映画「赤毛のアン」とは
『赤毛のアン』(あかげのアン、Anne of Green Gables)は、1985年のカナダ/アメリカ合衆国のドラマテレビ映画。ミーガン・フォローズ、コリーン・デューハースト、リチャード・ファーンズワース出演。L・M・モンゴメリによる『赤毛のアン』が原作である。イラン、イスラエル、ヨーロッパ、日本では劇場公開された。製作国のカナダでは1985年12月1日に前後編に分けてCBCで放送され、アメリカ合衆国では1986年2月17日にPBSでWonderWorksシリーズの一つとして放送された。
今もなお読み継がれているL・M・モンゴメリの名作が原作です。
映画「赤毛のアン」のあらすじ
ハモンド家からプリンスエドワード島へ
孤児院からハモンド家に引き取られたアン・シャーリーは、3組の双子の世話や家事の手伝いなどでこき使われていましたが、ハモンド氏の突然の死によって、再び孤児院に戻されてしまいます。
孤児院の院長から、新たな引き取り先が決まったと知らされ、希望を胸にプリンスエドワード島の駅で、マシュー・カスバートが迎えに来るのを待っていました。
孤児院の院長から、新たな引き取り先が決まったと知らされ、希望を胸にプリンスエドワード島の駅で、マシュー・カスバートが迎えに来るのを待っていました。
アンの期待と絶望
駅から自宅グリーンゲイブルズへの帰り道、夢と希望を語りつづけるアンに、マシューは男の子が欲しかったとは言い出せませんでした。手違いに戸惑いながらも、アンのおしゃべり楽しさを感じたマシューは、アンを気に入ってしまいます。
高齢のため体力の衰えたマシューを手伝う男の子を引き取るはずだったために、女の子を連れてきたマシューに、妹のマリラは驚き、アンを孤児院に戻すと話します。
高齢のため体力の衰えたマシューを手伝う男の子を引き取るはずだったために、女の子を連れてきたマシューに、妹のマリラは驚き、アンを孤児院に戻すと話します。
アンを連れ帰るマリラ
マリラは、子供を引き取る仲介をしてくれたスペンサー夫人のもとを訪ね、アンを孤児院へ帰すように伝えますが、ちょうど使用人として女の子を希望していたブルウェット夫人を紹介されます。ブルウェット夫人のアンに対する態度を見たマリラは、アンを家に連れ帰ってしまいます。
グリーンゲイブルズのアン
お試し期間としてカスバート家に引き取られたアンですが、孤児を引き取ることに反対していた、マリラの友人のレイチェル・リンド夫人に「痩せてそばかすで、赤毛」と言われて癇癪をおこし、レイチェルを怒らせてしまいます。マシューに説得されて謝罪したことで、レイチェルに受け入れてもらえたアンは、パーティで同い年のダイアナと出会い、仲よくなります。ダイアナと一緒に通うことになった学校での初日、赤毛のことを「にんじん」とからかわれたアンは再び癇癪をおこし、からかったギルバートの頭を石版で殴ってしまいます。
via ameblo.jp
ダイアナとの日々
グリーンゲイブルスでのアンの生活は、ギルバートのことを除けば、夢のような日々でした。信心深いマリラは、アンの虚栄心をたしなめますが、ダイアナという親友と学校にも通えて、勉強ができる喜びでいっぱいでした。ダイアナをお茶に招待したアンは、イチゴ水と間違えてワインを飲ませてしまい、ダイアナの母親から、ダイアナとの付き合いを禁止されてしまいます。お互いにつらい日々を過ごしますが、両親の留守中にダイアナの妹の喉頭炎の看病をして命を助け、許されてふたたび2人で過ごすことができるようになります。
ダンスパーティに出かけたアンとダイアナ
女性へのプレゼントなどしたことの無いマシューが買ってくれた、念願のパフスリーブのドレスを着て、ダイアナと共にクリスマスのダンスパーティに出かけ、ダイアナの家に泊まることを許されます。
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ステイシー先生との出会い
ダイアナとの交際を禁じられていたころ、アンの通う学校には新しい先生が赴任してきました。ミュリエル・ステイシーという女教師は、教育熱心で女生徒にも進学をすすめ、放課後には受験のための特別授業も行います。ステイシー先生に、アンを進学させたいと伝えられたマリラは、女性も自立すべきだと意気投合し、アンはクイーン学院に進学することになります。ギルバートと同点の首席で合格したアンは、病院のチャリティーコンサートで、詩の朗読をすることになります。