超時空要塞マクロスとは
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『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』により隆盛した1980年代前半のアニメブームを象徴する作品のひとつ。ロボットアニメにSF、ラブコメ、アイドルといった当時の若者文化の流行をちりばめた個性的な作風が特徴である。
一話を通してまったく主人公が出撃しない、戦闘シーンがまったくないといった回も珍しくないなど、戦争もののアニメとしては異色の存在だった。これは当時のリアルロボットものに目立つ「戦争の過酷さ」や「政治劇」などのシリアスな描写を避け、主人公の輝とミンメイ、未沙の三角関係という恋愛ドラマを軸に、戦時下で営まれる市民社会の活力を描くという意識的な演出だった。この路線において「文化」というキーワードが、物語を収束する意味を持つことになる。
あらすじ
西暦1999年、宇宙より巨大な物体が飛来してきた。
それは巨大な宇宙船であり、このことから人類は異星人の存在を知る。宇宙からの脅威に立ち向かうために人類は地球統合政府を樹立し、落下してきた宇宙船を改修し宇宙からの脅威に備えた。改修された宇宙船は「マクロス」と名付けられた。
マクロスの進水式当日、地球付近に異星人であるゼントラーディの艦隊が現れるとマクロスのシステムが勝手にその艦隊の戦艦を撃墜してしまい、人類は異星人戦争へと巻き込まれることになる。
マクロスはフォールド航行によって月の裏側へと待避しようとするが制御をすることができず、南アタリア島を巻き込んで冥王星軌道まで飛ばされ、フォールド機能も失ってしまう。これにより通常航行でマクロスは地球を目指すことになる。
南アタリアの住人はマクロス艦内に街を作り、普通の生活を送っていた。その中の一人、一条輝は少女、リン・ミンメイを守るために軍に入隊しバルキリーのパイロットとなる。
闘いのさなか、ゼントラーディ人は地球人の持つ文化や娯楽、特にキスやラブソングはゼントラーディ人に多大な影響を与え、人類はアイドルとなったミンメイの歌によってゼントラーディ人に多大な影響を与えながら戦い勝利する。
それは巨大な宇宙船であり、このことから人類は異星人の存在を知る。宇宙からの脅威に立ち向かうために人類は地球統合政府を樹立し、落下してきた宇宙船を改修し宇宙からの脅威に備えた。改修された宇宙船は「マクロス」と名付けられた。
マクロスの進水式当日、地球付近に異星人であるゼントラーディの艦隊が現れるとマクロスのシステムが勝手にその艦隊の戦艦を撃墜してしまい、人類は異星人戦争へと巻き込まれることになる。
マクロスはフォールド航行によって月の裏側へと待避しようとするが制御をすることができず、南アタリア島を巻き込んで冥王星軌道まで飛ばされ、フォールド機能も失ってしまう。これにより通常航行でマクロスは地球を目指すことになる。
南アタリアの住人はマクロス艦内に街を作り、普通の生活を送っていた。その中の一人、一条輝は少女、リン・ミンメイを守るために軍に入隊しバルキリーのパイロットとなる。
闘いのさなか、ゼントラーディ人は地球人の持つ文化や娯楽、特にキスやラブソングはゼントラーディ人に多大な影響を与え、人類はアイドルとなったミンメイの歌によってゼントラーディ人に多大な影響を与えながら戦い勝利する。
登場人物
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『超時空要塞マクロス』の主人公。民間のスタントパイロットから地球統合軍に入り、可変戦闘機バルキリーのパイロットとして成長してゆく。
ロボットアニメの主人公としては、戦闘技量で脇役に劣る、乗機を失い乗り換える、ライバルとなる敵がいない、最終決戦の途中で戦場から離脱するなど、前代未聞のキャラクターであった。これは一市民に近い青年の感覚を表現するために、従来のヒーロー像を意図的に外した演出術であった。また特に恋愛に関しては、リン・ミンメイ、早瀬未沙という二人の女性の間でしばしば鈍感な面や、優柔不断な面を見せる。
本作のヒロインの一人。『超時空要塞マクロス』をはじめとする「マクロスシリーズ」における基本要素のひとつ、「歌」を象徴する作品世界のディーヴァ(歌姫、女神)的なキャラクター。
性格は明るく屈託がなく、艦内で叔父の中華料理店「娘々(ニャンニャン)」を再開しようとするなど、環境に順応する積極性を持っている。しかし、一部自己中心的で八方美人という現代的な少女という性格で、他人の感情や立場を配慮することが不得手である。
via pds.exblog.jp
本作のヒロインの一人。作品の舞台となる宇宙戦艦SDF-1マクロスの航空管制主任。主人公のパイロット・一条輝の上官となる。
厳格な仕事ぶりから「主席の中尉は鬼より怖い」と呼ばれ、自分を「おばさん」呼ばわりし、なおかつ反抗的なパイロット一条輝とは口論が多い。
堅物ぶりを親友クローディア・ラサールやオペレーターたちに茶化されても、つねに軍人としての使命優先を貫く。
『超時空要塞マクロス』では主人公のパイロット・一条輝が初めて持つ部下のひとりとして登場する。可変戦闘機バルキリーの操縦をはじめとする、あらゆる技能に秀でた「天才」として描かれ、後に敵異星人ゼントラーディの女性エース、ミリア・ファリーナと史上初の星間結婚を行い、作品世界内の歴史に名を刻むことになる。
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ゼントラーディ軍第118基幹艦隊(ボドル基幹艦隊)所属の第67グリマル級分岐艦隊司令。
隻眼で、頭部の右半分は金属製のカバーに覆われている。単独での戦闘能力は他のゼントラーディ兵を凌駕し、とにかく肉弾戦が強く、丸腰でバルキリーと渡り合える程に強い。
部下の兵士達が文化に感化されていくのを目の当たりにし、上からの命令と兵士達の気持ちの間で板挟みとなるが、最終的には地球人との共存の道を選び、マクロスと独断で停戦協定を結び、ともにボドルザー司令長官の率いる基幹艦隊と戦う。
第109分岐艦隊所属の第7空間機甲師団長。周囲を顧みない無謀な戦闘指揮ぶりから「味方殺し」の異名を持つ。ゼントラーディ軍きってのエースパイロットでもあり、自ら戦闘ポッドに搭乗して前線で戦い抜く。
。過去に何度も不祥事を引き起こしているが、これまでゼントラーディが苦戦してきた相手にも勇猛果敢に戦い勝利してきた実績があり、部下からは「親分」と慕われている。
via psychoscape.net
親衛隊の切り札的存在であり、その勇名は男性兵士の間にも「エースのミリア」として知れ渡っていた。
バルキリーバーミリオン小隊のマクシミリアン・ジーナスとの一騎打ちで初めての敗北を喫する。
その屈辱から、復讐のためマイクローンスパイとなりマクロス艦内市街地に潜入。仇敵マックスとの接触に成功し、ゲームセンターのビデオゲームでの勝負を申し込まれ、再び敗北。その悔しさからナイフで決闘を挑むが、三たび敗北する。しかし愛情が芽生え、陣営や人種の壁を超え史上初の星間結婚を果たす。