David Bowie – Rock 'n' Roll Suicide, taken from ‘Ziggy Stardust The Motion Picture’
邦題「ロックンロールの自殺者」。アルバム、そしてライヴを締めくくる、壮絶なナンバー。
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2位 Heroes (1977年)
鋤田正義氏によるアルバム・ジャケット写真も有名な本作は、ベルリン3部作の第2弾として人気の一枚。前作『ロウ』と同様にブライアン・イーノが参画し、トニー・ヴィスコンティがプロデュース。但し、大きな違いが、ロバート・フリップがギターで参加していること。ちなみにこのレコードは、全てがファースト・テイク、つまり即興のような形式で録音されたというのだから、驚かされます。それでこの完成度というのは、信じがたいのですが・・・。何はともあれ、いろんな意味で人気のアルバムなのです!
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David Bowie - Heroes
ボウイ本人も気に入っていたという、この曲。ロンドン・オリンピックの閉会式で使われたことからも分かるとおり、世界的にも知られるボウイの代表曲の一つと言えますね。
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1位 ★Blackstar (2016年)
間違いなく、今年一番リクエストが多く、当店で一番かけさせていただいているレコードが、コレです。ボウイ69歳の誕生日だった1月8日に発売され、その当日に購入し、聴いた瞬間から「これは傑作だ!」と興奮したことを思い出します。あまりの素晴らしさに、「もしかして、ライヴ活動も再開してくれるのでは?」とか、「また来日してくれるんじゃないか?」といった期待を抱いてしまうくらいに。まさか、その2日後に天に召されるとは・・・。前作『ザ・ネクスト・デイ』が分かりやすいロックだったこともあり、その反動なのか、一般的にはちょっと取っつきにくい印象もあるかもしれませんが、ボウイが好きだった方にとっては、間違いなくハマる音です!ボウイ初の全米1位という快挙を成し遂げたという点でも、記念すべき一枚。
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David Bowie - Blackstar
10分に及ぶ、大作!
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David Bowie - Lazarus
ベッドに横たわる姿といい、痩せ細った姿で不安な表情を見せるあたりといい、なんとも痛々しいかんじがしますが、最後の最後まで表現者であり続けたボウイのパフォーマンスには圧倒されます。
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以上、当店でリクエストの多いデヴィッド・ボウイのアルバムをまとめてみましたが、他にも「ヤング・アメリカンズ」や「スケアリー・モンスターズ」が好きという方もいるでしょうし、「アウトサイド」や「アースリング」が好きという方もいることでしょう。今回ご紹介した中で、どれか一曲でも興味を持っていただけたのなら、ぜひ他のボウイ作品も探して聴いてみてください~
DAVID BOWIE is | デヴィッド・ボウイ大回顧展
10月3日よりチケット発売開始。デヴィッド・ボウイのキャリアを総括した大回顧展『DAVID BOWIE is』。2017年1月8日(日)~ 4月9日(日)寺田倉庫G1ビル(天王洲)にて開催!