心はロンリー気持ちは「・・・」とは?
『心はロンリー気持ちは「…」』(こころはロンリーきもちは。「…」部分は通常読まないが、「てんてんてん」とする場合もある)とは、明石家さんま主演のフジテレビの特別番組である。
最初の放送は1984年の月曜ドラマランド。以降、不定期に放送されてきました。多い年には1年で2回放送されるなど、人気ドラマでした。
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一応表向きは男女の恋愛をテーマに繰り広げられるドラマだが、エキストラ(主に劇団七曜日)やセット、背景などの部分でストーリーと全く関係のないギャグをふんだんに散りばめた異色の作品として制作された。ドラマのストーリーとは一切絡まない部分でのボケであったため、後に過去の放送を振り返るトークで解説があって大半の者がそこで初めて気づいた、というほどの難解なボケもあった。織り交ぜられるネタの多さに本筋のストーリーを追うことが困難になることもしばしばだが、元々設定自体が添え物であり、視聴者がギャグを見つけ出すことにシリーズの本質があるといっても過言ではない。
ちなみに、初回放送時のタイトル原案は「あっぱれ花屋さん」だった(主役が花屋という設定であったため)が却下され、その後「心はロンリー、気持ちはガンジー」というタイトルに決定していたが、放送直前にインド首相のインディラ・ガンディーが暗殺される事件が発生したため「ガンジー」の部分を「…」に変更したタイトルで放送されることとなった。
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1984年放送のパート1から2003年のパート11まで、ドラマの随所にギャグが散りばめられていました。わかりづらいギャグも多々あり、友達と一緒に観ていても、笑うところやタイミングが違うこともあり、「あそこの壁に張り紙で書いてある言葉にウケた!」とか、あの芸人が映ってた!とか、ドラマを観終わってからも見逃したギャグがないか確認したりしました。
心はロンリー気持ちは「・・・」シリーズのパターン
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毎回ヒロインとして旬の女優(時には大物女優も)がさんまの相手役として出演する。
恋愛系やシリアス系のドラマ仕立ての中に、ドラマとはまるで関係のない、しょ~もないギャグが!のギャップが最高に面白かったです。
必ず、歌やダンスシーンが入るのもギャグと同様のお約束でした。番組デレクターの三宅恵介氏がミュージカル好きだからだそうです!
恋愛系やシリアス系のドラマ仕立ての中に、ドラマとはまるで関係のない、しょ~もないギャグが!のギャップが最高に面白かったです。
必ず、歌やダンスシーンが入るのもギャグと同様のお約束でした。番組デレクターの三宅恵介氏がミュージカル好きだからだそうです!
歴代のヒロインたち
心はロンリー気持ちは「…」Ⅰ 田中美佐子
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パート1の子役オーデションには、まだモデルのみの活動だった後藤久美子も参加していたが、きれい過ぎる(!)、役柄に合わないという理由から落選していた。もし、合格していたら、ゴクミのドラマ初出演となったため、さんまはかなり残念がったらしい。
心はロンリー気持ちは「…」Ⅱ 萬田久子
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さんまが未亡人役の萬田久子に恋してしまうという恋愛ドラマ風。でも、ギャグやボケ?が連続して入り、ただの恋愛ドラマではないのが、心はロンリー、気持ちは「・・・」の持ち味。個人的には、1番わかりやすくて(?)面白かった作品です。