松本人志のエッセイ「遺書」 尖がってた頃の爆弾発言!今はかなり丸くなりましたよね
2021年5月27日 更新

松本人志のエッセイ「遺書」 尖がってた頃の爆弾発言!今はかなり丸くなりましたよね

1994年に発売され、大ベストセラーとなった松本人志のエッセイ「遺書」。週刊朝日に連載されたコラムが書籍化された一冊。また、過激な発言内容も話題となりました。その発言と現在の彼の現状も比較してみました。

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島田紳助に憧れて入ったお笑いの世界

島田紳助に弟子入りしなかったのは、弟子入りすると師匠を抜けないような気がしたから。

その後、紳助・竜介が解散した理由が「ダウンタウンには勝てないと思ったから」と公言した。紳助さんもまっちゃん同様潔い性格。
「紳助・竜介」に憧れて吉本興業に入った松本だが、同じ線上で勝負したかったと書いています。
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島田紳助

松本人志による島田紳助への評価

俺が認めるということは、男ットコ前(おっとこまえ)ということだ。
中略
まず最初の男ットコ前は島田伸介
芸人には動きで笑わせる芸人(視覚)と、しゃべり笑わせる芸人(聴覚)
がいたとしたら、彼は間違いなく後者のほうだ
なぜこのおっさんが上位に上がってこないのか、不思議で仕方ない(やっぱり世間はアホが多い)
もしもテレビに出られなくなって、ラジオ活動に専念したら間違いなく天下を取っているだろう
あの頭の回転の速さ、まさに男ットコ前なのである。
※島田伸介→島田紳助。

週刊朝日でコラムを連載するきっかけ

ナンシー関との対談での一言

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消しゴム版画家でありTVコラムニストだったナンシー関(左)と松本人志(右)
『ナンシー「週刊朝日の連載はなんで始めようと思ったんですか?」/

松本「“ガキの使い”ってフリートークでしょう。
で、あれは思いつくままに打ち合わせなしで喋ってんですけど、やっぱり大前提として面白くなかったらダメだというのがあるわけで、頭の中でいろいろ考えてもお笑いにでけへん、笑いにはならない考えがワーッとあったりして、これをどっかで出さないかんというので、一回コラムやってみようと思ったんですよ。」

「遺書」の考え方が変化した松本人志

著書とは真逆の現実を追及された松本は、「人間ってね、成長していくもんですからね。考え方がどんどん変わっていって、いい方向にいくってのは全然問題ない」と笑いをこらえながら“釈明”していた。
※「遺書」での発言と現在の状況が矛盾している事を番組内で指摘されて。

結婚

「結婚することで何か得するの?」「ガキが出来たらそれこそ最悪やで」と“松本流遺言”を残していた。
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「遺書」の頃と変わったのは、髪型だけではなかったようです!
松本は「この度、私、松本人志は結婚を致しましたのでご報告させていただきます。
お相手は一般の方になり現在妊娠中です。デリケートな時期なので、できるだけそっとしといて欲しいです。
記者会見はした方がいいかと思うのですが、照れくさいのでやめておきます」とコメントしている。
※2009年に結婚

ドラマ出演

「コメディアンという肩書で、歌をうたったり、ドラマに出たりするのは、オレは違うと思う(これは、相方の浜田にもいえることだ)。それで評価を得ても、コメディアンとして、なんの意味もない。」と遺書に書いていました。
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独特の間があった異色のドラマ 「伝説の教師」
ドラマ出演等のオファーは全てNG。例え浜ちゃんの友情出演で出る事があっても、必ず松っちゃんらしさを出すという。

そんな中、唯一主演したドラマ『伝説の教師』でも、松ちゃんらしさを出してドラマをコント風に仕上げ、ドラマの設定で中居正広と漫才するシーンでは、数年ぶり(深夜特番ではあるがゴールデン枠での話)に漫才を披露する等、松本人志は芸人でありタレントではないと職人気質なスタイルを貫く。
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