ドラゴンクエストシリーズにおけるスライム
ドラゴンクエストシリーズにおけるスライムは、それまでのファンタジーにおけるスライムと違い形状がしっかりとしています。
従来型のスライムは不定形でアメーバ状、顔に巻きついて窒息させるという攻撃方法でした。
従来型のスライムは不定形でアメーバ状、顔に巻きついて窒息させるという攻撃方法でした。
「数あるモンスターのなかで、凄い人気が出ちゃったスライム。実は描いたときそんなに入れ込んだキャラじゃなかったんすよね。スライムってドロドロでペシャンコのイメージがあって、それが嫌だから立体に描いた。それだけで人気者になるとは思わなかったっす(笑)。」
堀井雄二氏のスケッチでは従来型のアメーバ状だったスライムを鳥山明氏が立体にデザインしたのがドラクエにおけるスライムの始まりです。
『II』までは敵キャラクターとしてしか登場しなかったスライムだが、『III』以降では町の中で普通に話ができるスライムや、仲間になるスライムも登場するようになった(その際に「ボクは悪いスライムじゃないよ!」と言うのはほぼ定番となっている)。町の中にいるスライムは、人間と同じ言葉を話せるものと、「ピキー!」などの鳴き声のみ発するものが存在する。また、『III』ではランシールの神殿の中にゲームのヒントになる発言をするスライムがいる。
いわゆる人型、ランクの高いモンスター以外で人語を理解、話すものはスライムくらいだと思います。
スライム基本形 定型タイプ
ここで言うスライム基本形・定型タイプとは、青のスライムと同じ形状をしているものです。基本形とは、ドラクエのシリーズⅠ-Ⅵまでに登場したものとしています。
ぶちスライム
ドラクエⅥに登場。スライムよりも弱いモンスターが登場するのは始めてでした。これについては考察があり(以下引用)、
「ぶちスライムは、『自分たちより弱いモンスターがいればいいのに』というスライムの夢である」というもので、ぶちスライムが夢の世界にしかおらず、逆にスライムは現実世界にしかいないという事実から挙がった考察である。
引用元:ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*
「ぶちスライムは、『自分たちより弱いモンスターがいればいいのに』というスライムの夢である」というもので、ぶちスライムが夢の世界にしかおらず、逆にスライムは現実世界にしかいないという事実から挙がった考察である。
引用元:ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*
メタルスライム
シリーズ全作品に登場している人気者。素早さが高く、エンカウントしたと思ったら逃げ出していることも多い。呪文が効かない、打撃はほぼ1ダメージという硬さも特徴。獲得できる経験値が多いので、中盤までの稼ぎモンスターとして狩られる運命にある。
スライム基本形 崩しタイプ
不定形で泡立っているスライム。『ウィザードリィ』のバブリースライムと同系であり、ドラゴンクエストシリーズではこの種族だけが古典的スライムのような粘液状の体をしているが、目と口は存在する。
Wikiではメルトスライム属というくくりで説明されていますがここでは不定形のスライムで分けているのでWikiの属性とは違います。
バブルスライム
初登場は、ドラゴンクエスト2で登場しており、以降のシリーズにも登場している。
毒の沼地から生まれたスライムで、半液体状に溶けている。どちらか言うと本来のスライムに近い形をしている。
主に相手を毒状態にする攻撃を得意とする。
引用元:ピクシブ百科事典バブルスライム
毒の沼地から生まれたスライムで、半液体状に溶けている。どちらか言うと本来のスライムに近い形をしている。
主に相手を毒状態にする攻撃を得意とする。
引用元:ピクシブ百科事典バブルスライム
via f.st-hatena.com
3以降は現在の特徴がほとんど完成しており、ダメージは1しか出ないがHPは減ったので倒しやすくなり、経験値も3では40,200ポイントの経験値をパーティーの人数で分配、4人パーティならば10,050ポイントとなる。4以降のシリーズでは一律で10,050の経験値となっていたが、経験値分配仕様の9では再び40,200の経験値となった。
スライム基本形 派生タイプ
基本形では無いがスライムらしさも持っているタイプ。
合体したり被り物をかぶったりしているものを仕分けています。
合体したり被り物をかぶったりしているものを仕分けています。
via pbs.twimg.com
不定形で天井などに張り付いて不意に冒険者の顔に巻きつくという特徴もある。ドラクエほど雑魚扱いはされない。