとして参加しました。85年にはソロ活動を本格化し、ファーストソロアルバム『The Dream of the Blue Turtle』が世界中で大ヒット。ジャンルを問わないStingの音楽はさまざまな分野のアーティストたちからも高く評価されています。

2020~2021年にはワールドツアーが予定されていますが、4月のアメリカ公演は新型コロナウイルスの感染予防のために全公演中止になりました。6月以降に予定されているものはキャンセルにならないよう祈るのみ。

ヴォイスメッセージでの参加アーティスト

Big Country

Amazon | In A Big Country | Big Country | ミュージック | 音楽 (2185681)

80年代に活躍したスコットランド生まれのロックバンドBig Countryは、メンバー全員でファンに向けて、ヴォイスメッセージでこのプロジェクトへの支援を呼びかけました。

バグパイプやフィドルといったスコットランド独特の音色をロックのメロディーに取り入れるというユニークな楽曲で人気を博しましたが、2001年にヴォーカルのStuwart Adamsonの死去に伴いバンド活動を休止。2007年に残った3人のメンバーで音楽活動を再開して新しいメンバーの参加やベースギターのTony Butlerの引退を経て、5人のメンバーでライブ活動中心に音楽活動を続けています。

David Bowie

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