伝説のロックバンド「ROGUE」主催のライブが開催決定！！
ロックバンド「ROGUE（ローグ）」が主催するチャリティーライブ「GBGB2018」が、群馬県・高崎アリーナで開催されることが決定しました。日程は5月3日～4日で、初の2日間開催となっています。
今年で6回目となるこのチャリティーライブは、不慮の事故により障害を負い、車いす生活となっているROGUEのボーカル・奥野敦士が中心となって企画されたもの。バリアフリー社会の実現を目指し、2013年より毎年開催されています。
今回は布袋寅泰も参戦！！
今回のライブには、高崎市出身のギタリストである布袋寅泰の参加が決定。5月4日の出演を予定します。布袋以外にも、ACIDMAN、BRAHMAN、Dragon Ash、G-FREAK FACTORY（以上5月3日）、FLYING KIDS、氣志團（以上5月4日）の出演も決定。
5月4日の出演が決定した「FLYING KIDS」。
奥野敦士率いる伝説のロックバンド「ROGUE」とは？
ROGUE（ローグ）とは、1980年代に活躍した群馬出身のロックバンド。ボーカルの奥野敦士を中心に、1985年にキングレコードよりアルバム「ROGUE」でデビューしました。
ファーストアルバム「ROGUE」。
華々しいデビューを飾った彼らですが、その後は順風満々とはいきませんでした。レーベルのスタッフとの衝突から、キングレコードとの契約を解除。インディーズを経て、1987年にポニーキャニオンへ移籍しました。そして、再出発の意味を込めてシングル「LIKE A MOON」とアルバム「VOICE BEAT」を発表します。
サードアルバム「VOICE BEAT」。
その後彼らはポニーキャニオンで着々と実績を重ね「SERENADE」「MOVE」といったアルバムを発表。そして1989年8月30日に日本武道館で単独ライブ「単独行動」を行い、8000人を動員する大成功を収めます。
4thアルバム「SERENADE」。
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そして、1990年にROGUEは解散。ボーカルの奥野敦士は、音楽活動の傍ら映画・ドラマに出演するなど俳優としての活動を並行していきます。そんな順風満帆と思われた彼に、ある日突然悲劇が訪れます。
奥野敦士の出演した映画のひとつ「大怪獣東京に現わる」。
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2008年、奥野敦士は落下事故で脊髄を損傷し、車いす生活を余儀なくされてしまったのです。首から下が動かなくなり、歌手としての活躍は二度と不可能かと思われました。しかし、彼はあきらめませんでした。懸命なリハビリを行い、多くの仲間に支えられて彼は歌声を取り戻します。そして、2013年にROGUEは再結成。以降、毎年「GBGB」のチャリティーライブを開催し、自身の障害に関する書籍も刊行するなど、音楽に留まらない活動を行っています。
この素晴らしき世界 奥野敦士
リハビリ中に「この素晴らしき世界」を歌う奥野敦士。
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