藤あや子が地元・秋田の民謡「秋田音頭」をヒップホップに!
地元秋田で民謡歌手として活動し、長年にわたり演歌歌手として活躍する藤あや子。デビュー31年目の新たなスタートとして地元秋田民謡の「秋田音頭」を、ヒップホップアーティストとして活躍中のm.c.A・Tのプロデュースでヒップホップにアレンジした新たなジャンル「ヒップホップ民謡」としてリリースすることが明らかとなりました。
藤あや子とm.c.A・Tの意外な接点とは?
藤あや子とm.c.A・Tという、一見すると音楽的に接点のなさそうな二人ですが、2008年にNHKホールで行われた藤あや子20周年記念リサイタルで初共演を果たしました。以来、約10年間にわたりお互い音楽交流を深めてきました。
共通の友人である映画監督の小松莊一良を介して知り合った二人は、同じ年齢ということもありすぐに意気投合。2017年に今度はm.c.A・T主催の「俺フェス」にDA PUMP、w-inds.、大黒摩季、たこやきレインボーなどと共に出演し、お互いのライブにゲスト出演を果たしました。ちなみに、お互いのライブにおいてヒップホップにアレンジした「秋田音頭」を既に披露しており、満を持しての今回のCD化となります。
10年越しの夢であったコラボレーションが実現し、いよいよ発売が決定した今作。そもそも民謡「秋田音頭」は、江戸時代初期に生まれた日本語ラップの元祖とも呼ばれています。日本の民謡とアメリカ生まれのヒップホップが融合した新しい世界「ヒップホップ民謡」。ぜひ皆さんも堪能してみてください!なお、カップリングには「秋田音頭-AKITA・ONDO-」のリミックスバージョンが2種類収録される予定となっています。
日本ラップの元祖!?「秋田音頭」とは?
秋田音頭とは、文字通り秋田県の民謡。1663年、久保田藩(秋田藩)主佐竹義隆に上覧した時に成立したといわれています。滑稽な歌詞をリズミカルに並び上げるのが特徴で、出だしの「ヤートーセー」というかけ声以外はあまり音程がなく、リズムに乗せて台詞を述べ上げるだけで、いわゆるラップや地口のようなものです。
実際に聴いてみましょう!
秋田音頭 秋田PR 非公認
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「秋田音頭」だけじゃない!m.c.A・Tの仕事の数々!!
1993年、デビューシングル『BOMB A HEAD!』で一世を風靡したm.c.A・T。以降、DA PUMPのプロデュースや安室奈美恵や浜崎あゆみ、東方神起、AAAなど、他のアーティストへの楽曲提供など、現在も様々なアーティストへの楽曲提供/プロデュース・ワークを行う傍ら、各地でLIVE活動を展開しパフォーマーとしても活動中です。ここでは、彼の今までの仕事を軽く振り返ってみましょう。
DA PUMP
m.c.A・Tと言えば、近年人気が再燃しているDA PUMPのプロデュースを手掛けたことで有名です。「Rhapsody in Blue」「ごきげんだぜっ! ~Nothing But Something~」「if...」「Joyful」など、数々のヒット曲は彼の作曲です(作詞はm.c.A・T名義、作曲は本名である富樫明生名義。他のアーティストに関しても同様)。