2019年7月10日 更新
ハレンチ学園といえば、スカートめくり。こんな遊びを流行らせてくれてありがとう。
今やると犯罪の匂いが漂うことになるスカートとめくり。70年代初頭、ハレンチ学園のおかげで日本全国で大ブームになったんです。穏やかな時代だなぁ。出来ることならハレンチ学園に入学し直したい!ハレンチ学園振り返ります!!
この写真の十兵衛のレオタード姿は、ジャンプコミックス第3巻と連動しています。因みにスカートめくりは第2巻に収められています。
ところで、出演者ですが、十兵衛は児島美ゆきのままなのですが、山岸くんは雷門ケン坊から小宅まさひろへ。ヒゲゴジラは藤村俊二から高松しげおへなど、他にも配役は大きく変わっています。
女生徒の身体検査の日。ヒゲゴジラと丸越らは校医を追い出して女生徒に襲い掛かるが、このピンチを知った山岸、袋小路、風間らハレンチ・トリオが医師と看護師に変装し、救出作戦を決行する。
ハレンチ学園・タックル・キッスの巻
「ハレンチ学園 身体検査の巻」が公開された翌月にはシリーズ3作目の「ハレンチ学園・タックル・キッスの巻」が公開されています。同時に撮影されたのかと思ってしまう程のスピード感ですが、そうでもないようです。というのも、十兵衛の児島美ゆきはそのまま続投ですが、山岸くんは小宅まさひろから千葉裕 へ。ヒゲゴジラは高松しげおから牧伸二へと、またまた配役が大きく変わっているんです。
ところで「ハレンチ学園」って小学校なんですよね。元気でエッチな山岸くんもかわいくて強い十兵衛も小学生。漫画にしても児島みゆきにしてもとても小学生には見えない。高校生って感じですが、良く考えてみると高校生にもなってスカートめくりはないですね。
脱税の嫌疑で差し押さえられ、存亡の危機に陥った聖ハレンチ学園。そんな中、ヒゲゴジラの故郷に宝の山があるという情報を聞き色めき立った教師や生徒たちが、壮絶な争奪戦を繰り広げる。
各地のPTAや教育委員会を敵に回した「ハレンチ学園」は、それを逆手に取るかのように、ハレンチ学園と「大日本教育センター」の教育関係者たちとの間で戦争が勃発するという、なんとも悲惨かつ巧妙なストーリーを展開して第1部が終了します。
俗にいう「ハレンチ大戦争」ですが、主要な登場人物はほとんど死んでしまうんです。最後は負傷したヒゲゴジラの姿があるだけで、十兵衛も山岸くんも生死は分からないというエンディングでした。
第2部
永井豪は第1部で「ハレンチ学園」を終わらせたかったのだそうです。が、そこは人気作品の常。編集者側からの強いプレッシャーで継続されることになります。
で、ヒゲゴジラも生きていたが、十兵衛も山岸くんも生きていたということになり第2部がスタートします。
十兵衛は15歳となっていますが、なんと既に大学を卒業し教師となって山岸くんの前に現れるんです。
ハレンチ大戦争を経験したことで、ハレンチな行為を憎むようになり、この世からハレンチをなくそうとするお堅い教師役です。でも、15歳。
映画の方も漫画に歩調を合わせるように「新ハレンチ学園」として制作されています。
教師と生徒の断絶がエスカレートしたハレンチ学園では、ついに戦争が勃発。廃墟と化した学園で生き残った生徒たちは、生徒優先の体制を築く。
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