ピックアップ
山田風太郎
1922年生まれのエンタメ小説の大御所。
「日本史上最大の作家は誰か」
という話をする際に名前が挙がってもなんの不思議も無い先生。
個人的には「日本史上最大のエンタメ作家」は山田風太郎先生がかなり強いのではないかと予想。
とはいえ直木三十五とか司馬遼太郎とか他の候補者もすさまじい面々なのでかなりアツい闘いが期待(?)される。
「日本史上最大の作家は誰か」
という話をする際に名前が挙がってもなんの不思議も無い先生。
個人的には「日本史上最大のエンタメ作家」は山田風太郎先生がかなり強いのではないかと予想。
とはいえ直木三十五とか司馬遼太郎とか他の候補者もすさまじい面々なのでかなりアツい闘いが期待(?)される。
via ja.wikipedia.org
代表作はたくさん。それはもうたくさん。
通りが良いのは《甲賀忍法帖》《魔界転生》あたりであろう。
このふたつは山田風太郎作品を読んだことが無いという人が知っていてもおかしくない作品である。
先生は東京医科大学出身なので医学士号を持っている。
〝それはさておき作品にはすごい忍術が登場する〟
どうすごいかという点については《甲賀忍法帖》を見ていただければわかるのですが、
《身体が柔らかく、ふくらんで水に浮いたり一時的に空を飛ぶことも可能》
《すごい美女だけど吐息が猛毒のため一緒に寝ると死ぬ》
《肌が触れると離れない。血を吸う。吸われたらミイラになる》
こんな感じです。
昨今の《能力バトルもの》の原点のひとつは山田先生である、という説も。
いちアニメファンとしては頭が上がらない先生のひとりですね。
通りが良いのは《甲賀忍法帖》《魔界転生》あたりであろう。
このふたつは山田風太郎作品を読んだことが無いという人が知っていてもおかしくない作品である。
先生は東京医科大学出身なので医学士号を持っている。
〝それはさておき作品にはすごい忍術が登場する〟
どうすごいかという点については《甲賀忍法帖》を見ていただければわかるのですが、
《身体が柔らかく、ふくらんで水に浮いたり一時的に空を飛ぶことも可能》
《すごい美女だけど吐息が猛毒のため一緒に寝ると死ぬ》
《肌が触れると離れない。血を吸う。吸われたらミイラになる》
こんな感じです。
昨今の《能力バトルもの》の原点のひとつは山田先生である、という説も。
いちアニメファンとしては頭が上がらない先生のひとりですね。
via www.amazon.co.jp
『野性時代』
角川の文芸誌。1974年開始。
96年に一度休刊し、新『野性時代』として2003年に復活。
現在の『小説 野性時代』に名前が変わったのは2011年のこと。
96年に一度休刊し、新『野性時代』として2003年に復活。
現在の『小説 野性時代』に名前が変わったのは2011年のこと。
角川書店 野性時代編集部(@yaseijidai)さん | Twitter
角川書店のエンターテインメント小説誌「小説 野性時代」は毎月12日発売です。
もはや《文芸誌》という存在がだいぶレトロな存在だと言えるかもしれない。
……言えないかもしれない。
『野性時代』は昭和終盤の文芸黄金期――1980年代に直木賞を散々獲得した。
が、個人的に特筆しておきたいのは池田満寿夫「エーゲ海に捧ぐ」。
1977年の第77回芥川賞受賞作品である。直木賞ではなく芥川賞の方。
「エーゲ海に捧ぐ」はちょっとした問題作品であった。
文化勲章作家、瑞宝章作家である永井龍男が芥川賞選考員を辞したのは村上龍「限りなく透明に近いブルー」とこの「エーゲ海に捧ぐ」のせいであったという。
もちろん「限りなく透明に近いブルー」も問題作品であったわけだが、芥川賞絡みの作品なのだから問題の1個や2個なくてはおもしろくない、という意見もある。
文芸の歴史がここに1ページ、と言ったところだろう。
……言えないかもしれない。
『野性時代』は昭和終盤の文芸黄金期――1980年代に直木賞を散々獲得した。
が、個人的に特筆しておきたいのは池田満寿夫「エーゲ海に捧ぐ」。
1977年の第77回芥川賞受賞作品である。直木賞ではなく芥川賞の方。
「エーゲ海に捧ぐ」はちょっとした問題作品であった。
文化勲章作家、瑞宝章作家である永井龍男が芥川賞選考員を辞したのは村上龍「限りなく透明に近いブルー」とこの「エーゲ海に捧ぐ」のせいであったという。
もちろん「限りなく透明に近いブルー」も問題作品であったわけだが、芥川賞絡みの作品なのだから問題の1個や2個なくてはおもしろくない、という意見もある。
文芸の歴史がここに1ページ、と言ったところだろう。