アイスバーンでは最強なスパイクタイヤ
スパイクタイヤは1950年代にフィンランドで誕生し、1960年代にヨーロッパで急速に普及した[要出典]。スウェーデンやフィンランドなど、一部の国では現在でもスパイクタイヤが使用されている。日本では1962年に生産が開始され、1970年代に入ると本格的に普及した。積雪寒冷地ではスノータイヤに取って代わり、100%に近い装着率となった。
モータースポーツでは、海外では氷上レースや冬季に行われるラリーイベント(スウェディッシュ・ラリーなど)などで、北欧メーカー製のスパイクタイヤが使用されることがある。
スパイクタイヤあるある
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昔は、良くカーブで火花を散らしながら走っていたスパイクタイヤ装備車をよく見かけました。
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粉塵公害・規制へ
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宮城県などでスパイクタイヤ規制条例が制定された。1984年(昭和59年)に社団法人日本自動車タイヤ協会によりスタッドレスタイヤ制動試験が実施された。しかし、スパイクタイヤの販売は1985年(昭和60年)にピークを迎え、年間800万本、冬用タイヤの68%がスパイクタイヤで占められるようになる。スパイクタイヤが原因の粉塵はますます深刻になり、1986年(昭和61年)に通産省よりスパイクタイヤの出荷削減が指導された。
スパイクタイヤ 1987年2月 仙台 - YouTube
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1990年(平成2年)6月27日にはスパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律が発布、施行された(禁止条項は1991年(平成3年)4月1日施行、罰則規定は1992年(平成4年)4月1日施行)。この法律によって積雪また凍結の状態にある場合はスパイクタイヤ使用が認められるが、それ以外の場合はセメント・コンクリート舗装またはアスファルト・コンクリート舗装が施されている道路での使用は原則禁止された。
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法律や条例による使用規制と代替製品の普及や品質の向上、ピン抜きセンターの設置等の活動により、国内におけるスパイクタイヤ着用率は急速に低下し、併せて降下煤塵の量も減少した。環境白書においてもスパイクタイヤに関する独立した項目があったのは1995年(平成7年)版が最後であり、2003年(平成15年)版を最後にスパイクタイヤの語もなくなっている。
日本では雪の上を走るのなら今でも合法ですが、アスファルトだとダメ。そんなシーンはなかなか無いので日本ではなかなか難しでしょうね。