『鋼鉄ジーグ』
via www.amazon.co.jp
制作:東映、NET、ジャパド
放送期間:1975年10月5日から1976年8月29日
放送時間:日曜18:00から18:25
放送局:NET(今のテレビ朝日)系列
放送話数:全46話(最終話は総集編)
主題歌:「鋼鉄ジーグのうた」水木一郎
放送期間:1975年10月5日から1976年8月29日
放送時間:日曜18:00から18:25
放送局:NET(今のテレビ朝日)系列
放送話数:全46話(最終話は総集編)
主題歌:「鋼鉄ジーグのうた」水木一郎
スタッフ
原作:永井豪・安田達矢とダイナミック企画
演出:大貫信夫(最終回担当)ほか
脚本:藤川佳介(最終回担当)ほか
作画監督:上村栄司(最終回担当)ほか
美術:勝又激
音楽:渡辺宙明
演出:大貫信夫(最終回担当)ほか
脚本:藤川佳介(最終回担当)ほか
作画監督:上村栄司(最終回担当)ほか
美術:勝又激
音楽:渡辺宙明
キャスト
司馬宙(ひろし):古谷徹
司馬博士:村瀬正彦
卯月美和:吉田理保子
ダイリ所長:田の中勇
竜馬帝王:加藤修
イキマ:緒方賢一
司馬博士:村瀬正彦
卯月美和:吉田理保子
ダイリ所長:田の中勇
竜馬帝王:加藤修
イキマ:緒方賢一
『鋼鉄ジーグ』とは
カーレース中の事故で瀕死の重傷を負った司馬宙は、父親である司馬博士の技術でサイボーグとして生まれ変わった。
博士は発掘した銅鐸が侵略者である古代帝国・邪魔大王国の重大な秘密を握っていることを知っていたために殺されてしまう。しかし彼の知識と意思のすべては巨大コンピューターの中に収められて、マシンファザーとなった。
宙の体内に隠された銅鐸を奪うために、女王ヒミカの操るハニワ幻人が次々と襲ってくる。
宙は鋼鉄ジーグとなり、磁力を使った合体や戦闘用オプションパーツを駆使して邪魔大王国に立ち向かう!
博士は発掘した銅鐸が侵略者である古代帝国・邪魔大王国の重大な秘密を握っていることを知っていたために殺されてしまう。しかし彼の知識と意思のすべては巨大コンピューターの中に収められて、マシンファザーとなった。
宙の体内に隠された銅鐸を奪うために、女王ヒミカの操るハニワ幻人が次々と襲ってくる。
宙は鋼鉄ジーグとなり、磁力を使った合体や戦闘用オプションパーツを駆使して邪魔大王国に立ち向かう!
『鋼鉄ジーグ』の最終回
第45話「立て勇者!!明日なき総力戦!!」
邪魔大王国の幻魔要塞内。
イキマ「竜魔帝王。ハニワ兵士およびロボット兵士はただいま全員集結終了いたしました」
竜魔帝王「うむ!諸君、いよいよ決戦の時がきた。みんな覚悟はいいな?」
イキマ「もちろんでございます。我々はこの日の来るのを待っておりました」
竜魔帝王「女王ヒミカ以来、数々の犠牲を出しながら我々の目的、世界制覇は達成できておらん。今回我々は総力をあげて鋼鉄ジーグ、ビルドベースを粉砕する。ただちに出撃準備に入れ!第一弾はアマソの隊だ」
夜。ビル群の中のホテル。レストランに宙、菊枝(宙の母)、まゆみ(宙の妹)、美和(ビッグシューターのパイロット。宙はミッチーと呼ぶ)たちがいる。
宙が皆に夕食をご馳走していた。
菊枝「宙がこんなことして何か変わったことが起きなければいいけど」
宙「じつは母さん、明日…」
菊枝「宙、いいのよ」
宙「母さん、今度こそ決着をつけたいんだ!」
この食事会は宙にとって、みんなとのお別れのつもりなのだった。
ボーイが食事を持ってきたところに停電が起きる。大きな揺れも。
宙「ミッチー!様子を観てくる。母さんたちを頼むぞ」
ホテルの電源室に来た宙。電源を入れる。
宙「おかしいな。電源を入れたら地震がとまったぞ」
そこへハニワ兵士たちが現れた。
宙「お前たちの仕業か!」
戦いが始まった。
ホテルの屋上に逃げて来た宙。
宙「チェンジ、サイボーグ!」
サイボーグ体に変身し戦う。
菊枝たちをビルドベースへタクシーで送り出した美和。そこへ地面が割れて、ハニワ幻人エレキが現れる。
美和のピンチを宙が助ける。
宙「ミッチー!はやくビッグシューターで出動してくれ!」
美和「わかったわ!」
美和は去る。
街を破壊しているエレキ。ビルの屋上にアマソが現れる。
