波紋とは?
東洋の仙道に伝わる秘術の1つ。独特の「呼吸法」により血液中のエネルギーを蓄積し、生命エネルギーを活性化させる。呼吸法により練り上げた生命エネルギーが「波紋」に見えたことからそう呼ばれる。「波紋の呼吸」で作り出されるエネルギーは「太陽光と同じ波動」であり、強い波紋エネルギーは太陽光に弱い吸血鬼を死滅させることができる。また、生命エネルギーを活性化させることから、老化を遅らせることができ、Part2に登場するリサリサは50歳だが、外見上は20代後半に見え、年老いたストレイツォも、年老いてはいるが同年代のスピードワゴンよりも若い姿を保っている。それと共に怪我をある程度治癒させる力もあり、ツェペリが出会った波紋を知るきっかけとなった波紋使いは、足の傷口が壊死し切断するしか方法がなかった患者の傷口に波紋エネルギーを与えることによって、傷口を活性化させ治療している。なお、波紋にはいくつかの種類があり、中でも「山吹色の波紋疾走」(サンライトイエロー・オーバードライブ)が最も波紋エネルギーが強い。Part7では、波紋はスタンドという才能に近づくための手段のひとつとされている。作者の荒木は、単行本で「エネルギーを絵にできないかと考え生まれたのが波紋です」と述べている。
ジョナサンジョースター
1868年4月4日イギリス生まれ、血液型はA型、身長195cm、体重105kgの巨漢。考古学を専攻する大学生。年齢はディオと同い年。極めて生真面目な英国紳士である。正義のためならばどのような困難であろうとも怯むことなく、それを真正面から受け止め、乗り越えることが出来る、そして自分の正義だけを盲信せず、他人への配慮を忘れない、優しさをもっている。
作者の荒木は「ジョジョの歴代主人公同士が戦ったら誰が一番強い?」という問いに対して「実はジョナサンじゃない?」と答えている。
ジョセフジョースター
1920年9月27日誕生、イギリス出身。18歳の時にアメリカ合衆国に移住し、後に帰化している。身長195cm、体重97kg。血液型B型。ジョナサン・ジョースター、エリナ・ペンドルトン夫妻の息子であるジョージ・ジョースター2世と、母エリザベス(リサリサ)の間に生を受ける。
イギリス空軍のパイロットだった父は、ジョセフが生まれて間もない頃に軍に潜んでいた屍生人(ディオ・ブランドーの配下だったゾンビ)に殺害され、母もある事情から死んだことにされていたため、幼少期・少年時代は祖母エリナの手で育てられた。
18歳の時にリサリサの召使だったスージーQと結婚し、一人娘・ホリィをもうけた。空条承太郎は、ホリィと日本人ミュージシャン・空条貞夫の間に生まれた孫である。また、1980年代に日本で不倫関係にあった女子大学生・東方朋子との間に、隠し子・東方仗助がいる。