野比家(ドラえもん)の間取り
1969年(昭和44年)に生まれた「ドラえもん」。のび太が育った70年代の野比家の間取りを見てみましょう。
【間取りのポイント】昭和44年といえばシステムキッチンが流行始めた頃。和室中心だった家に洋風の風が吹き始め、庶民の間にも応接間という概念が浸透しはじめたころです。
【間取りのポイント】家族主義から個人主義へ。玄関からそれぞれの部屋へ直接行ける間取りです。サザエさんの磯野家が家族主義の間取りだとすれば、ドラえもんの野比家は個人のプライバシーに配慮した間取りといえるでしょう。
「野比家 3Dモデルツアー」動画が楽しい!案外いい家に住んでるんだなって思います。
野比家 のびけ 遊覽 Nobis' Residence
のび太の部屋を360度楽しめるビュー動画『野比家 – 寝室 360° VR』
野比家 のびけ - 寝室 Nobis' Residence - Bedroom 360° VR
磯野家(サザエさん)の間取り
磯野家の間取りではほとんどの部屋が畳です。畳を使っていない部屋は台所くらいです。
冬になるとトイレへ行くのが寒そう
間取り図を見るとトイレが南西のところにポツンとあるのがわかります。
トイレの隣に部屋がないので音漏れの心配はしなくても良さそうですが、トイレの隣は外なのでこの間取りを見ただけでも冬は寒くなるのが想像できます。
今ではちょっと信じられませんが、昔の家ってトイレが部屋から離れたところにあるのが普通だったようです。
昼寝や日向ぼっこができる広縁がある
この間取りで一番良いなぁっと思ったのは「広縁」です。
アニメの中でもよく登場するので、見たことがある人も多いと思います。