アマソ「ええい、何をしている。やつが鋼鉄ジーグにならないうちが勝負だ。ビッグシューターに邪魔されないうちに始末しろ!」
エレキは網のようなものを口から出した。それに捕らえられる宙。電撃でダメージをくらう。
そこへビッグシューターが到着するが被弾してしまう。墜落。
イキマ「竜魔帝王。ハニワ兵士およびロボット兵士はただいま全員集結終了いたしました」
竜魔帝王「うむ!諸君、いよいよ決戦の時がきた。みんな覚悟はいいな?」
イキマ「もちろんでございます。我々はこの日の来るのを待っておりました」
竜魔帝王「女王ヒミカ以来、数々の犠牲を出しながら我々の目的、世界制覇は達成できておらん。今回我々は総力をあげて鋼鉄ジーグ、ビルドベースを粉砕する。ただちに出撃準備に入れ!第一弾はアマソの隊だ」
夜。ビル群の中のホテル。レストランに宙、菊枝(宙の母)、まゆみ(宙の妹)、美和(ビッグシューターのパイロット。宙はミッチーと呼ぶ)たちがいる。
宙が皆に夕食をご馳走していた。
菊枝「宙がこんなことして何か変わったことが起きなければいいけど」
宙「じつは母さん、明日…」
菊枝「宙、いいのよ」
宙「母さん、今度こそ決着をつけたいんだ!」
この食事会は宙にとって、みんなとのお別れのつもりなのだった。
ボーイが食事を持ってきたところに停電が起きる。大きな揺れも。
宙「ミッチー!様子を観てくる。母さんたちを頼むぞ」
ホテルの電源室に来た宙。電源を入れる。
宙「おかしいな。電源を入れたら地震がとまったぞ」
そこへハニワ兵士たちが現れた。
宙「お前たちの仕業か!」
戦いが始まった。
ホテルの屋上に逃げて来た宙。
宙「チェンジ、サイボーグ!」
サイボーグ体に変身し戦う。
菊枝たちをビルドベースへタクシーで送り出した美和。そこへ地面が割れて、ハニワ幻人エレキが現れる。
美和のピンチを宙が助ける。
宙「ミッチー!はやくビッグシューターで出動してくれ!」
美和「わかったわ!」
美和は去る。
街を破壊しているエレキ。ビルの屋上にアマソが現れる。
アマソ「ええい、何をしている。やつが鋼鉄ジーグにならないうちが勝負だ。ビッグシューターに邪魔されないうちに始末しろ!」
エレキは網のようなものを口から出した。それに捕らえられる宙。電撃でダメージをくらう。
そこへビッグシューターが到着するが被弾してしまう。墜落。
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ビルドベースのモニターに幻魔要塞が映った。
ダイリ所長「幻魔要塞だ!ミサイル発射準備!」
地面に降りた幻魔要塞。ハニワ兵士とロボット兵士たちが内部から出てくる。
竜魔帝王「司馬博士!もう悪あがきはやめろ。頼りの鋼鉄ジーグは使い物にならん。おとなしくビルドベースを放棄するのだ。さもないとお前の研究所は永久に消滅してしまうぞ」
大笑いする竜魔帝王。
司馬博士「竜魔帝王に宣言する。ビルドベースは絶対に降伏せん!」
竜魔帝王「ふふふ。強がりもいいが後悔するぞ。ようし皆殺しだ。攻撃開始!」
ビルドベースへ向けて進軍する兵士たち。それをミサイルで迎撃する。しかし幻魔要塞も攻撃を開始し、ビルドベースは損害を受ける。
墜落しているビッグシューター。ダイリ所長からの通信で、美和は意識を取り戻す。
ダイリ所長「卯月君、はやく宙君にジーグパーツを送ってくれ。このまま竜魔帝王の攻撃にあったらビルドベースが破壊されてしまうぞ!」
一方、宙はメカドン(ドンが操縦するロボット)に助けられていた。しかし再びエレキが襲ってくる。
宙「くそう、ハニワ幻人が戻ってきたのか」
ふたたび戦いが始まる。
そこへ美和の操縦するビッグシューターが到着した。
宙「ビルドアーップ!」
宙は鋼鉄ジーグになった。
宙「スピンストーム!」「ダイナマイトキーック!」
スカイパーツと合体する鋼鉄ジーグ。
宙「スカイビーム!」「スカイミサイル!」
エレキを倒した。
エレキが倒されたことを知った竜魔帝王は、ロボット獣バドーを出撃させる。
ビルドベースへ向かうバドーを追うジーグ。しかしビームを浴びる。
宙「だめだ!痺れて自由がきかない!」
ジーグは岩場に頭から墜落した。
司馬博士「宙、しっかりしろ!」
