そういえば「カバディ」っていうスポーツがあったよね。覚えてますか?
2022年11月6日 更新

そういえば「カバディ」っていうスポーツがあったよね。覚えてますか?

カバディというスポーツがあったことを覚えていますか?その昔、ちょっとだけ話題になりましたが、最近はカバディという言葉も聞きませんよね。そこで今回は、カバディの再確認です。鬼ごっことドッジボールが融合したような、独自のルールを持つスポーツ、カバディを楽しみましょう。

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カバディとは

【灼熱カバディ】これが本物の世界組スーパープレイ!!最強のレイド・アンティ!【プロカバディ 】

「カバディ」ってわかりやすくいってしまえば、陣地が決まっている鬼ごっこのようなスポーツです。公認されたスポーツなので、もちろん定められたルールの中で試合が行われます。それでも鬼ごっこって言われると、楽しい遊びの延長のようなイメージがありますよね。

ところが実際の「カバディ」は、想像以上に激しいスポーツで、見ていると格闘技のようにも思えてきます。7人対7人で、攻守交代を繰り返しながら得点を競い合うスポーツ。

一時「カバディ」が知られるようになったころ、こんなスポーツがあるんだと誰もが驚いたことの一つに、攻撃する人が「カバディ、カバディ、カバディ…」と呟き続けなければいけないということでした。やっている人は大変なのでしょうが、こんなルールは初めて聞いた人も多く、なんだか楽しそうって感じになったのでしょうね。

ちょっと変わったアジアのスポーツ

3分で分かる!カバディ3つの超基本ルールを解説

「カバディ」は、インドが発祥のスポーツです。インド・パキスタン・バングラデシュなどの南アジア諸国で親しまれてきました。とはいっても、最近にできたみんなで楽しむことを目的としたスポーツではなくて、数千年という長い歴史を誇っているんですよ。

地面にコートさえ書けば、すぐにゲームが始められるスポーツで、1チーム7人さえ集まれば、道具もなしですぐに始められる。手軽なこともありますし鬼ごっこなんていうように、始まったころは子供たちや友達同士で楽しめる遊びのようなものだったのかもしれませんね。

攻撃する人が陣地を守っている人にタッチして得点になるというのも、なんだか親しみを感じてしまいます。でも、攻撃する人は、ずっと「カバディ、カバディ、カバディ…」って言い続けるなんて、肺活量が大きくないと選手にはなれないかも。

正式な競技として

カバディ|最高のプレーに、なす術無し。【マイナースポーツ】

実際に「カバディ」というスポーツが誕生したきっかけは、なんと紀元前のお話。人類は生き残るために狩りをして食料を確保していました。狩りといっても小さな動物だけではグループが必要な量にはとても足りません。そこで、獰猛な猛獣にも立ち向かうこととなります。

まだまともな武器もなかった時代、数人が協力のもとに作戦を立て、捕獲をしていたのです。まさに知恵の勝利だったのですね。この間違えば命を落としてしまうような修羅場で、様々なテクニックを駆使して戦う技術が、やがてスポーツとして甦れことになったのです。

本当の「カバディ」は、まさに命を懸けた勝負の場所として誕生したスポーツだったのです。「カバディ」のルールが整備されたのが19世紀、20世紀には「カバディ」を運営する組織ができています。そしてアジアカバディ選手権大会を経て、1990年の第11回アジア競技大会では、遂に正式種目となったのです。

マイナーからメジャーに

カバディ|発祥国インドが魅せた準決勝での神業プレー【マイナースポーツ】

現在では、日本を含めたアジア各国に加えて、欧米でも知名度が上昇して、「カバディ」人口もどんどん増加しています。道具を使わないという特徴もあり、誰でも気軽に参加できるのが良いですね。しかし、正式な試合はあまりにハード、それなりに鍛えた人じゃないと、怪我をしてしまいそうです。

それでも、お遊び程度でも楽しんでみるとルールも理解できますし、試合を見ていても十分に楽しめそうですね。日本では、名前だけは知ってたけど…という方も多いでしょうし、これをきっかけに「カバディ」を楽しんでみてはいかがでしょう
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