「七色の声を持つ男」
山寺宏一さんは「七色の声を持つ男」という異名があります。それだけ声の領域が広いんですね。それだけでなく、演技力も高いのでシリアスな役からふざけた役までなんでもこなしています。モノマネ番組にも出演するほど、声真似もうまいので他の声優さんがやっていた役を引き継いでやることも多いですね。特に、子ども向けのアニメですと声がガラッと変わると子どもたちが違和感を覚えてしまいます。なるべく違和感を与えないように似た声色の出せる声優さんを使うことが多いですよね。
1995年に亡くなった富山敬さんの作品は山寺さんが引き継いでいます。他にも木村幌さん、笹岡繁蔵さん、松尾銀三さん、鈴置洋孝さん、北村弘一さん、黒沢良さん、納谷悟朗さん、永井一郎、藤さん、城裕士さん、岸野一彦さんといった方からの役も受け継いでいます。一から新しい役を作るのも大変だとは思いますが、できた役を引き継いでいくのも大変ですよね。これだけ色々な人からの役を引きついでいるというのも山寺さんならではだと思います。
1995年に亡くなった富山敬さんの作品は山寺さんが引き継いでいます。他にも木村幌さん、笹岡繁蔵さん、松尾銀三さん、鈴置洋孝さん、北村弘一さん、黒沢良さん、納谷悟朗さん、永井一郎、藤さん、城裕士さん、岸野一彦さんといった方からの役も受け継いでいます。一から新しい役を作るのも大変だとは思いますが、できた役を引き継いでいくのも大変ですよね。これだけ色々な人からの役を引きついでいるというのも山寺さんならではだと思います。
アンパンマンで数々の役を好演!
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山寺さんというとアンパンマンのイメージが強いのではないでしょうか。アンパンマンでは元々、ばいきんまんのオーディションを受けたそうです。ですがばいきんまんやくは中尾隆聖さんに。やまでらさんは「めいけんチーズ」役に決まりました。
当時、山寺さんはデビュー3年目。まだまだ新人だったので犬の役に決定したのかもしれません。ですが、そこから30年以上チーズを演じられています。山寺さんが犬役なんてすごくもったいない気もしますよね。
アンパンマンではほかにもかまめしどん、カバオくんなど数々の役を務められています。1つの番組で同じ声優さんがいくつもの役をやっているのに全く違和感がありません。さすがですよね。
カバオくんに関しては、初めは名前もないモブ役だったそうです。キャストたちでガヤのアテレコをしたときに、山寺さんがずっとカバオくんの動きに合わせて声をあてていたそうです。おぼっちゃま風のしゃべり方にしたのも山寺さんのアイデア。これが評価され、カバオくんの役もどんどん立っていったのだとか。さすがですよね。
そして、2019年からは引退された増岡弘さんから引き継いでジャムおじさん役も担当されています。子どもたちに「ジャムおじさんの声が変わった!」と思われないように増岡さんの演技に近づけた演技をされています。
たまたまアンパンマンを見た時、ジャムおじさんとチーズが活躍する話でほぼ山寺さんが一人でしゃべりっぱなしだった時はすごい!と思いましたよ。
当時、山寺さんはデビュー3年目。まだまだ新人だったので犬の役に決定したのかもしれません。ですが、そこから30年以上チーズを演じられています。山寺さんが犬役なんてすごくもったいない気もしますよね。
アンパンマンではほかにもかまめしどん、カバオくんなど数々の役を務められています。1つの番組で同じ声優さんがいくつもの役をやっているのに全く違和感がありません。さすがですよね。
カバオくんに関しては、初めは名前もないモブ役だったそうです。キャストたちでガヤのアテレコをしたときに、山寺さんがずっとカバオくんの動きに合わせて声をあてていたそうです。おぼっちゃま風のしゃべり方にしたのも山寺さんのアイデア。これが評価され、カバオくんの役もどんどん立っていったのだとか。さすがですよね。
そして、2019年からは引退された増岡弘さんから引き継いでジャムおじさん役も担当されています。子どもたちに「ジャムおじさんの声が変わった!」と思われないように増岡さんの演技に近づけた演技をされています。
たまたまアンパンマンを見た時、ジャムおじさんとチーズが活躍する話でほぼ山寺さんが一人でしゃべりっぱなしだった時はすごい!と思いましたよ。
ディズニー映画にも多数出演!