宙「父さん。エネルギーがなくなっちゃあ、もうだめだ」
司馬博士「弱音を吐くんじゃない。お前に平和を守る気力があるかないかだ!」
ダイリ所長「幻魔要塞だ!ミサイル発射準備!」
地面に降りた幻魔要塞。ハニワ兵士とロボット兵士たちが内部から出てくる。
竜魔帝王「司馬博士!もう悪あがきはやめろ。頼りの鋼鉄ジーグは使い物にならん。おとなしくビルドベースを放棄するのだ。さもないとお前の研究所は永久に消滅してしまうぞ」
大笑いする竜魔帝王。
司馬博士「竜魔帝王に宣言する。ビルドベースは絶対に降伏せん!」
竜魔帝王「ふふふ。強がりもいいが後悔するぞ。ようし皆殺しだ。攻撃開始!」
ビルドベースへ向けて進軍する兵士たち。それをミサイルで迎撃する。しかし幻魔要塞も攻撃を開始し、ビルドベースは損害を受ける。
墜落しているビッグシューター。ダイリ所長からの通信で、美和は意識を取り戻す。
ダイリ所長「卯月君、はやく宙君にジーグパーツを送ってくれ。このまま竜魔帝王の攻撃にあったらビルドベースが破壊されてしまうぞ!」
一方、宙はメカドン(ドンが操縦するロボット)に助けられていた。しかし再びエレキが襲ってくる。
宙「くそう、ハニワ幻人が戻ってきたのか」
ふたたび戦いが始まる。
そこへ美和の操縦するビッグシューターが到着した。
宙「ビルドアーップ!」
宙は鋼鉄ジーグになった。
宙「スピンストーム!」「ダイナマイトキーック!」
スカイパーツと合体する鋼鉄ジーグ。
宙「スカイビーム!」「スカイミサイル!」
エレキを倒した。
エレキが倒されたことを知った竜魔帝王は、ロボット獣バドーを出撃させる。
ビルドベースへ向かうバドーを追うジーグ。しかしビームを浴びる。
宙「だめだ!痺れて自由がきかない!」
ジーグは岩場に頭から墜落した。
司馬博士「宙、しっかりしろ!」
宙「父さん。エネルギーがなくなっちゃあ、もうだめだ」
司馬博士「弱音を吐くんじゃない。お前に平和を守る気力があるかないかだ!」
ビルドベース内。
司馬博士「ダイリ君、私をひとりだけ避難カプセルに移してくれ」」
それを止めるダイリ所長。
司馬博士「命をかけて戦わないと日本の平和は守れん!」
発進した避難カプセル。それを追って幻魔要塞も浮上する。
司馬博士「ダイリ君。私が平和のために命をかけたことを宙に伝えてくれ」
避難カプセルは幻魔要塞に体当たりを試みる。しかし避けられた。
幻魔要塞内。
イキマ「帝王、避難カプセルは私にお任せください」
竜魔帝王「よおし、わしは竜魔船で鋼鉄ジーグにとどめを刺してくる」
その頃。地面に倒れているジーグ。美和からの通信。
美和「宙さん、大変!司馬博士が避難カプセルで幻魔要塞に突入したわ!」
宙「なんだって?父さんが?」
美和「ロボット獣は私に任せて。はやく博士を!
しかしジーグは飛ぶ力がない。
その頃。避難カプセルは幻魔要塞に体当たりしていた。内部に侵入して、イキマと共に大爆発。
宙「父さん!」
司馬博士「戦いは最後の最後まで諦めてはいかん。我々の戦いは平和を勝ち取る戦いだ」
宙「父さん、俺を信じてくれ。そして俺を守ってくれ」
ジーグの前に竜魔船がやって来た。
宙「出て来い竜魔帝王!勝負をつけてやる」
竜魔帝王「ははは。死にぞこないめ。最後のあがきというわけか」
宙「この余の平和を乱すやつは許せねえんだ!」
竜魔帝王「よおし、では一騎討ちだ。竜魔の神よ。我に最後の力を与えよ!」
稲光が剣に落ちて、竜魔帝王は巨大化した。
戦いが始まった。剣がジーグの腹に刺さる。
竜魔帝王「鋼鉄ジーグも竜魔剣と共に消滅だ」
爆発して四散するジーグ。
しかし頭部は脱出して、竜魔帝王に体当たりした。転ぶ竜魔帝王。
宙「ミッチー!パーツとマッハドリルを頼む!」
発射されたパーツと合体。
竜魔帝王はバドーの上に乗った。ビッグシューターとジーグも飛ぶ。
竜魔帝王「飛べ!体当たりだ!」
ジーグのマッハドリルがバドーを貫いた。爆発。それに竜魔帝王も巻き込まれる。悲鳴。
宙「やった!」
美和「生きてるのね、あたしたち。良かった…」
宙「父さん、俺は倒した!倒しました!」
ビルドベースを見下ろす崖の上に宙と美和がいる。
宙「父さーん!」
