中古店で高額査定されるレトロゲームランキングが発表される!注目の第1位は!?
買取一括査定の「ウリドキ」を運営するウリドキ株式会社が、2020年1月〜10月末までの期間にウリドキ内で高価査定となったゲームソフトを集計しランキングを作成しました。果たして第1位を獲得したゲームソフトのタイトルとは?
監修:ゲーム買取店「レトログ」査定士 佐藤氏
監修:ゲーム買取店「レトログ」査定士 佐藤氏
5位「奇々怪界-月夜草子」(スーパーファミコン、査定額15000円)
タイトーが発売したゲームで有名な奇々怪界シリーズの中でも、月夜草子はプレミア化しているソフト。今作はシリーズの中でも比較的に難易度が低く、このシリーズの入門編としてぴったりだ、という評価が後に広まったことがプレミア化した大きな理由として挙げられます。
前作の「謎の黒マント」は難易度がかなり高いゲームで、月夜草子も難しいのではないか、とライトなユーザーから敬遠されがちでした。しかし、実際にこのゲームは初心者に向けたフォローがされていて、新しいキャラの登場や丁寧に作られたグラフィックなど和風の世界観を見事に表現し、後に再評価されたのです。ポップな見た目に反して難易度が高いというゲームは、マニアが好む傾向にあると言えます。
前作の「謎の黒マント」は難易度がかなり高いゲームで、月夜草子も難しいのではないか、とライトなユーザーから敬遠されがちでした。しかし、実際にこのゲームは初心者に向けたフォローがされていて、新しいキャラの登場や丁寧に作られたグラフィックなど和風の世界観を見事に表現し、後に再評価されたのです。ポップな見た目に反して難易度が高いというゲームは、マニアが好む傾向にあると言えます。
4位「トリップワールド」(ゲームボーイ、査定額25000円)
トリップワールドが発売された当時は、単純で簡単なゲームと人気はさほど高くありませんでしたが、後にコレクターの間で話題を呼びました。
発売元であるサンソフトは音源面の技術に優れていて、トリップワールドもBGMが高く評価されています。サンソフトのゲームは、「最初は低いが、後に評価が高くなる」傾向があり、現在3DSのバーチャルコンソールでプレイできるものの、ソフトの価値は落ちていないのです。
発売元であるサンソフトは音源面の技術に優れていて、トリップワールドもBGMが高く評価されています。サンソフトのゲームは、「最初は低いが、後に評価が高くなる」傾向があり、現在3DSのバーチャルコンソールでプレイできるものの、ソフトの価値は落ちていないのです。
via www.amazon.co.jp
3位「アイアンコマンドー」(スーパーファミコン、査定額25000円)
アイアンコマンドーは、香港のメーカーから発売されたベルトスクロールアクション(横長いフィールドを上下左右に移動しながら戦う)というジャンルのスーパーファミコンのゲームです。発売された当時は格闘ゲーム全盛期であり、アイアンコマンドーのようなゲームは流行から廃れつつありました。また、次世代機の登場により生産本数が少なく、希少価値の高いソフトとしてこのような査定額がつけられたと考えられます。
家庭用でありながらもアーケードゲームに負けないほど完成度が高いのが特徴。2017年に再販されたものの、未だプレミアソフトとして名高いゲームです。
家庭用でありながらもアーケードゲームに負けないほど完成度が高いのが特徴。2017年に再販されたものの、未だプレミアソフトとして名高いゲームです。
2位「心霊呪殺師 太郎丸」(セガサターン、査定額35000円)
2位の「心霊呪殺師 太郎丸」は、テンゲン(本社・アメリカ)の日本法人であるタイムワーナーインタラクティブが開発したセガサターンのソフトです。タイムワーナーインタラクティブは、ピンボールで有名だったWMSインダストリーズ(当時の社名「ウィリアムズ」)に買収される形で日本から撤退してしまいます。日本撤退の煽りを受けて限られた本数しか生産されず、今日のプレミア化に至ります。
心霊呪殺師 太郎丸も1位のレンダリングレンジャーR2と同様に、ダウンロード版が存在しません。
心霊呪殺師 太郎丸も1位のレンダリングレンジャーR2と同様に、ダウンロード版が存在しません。
via www.amazon.co.jp
1位「レンダリングレンジャーR2」(スーパーファミコン、査定額110000円)
1位に輝いた「レンダリングレンジャーR2」は、10万円を超える買取価格がつきました。
このゲームが発売された当初、日本ではプレイステーションやセガサターンといった次世代機の登場により、スーパーファミコンのこのソフトの発売本数は、ごくわずかでした。さらに発売元であるイギリスのメーカーがゲーム事業を撤退し、権利関係が複雑化してしまい、ダウンロード版の再録も叶わなかったのです。
こういった背景からかなりマイナーなゲームでしたが、後にクオリティーの高いグラフィックや派手なエフェクトなど、良作ゲームと評価され、今も多くのマニアが探し求めています。
このゲームが発売された当初、日本ではプレイステーションやセガサターンといった次世代機の登場により、スーパーファミコンのこのソフトの発売本数は、ごくわずかでした。さらに発売元であるイギリスのメーカーがゲーム事業を撤退し、権利関係が複雑化してしまい、ダウンロード版の再録も叶わなかったのです。
こういった背景からかなりマイナーなゲームでしたが、後にクオリティーの高いグラフィックや派手なエフェクトなど、良作ゲームと評価され、今も多くのマニアが探し求めています。
via www.amazon.co.jp
まとめ
高価査定されるレトロゲームのソフトは、発売された当時のトレンドから外れていたり、発売元の状況によってごく少量しか生産されなかったという背景があります。当時の注目度は低く、メジャーなゲームではなかったとしても、後にその希少性やクオリティーが評価されてプレミアソフトとなる可能性があるとわかりました。
また、個人によるゲーム実況の動画配信が一般的になっていることも、レトロゲームの認知度を押し上げている理由のひとつと考えられます。昔プレイしていた懐かしいゲーム中には、マニアが喉から手が出るほど欲しがっているお宝が眠っているかもしれません。
また、個人によるゲーム実況の動画配信が一般的になっていることも、レトロゲームの認知度を押し上げている理由のひとつと考えられます。昔プレイしていた懐かしいゲーム中には、マニアが喉から手が出るほど欲しがっているお宝が眠っているかもしれません。
2020/11/29 04:07
2位の時点で1位のネタバレやめーやw