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山寺さんといえばアンパンマンの他に、ディズニー映画にもかかせない存在ですよね。
ドナルドダックをはじめ、「美女と野獣」の野獣、「アラジン」のジーニー、スティッチ、リトルマーメイドのセバスチャン(3代目)など数々の役を担当されています。
特に山寺さんにとって思い入れの深い役はジーニーだそうです。山寺さんは器用で何でもできる一方、「器用貧乏になるんじゃないか」と先輩声優さんに言われていたそうです。なんでもこなすけど、山寺さんといえばこれ!という代表作がなかったんですよね。
山寺さんもジーニー役は絶対にやりたい!という思い入れがあったそうです。ジーニーは1つのキャラクターですが色々な声色を持っていてまさに器用ではないとできないキャラクターですからね。見事オーディションに合格し、ジーニーは山寺さんの代表作になったんです。ジーニー歌、「フレンドライクミー」は山寺さんのアイデアも取り入れて歌われています。
ちなみに、2019年に公開された実写版のアラジンでも山寺さんが吹き替えを担当しています。実写の方は縁者であるウィル・スミスさんの吹き替えということでアニメ版とはまた違う演技をされているんですよ。比べてみるのも面白いと思います。
また、数々のキャラクターを演じてきた山寺さんですが、中でも難しいのはドナルドダックとスティッチだそうです。どちらも独特の声ですし、英語を翻訳してセリフにしているのでとっても難易度が高いそうですよ。英語版の方と違いすぎてもいけない、などもあるようです。
ドナルドダックをはじめ、「美女と野獣」の野獣、「アラジン」のジーニー、スティッチ、リトルマーメイドのセバスチャン(3代目)など数々の役を担当されています。
特に山寺さんにとって思い入れの深い役はジーニーだそうです。山寺さんは器用で何でもできる一方、「器用貧乏になるんじゃないか」と先輩声優さんに言われていたそうです。なんでもこなすけど、山寺さんといえばこれ!という代表作がなかったんですよね。
山寺さんもジーニー役は絶対にやりたい!という思い入れがあったそうです。ジーニーは1つのキャラクターですが色々な声色を持っていてまさに器用ではないとできないキャラクターですからね。見事オーディションに合格し、ジーニーは山寺さんの代表作になったんです。ジーニー歌、「フレンドライクミー」は山寺さんのアイデアも取り入れて歌われています。
ちなみに、2019年に公開された実写版のアラジンでも山寺さんが吹き替えを担当しています。実写の方は縁者であるウィル・スミスさんの吹き替えということでアニメ版とはまた違う演技をされているんですよ。比べてみるのも面白いと思います。
また、数々のキャラクターを演じてきた山寺さんですが、中でも難しいのはドナルドダックとスティッチだそうです。どちらも独特の声ですし、英語を翻訳してセリフにしているのでとっても難易度が高いそうですよ。英語版の方と違いすぎてもいけない、などもあるようです。
その他の代表作は?
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アンパンマン、ディズニー以外にはどんな代表作があるのでしょうか。
山寺さんが声優デビューしたのは1986年。初めはチョイ役が多かったですが転機になったのは1989年から放送されていた「らんま1/2」の響良牙役です。この役で一気に人気が出たんですよ。良牙が水にぬれて変身する黒豚Pちゃんの声も山寺さんです。器用にこなしているところは実に山寺さんらしいですが、今聞くと今の山寺さんが担当している役とはまた違う感じです。また、「らんま1/2」では受洗協のガイド役も担当されていました。何役もこなしているのはさすがですよね。
他には「魔神英雄伝ワタル2」の渡部クラマ、「新世紀エヴァンゲリオン」の加持リョウジ、「っはじめの一歩」の真田一機などがあります。現在でも数々のアニメ作品に出演されていますよね。
ベテランでありながら、主要な役はもちろんチョイ役でも出演されているのがすごいです。これからも山寺さんの活躍が楽しみですね。
山寺さんが声優デビューしたのは1986年。初めはチョイ役が多かったですが転機になったのは1989年から放送されていた「らんま1/2」の響良牙役です。この役で一気に人気が出たんですよ。良牙が水にぬれて変身する黒豚Pちゃんの声も山寺さんです。器用にこなしているところは実に山寺さんらしいですが、今聞くと今の山寺さんが担当している役とはまた違う感じです。また、「らんま1/2」では受洗協のガイド役も担当されていました。何役もこなしているのはさすがですよね。
他には「魔神英雄伝ワタル2」の渡部クラマ、「新世紀エヴァンゲリオン」の加持リョウジ、「っはじめの一歩」の真田一機などがあります。現在でも数々のアニメ作品に出演されていますよね。
ベテランでありながら、主要な役はもちろんチョイ役でも出演されているのがすごいです。これからも山寺さんの活躍が楽しみですね。
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