メーカーエンブレムか車種専用エンブレムか (歴史)
GMは、キャデラック、シボレー、ビュイックなど、多くのグループ内ブランドを持ち、クルマにはGMではなく、それぞれのブランドのエンブレムが付けられています。それは、GMがあまりにも巨大であり、ひとつのブランドに収斂させるより、多くのブランドに分けた方がビジネスに有利だったという背景によります。
日本車も
トヨタでは今でも、車種によって違うエンブレムを付けていますよね。フロントは車種別、後ろはメーカーブランドのTマークを多く付けていますよね。ちなみに、輸出されるトヨタ車両の多くはフロントもメーカーエンブレムが多いようです。
メーカーよりも、車種ごとの個性を明確にすべく、それぞれに独自のエンブレムを付けました。かつては多くの国産車が、車種独自のエンブレムを持っていました。
クラウン、カローラといった昔からのモデルには、昔から受け継がれている古いエンブレムがあり、今でも尊重されています。
トヨタや日産などが、ヨーロッパ流の「メーカーブランド戦略」に目覚め、メーカーのエンブレムを刷新して前面に押し出し始めたのは、20年ほど前からです。
現在のトヨタの「楕円の中にT」のエンブレムが誕生したのは、その時でした。
それは、アメリカの自動車産業の斜陽とともに、お手本がドイツへと移ったという時代の流れでもあったでしょう。この頃から、車種ごとのエンブレムは徐々に廃止され、逆にメーカーエンブレムは大きく目立つようにして、メーカーとしてのブランド認知度を上げることに注力するようになりました。
トヨタ クラウンアスリート エンブレム
しかし、ひとりトヨタは、車種ごとのエンブレムを廃止しませんでした。
アメリカの自動車産業の斜陽とともに、お手本がドイツへと移ったという時代の流れでもあったでしょう。この頃から、車種ごとのエンブレムは徐々に廃止され、逆にメーカーエンブレムは大きく目立つようにして、メーカーとしてのブランド認知度を上げることに注力するようになりました。
エンブレムとは少しズレますが、レクサスのようにLS IS GSなど車名もドイツ流にしたのでしょうかね。
車種専用エンブレム トヨタ車
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