桑田と清原。
PL学園の2人は甲子園が生んだスターだった。
運命の1985年のドラフト。
「巨人、選択希望選手。桑田真澄、投手、PL学園。」
このアナウンスは日本全国に衝撃を与えた。あるメーカーの営業を除いて。
PL学園の2人は甲子園が生んだスターだった。
運命の1985年のドラフト。
「巨人、選択希望選手。桑田真澄、投手、PL学園。」
このアナウンスは日本全国に衝撃を与えた。あるメーカーの営業を除いて。
「さらば桑田真澄、さらばプロ野球」ってどんな本?
via www.suruga-ya.jp
『さらば桑田真澄、さらばプロ野球』(さらばくわたますみ、さらばプロやきゅう)は、1990年リム出版から発行された中牧昭二の著作。桑田真澄を中心としたプロ野球の裏金問題について書いた内容である。「中小メーカーが大手に対抗するために裏金を中心にしたあらゆる手段をとらねばならなかった業界の実態も暴露した」と評されることとなった。本の内容が国会でも採り上げられるなど社会問題化し、年間の売上げでは19位、ノンフィクション部門では8位を記録した。
当時、野球少年だった私はこの本を親にねだって買ってもらった記憶がある。中身が衝撃的過ぎて、母親にはあまり良い印象を与えなかったことを鮮明に覚えている。
書籍の概要
当時、スポーツ用品メーカーカドヤスポーツで販売促進課長であった著者が、読売ジャイアンツの桑田真澄と関わった際に、スポーツ用品のアドバイザリー契約を結ぶ見返りに、同選手に多額の裏金を要求され、それに従って支払い、ソープランドなどにも何度も連れていかされたと主張する話が記載されている。さらに、水野雄仁投手や、他選手に関することも書かれている。
同著はまず、スポーツ用品メーカーが、宣伝効果を目的として自社の製品を使ってもらうために、高校球児に自社の商品を無料で支給したり監督を接待したりしている実情について語ることから始まる。投手の場合は、テレビに映る時間が特に長いため、自社のグラブを使ってもらうことは特に重要であるとのことである。
著者「中牧昭二」
中牧 昭二(なかまき しょうじ、1956年3月6日 - )は、日本の衆議院議員秘書、元プロレスラー。長野県上田市出身。
拓殖大学ではアメフト部に所属し、1979年、運動用具メーカーのカドヤスポーツに入社。以後、販売促進課に勤務した。
1990年に出版した『さらば桑田真澄、さらばプロ野球』はベストセラーとなり、1990年の単行本・ノンフィクション部門で年間売上8位を記録した。
なんとこの後、スポーツ用品メーカーを退職して、プロレスラーの道へ。
後にプロレスラーに転向するためSWSの入団テストを受けたが不合格となり、大仁田厚率いるFMWに入団。1992年5月31日に、ターザン後藤戦でデビュー。その後はW★ING→IWAジャパン→大日本プロレスとインディー団体を転々とし、画鋲デスマッチ等の流血の多い激しい試合を展開した。
現在は大仁田厚の議員時代の秘書を経て、、自由民主党静岡8区選出塩谷立の公設第一秘書(2007年10月~2008年1月の間に就任。現在に至る)となっている模様。
この人自身もこの著作によって人生を大きく変えることとなった。
この人自身もこの著作によって人生を大きく変えることとなった。
ワールドペガサス社のグローブ
問題となったスポーツ用品メーカーは「ワールドペガサス社」
だが、この著作が書店に並んだ後も桑田はずっとワールドペガサスを使い続けた。
結局はずっと同じメーカーのグローブを使い続けた桑田。
暴露された内容はほとんど真実との見方が強い(書籍内容については訴訟となっていない、野球賭博の件のみが訴訟となった)があなたはどう思われただろうか。
是非、一度読んでみて頂きたい。
暴露された内容はほとんど真実との見方が強い(書籍内容については訴訟となっていない、野球賭博の件のみが訴訟となった)があなたはどう思われただろうか。
是非、一度読んでみて頂きたい。