司馬博士「宙、よくやった。人間は自分の持っている力以上に働けるもんだ。それは正義を貫く勇気をエネルギーにした時だ」
宙「俺は決して父さんの死を無駄にはしないよ。母さんも、まゆみもしっかりと守っていきます」
涙を流す。
宙「そして平和のために命をかけて戦います!」
司馬博士「宙!」
宙「父さーん!父さーん!」
それを後ろから見守る美和。
朝日が昇る。
司馬博士「ダイリ君、私をひとりだけ避難カプセルに移してくれ」」
それを止めるダイリ所長。
司馬博士「命をかけて戦わないと日本の平和は守れん!」
発進した避難カプセル。それを追って幻魔要塞も浮上する。
司馬博士「ダイリ君。私が平和のために命をかけたことを宙に伝えてくれ」
避難カプセルは幻魔要塞に体当たりを試みる。しかし避けられた。
幻魔要塞内。
イキマ「帝王、避難カプセルは私にお任せください」
竜魔帝王「よおし、わしは竜魔船で鋼鉄ジーグにとどめを刺してくる」
その頃。地面に倒れているジーグ。美和からの通信。
美和「宙さん、大変!司馬博士が避難カプセルで幻魔要塞に突入したわ!」
宙「なんだって?父さんが?」
美和「ロボット獣は私に任せて。はやく博士を!
しかしジーグは飛ぶ力がない。
その頃。避難カプセルは幻魔要塞に体当たりしていた。内部に侵入して、イキマと共に大爆発。
宙「父さん!」
司馬博士「戦いは最後の最後まで諦めてはいかん。我々の戦いは平和を勝ち取る戦いだ」
宙「父さん、俺を信じてくれ。そして俺を守ってくれ」
ジーグの前に竜魔船がやって来た。
宙「出て来い竜魔帝王!勝負をつけてやる」
竜魔帝王「ははは。死にぞこないめ。最後のあがきというわけか」
宙「この余の平和を乱すやつは許せねえんだ!」
竜魔帝王「よおし、では一騎討ちだ。竜魔の神よ。我に最後の力を与えよ!」
稲光が剣に落ちて、竜魔帝王は巨大化した。
戦いが始まった。剣がジーグの腹に刺さる。
竜魔帝王「鋼鉄ジーグも竜魔剣と共に消滅だ」
爆発して四散するジーグ。
しかし頭部は脱出して、竜魔帝王に体当たりした。転ぶ竜魔帝王。
宙「ミッチー!パーツとマッハドリルを頼む!」
発射されたパーツと合体。
竜魔帝王はバドーの上に乗った。ビッグシューターとジーグも飛ぶ。
竜魔帝王「飛べ!体当たりだ!」
ジーグのマッハドリルがバドーを貫いた。爆発。それに竜魔帝王も巻き込まれる。悲鳴。
宙「やった!」
美和「生きてるのね、あたしたち。良かった…」
宙「父さん、俺は倒した!倒しました!」
ビルドベースを見下ろす崖の上に宙と美和がいる。
宙「父さーん!」
司馬博士「宙、よくやった。人間は自分の持っている力以上に働けるもんだ。それは正義を貫く勇気をエネルギーにした時だ」
宙「俺は決して父さんの死を無駄にはしないよ。母さんも、まゆみもしっかりと守っていきます」
涙を流す。
宙「そして平和のために命をかけて戦います!」
司馬博士「宙!」
宙「父さーん!父さーん!」
それを後ろから見守る美和。
朝日が昇る。
その後の『鋼鉄ジーグ』
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玩具ありきで制作されたアニメ作品で、磁石を使った合体ロボット《マグネモシリーズ》の一作目として大好評を博しました。
《マグネモシリーズ》として後番組1976年『マグネロボ ガ・キーン』がありますが、内容的につながりはありません。
直接につながりがあるのは、2007年から放送された『鋼鉄神ジーグ』です。
これは『鋼鉄ジーグ』から50年後が舞台なのですが、マンガ版を原作としているためアニメ版とは設定が一部異なります。
しかし宙、美和(結婚して姓は珠城)も登場して活躍しますよ!
《マグネモシリーズ》として後番組1976年『マグネロボ ガ・キーン』がありますが、内容的につながりはありません。
直接につながりがあるのは、2007年から放送された『鋼鉄神ジーグ』です。
これは『鋼鉄ジーグ』から50年後が舞台なのですが、マンガ版を原作としているためアニメ版とは設定が一部異なります。
しかし宙、美和(結婚して姓は珠城)も登場して活躍しますよ!
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