ツチノコとは?
ツチノコといえば「ヘビのような頭」「胴体がやたら太く、体長は短め」のイメージでおなじみですが、昔から目撃例の絶えないUMAとして日本全国で知られていますよね。
UMAの中では割りと「実在するんじゃ?」と思わせてくれるものがありました。ではいつ頃から目撃例があったのでしょうか。
UMAの中では割りと「実在するんじゃ?」と思わせてくれるものがありました。ではいつ頃から目撃例があったのでしょうか。
「野槌」から「槌の子」へ
「野槌」(鳥山石燕, 1779年)
蛇のようだが、直径15センチ、体長1メートルくらいで、太さの割りに短い。頭のてっぺんに口がある以外は目も鼻もなく、ちょうど柄のない槌のような形をしている。深山に棲み子ウサギやリスを食べる。時には人を喰うとされた。ツチノコは、野槌に似ていることから名づけられた名前である。あるいは一説に、ノヅチの伝説の元になった実在の生物ともいう。昭和40年頃には、野槌の伝承はツチノコとしてほぼ統一されている。
引用:wikipedia
引用:wikipedia
via ja.wikipedia.org
江戸時代には「野槌」という妖怪は広く知れ渡っていたようで、数々の資料が残されています。その野槌を小さくしたような存在が「槌の子」ということのようですね。
畔田翠山『野山草木通志』に描かれた「野槌」
[1792~1859]江戸末期の博物学者。紀伊の人。名は伴存。通称十兵衛。別号、翠嶽・紫藤園。諸国を巡って植物・魚介を採集し図録にした。著「草木志」「水族志」「古名録」など。
引用:https://kotobank.jp
引用:https://kotobank.jp
via ja.wikipedia.org
人を食べるサイズとなると、かなり大きいのでしょうね。
絵はまるで足の無いワニのようです。
絵はまるで足の無いワニのようです。
そしてツチノコへ
via ja.wikipedia.org
目撃談などによる特徴
・普通のヘビと比べて、胴の中央部が膨れている。
・2メートルほどのジャンプ力を持つ。高さ5メートル、前方2メートル以上との説や、10メートルとの説もある。
・日本酒が好き。
・「チー」などと鳴き声をあげる。
・非常に素早い。
・尺取虫のように体を屈伸させて進む、尾をくわえて体を輪にして転がるなどの手段で移動する。
・いびきをかく。
・味噌、スルメ、頭髪を焼く臭いが好き。
・猛毒を持っているとされることもある。
引用:wikipedia
・2メートルほどのジャンプ力を持つ。高さ5メートル、前方2メートル以上との説や、10メートルとの説もある。
・日本酒が好き。
・「チー」などと鳴き声をあげる。
・非常に素早い。
・尺取虫のように体を屈伸させて進む、尾をくわえて体を輪にして転がるなどの手段で移動する。
・いびきをかく。
・味噌、スルメ、頭髪を焼く臭いが好き。
・猛毒を持っているとされることもある。
引用:wikipedia
なんか胡散臭いものばかり…
「いびき」とか関西人でなくても思わずツッコミ入れたいところですね。
「いびき」とか関西人でなくても思わずツッコミ入れたいところですね。
ツチノコの歴史
・縄文時代の石器にツチノコに酷似する蛇型の石器がある(岐阜県飛騨縄文遺跡出土)。また、長野県で出土した縄文土器の壺の縁にも、ツチノコらしき姿が描かれている。
・奈良時代の『古事記』、『日本書紀』にはカヤノヒメ神の別名であり野の神、主と書かれてある。
・江戸時代に出版された百科事典『和漢三才図会』に、「野槌蛇」の名称でツチノコの解説がある。
・1972年、作家の田辺聖子が、ツチノコ捕獲に情熱を燃やす作家山本素石をモデルとした小説『すべってころんで』を発表。ツチノコの名が全国的に知れ渡ることとなった。
・1973年、ツチノコに遭遇した経験を持つという漫画家の矢口高雄が、ツチノコをテーマとした漫画『幻の怪蛇バチヘビ』を発表。ツチノコブームのきっかけを作った。なお、同作品は『釣りキチ三平』と共に、1974年の第4回講談社出版文化賞を受賞している。
・1974年、漫画『ドラえもん』においてツチノコを描いたエピソード「ツチノコさがそう」が雑誌「小学五年生」に掲載され、翌1975年には「ツチノコ見つけた!」が「小学六年生」に掲載された。後に『ドラえもん』が台湾へ輸出されたことで、台湾の多くの学生たちにはツチノコの姿として、これらの作中で漫画風にアレンジされたツチノコのイメージが定着している。
・フジテレビ系バラエティ番組、奇跡体験アンビリバボーでは、太平洋戦争当時の日本軍が捕獲し、軍の研究所で飼育、観察されていたとされるツチノコの話題を取り上げた。不鮮明ながら、モノクロ写真とされる物も残されている。死後解剖された際の結論は、毒の成分から考えてニホンマムシの亜種だったと記されている。
縄文時代とか言われてしまうと、もう日本有史以来ということになってしまいますね。
そしてツチノコは日本全国で実に多くの目撃例があるのですが、しかし決定的といえるような証拠は今もなお存在しないのです。
そしてツチノコは日本全国で実に多くの目撃例があるのですが、しかし決定的といえるような証拠は今もなお存在しないのです。
via ameblo.jp
引用:wikipedia