中日ファン必見!?大阪桐蔭・根尾の愛読書『思考の整理学』が話題に!
10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、中日が交渉権を獲得した大阪桐蔭・根尾昂。根尾は文武両道として知られ、寮に父親が毎月20冊の本を送ってくるほどの読書家でもあります。そんな彼の愛読書「思考の整理学」が、現在巷で大きな話題となっています。
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根尾の愛読書
— NPB@ポジドラ®(・●・) (@cozy_d_dragon) October 25, 2018
思考の整理学
論語と算盤
先輩平田とは合いそうもない pic.twitter.com/d2n6WoIOBi
「思考の整理学」って何だ?
「思考の整理学」とは、お茶の水女子大学名誉教授・外山滋比古が1983年に著した学術エッセイで、220万部を超えるロングセラー。著者・外山の独特な思考のエッセンスを記した本で、東大生・京大生に最も読まれた本として有名です。
なぜ東大生・京大生からの支持を集めるのか?
「思考の整理学」は、80~90年代には爆発的な売れ行きという訳ではない静かなロングセラーであったのですが、2007年に岩手県の書店に掲げられた「もっと若いときに読んでいれば…」というポップをきっかけに人気が爆発。翌2008年に東大及び京大の生協で最も売れた本となり、以降「東大・京大で一番読まれた本」と呼ばれるようになりました。
「思考の整理学」が支持される理由とは?
「思考の整理学」ですが、「これからの時代で必要とされるのは、自力で飛び回れる飛行機人間である」「本当にやるべきことは、1つのことだけに注力しているとなかなか見えてこない」「必要なもの以外は忘れてしまうべきだ」といった、時代に左右されない独特かつ普遍的な思考の宝庫であり、物事を考えることの楽しさを満喫させてくれる一冊となっています。その点が、物事を考えることの好きな難関校の学生に支持されていると思われます。
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東大生・京大生が続々と感想を寄せる!
「思考の整理学」を読んだ学生からは、「知識に偏った勉強をしてきたからこそ、それじゃいけないんだ、と思いを新たにした」という、知識偏重の受験勉強だけが学問ではないという事への気づきや、「今の時代に必要なのは、情報を手に入れることよりも捨てること」という、情報が溢れている現代だからこそ取捨選択する自身の思考力が試される事への気づきなど、今までの人生では体験出来なかった新たな視点を発見したという声が数多く寄せられています。
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そんな「思考の整理学」ですが、10月29日現在Amazonの売れ筋ランキング(本)で2位を獲得するなど、ドラフトが話題となっている中で本の人気も再燃しています。根尾の出身である中部地方の書店でも売れているんでしょうかね。皆さんもシルバー世代になってから「もっと若いときに読んでいれば…」と思う前に「思考の整理学」を読んでみてはいかがでしょうか?
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